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「横領だ」「就活に影響するよ」 大人たちが学生に浴びせた言葉に絶句… 大学ゴルフのパワハラ問題・当事者たちが告発
当コラムで明らかにしてきた関東学連の社会人理事と監督・学生理事の対立問題。その深層部分にあるのが、社会人理事たちが行った学生理事に対するパワハラの事実。前回語ってくれたAさんとは別のパワハラ事件当事者であるBさんがその真相を明かします。
「社会人理事のことは聞いていたので不安な気持ちで学生理事になった」
当コラムで明らかにしてきた関東学連の社会人理事と監督・学生理事の対立問題。その深層部分にあるのが、社会人理事たちが行った学生理事に対するパワハラの事実。今回はその被害者3人に集まってもらい、リモート座談会を行いました。学生理事たちの身に、一体何が起きていたのか。第2回は、前年に発生したパワハラ騒動を引きずる中、追い討ちをかけるように発生したもう一つのパワハラ事件。その当事者である、Bさんが真相を明かします。
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<出席者>
2023年度 日本学生ゴルフ連盟・関東学生ゴルフ連盟理事 Aさん
2024年度 関東学生ゴルフ連盟理事 Bさん
2024年度 日本学生ゴルフ連盟・関西学生ゴルフ連盟委員長 Cさん
司会=小川朗(日本ゴルフジャーナリスト協会会長)
※ ※ ※
――第2回は2024年度の学生理事であるBさんに、Aさんの体制を引き継いでからの経緯をお聞かせ願えますか? Aさんへのパワハラ問題も引きずりながら、引き継ぎが行われていくと思うんですけど。
Bさん 前年の委員長からある程度、学生理事の苦労とか、そういう大人たちとのいろいろな話は聞いていたので、少し不安な気持ちもあって学生理事になったんです。新しい会長になって暫定的にある程度落ち着くのかなと思ったんですけれども、特に自分が所属している大学とかはスーパーリーグ(※1)とかの関係もあって「冷たい視線を浴びせられているな」っていうのは理事会でも感じていました。
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※1=正式名称は「一般社団法人全日本大学ゴルフスーパーリーグ」。同法人の公式ウェブサイトには「大学ゴルフの質の向上、世界水準の選手育成を目的として2021年4月に設立いたしました。学生ゴルファーに対し、より多くの試合の機会の提供することを目的として定期的な対抗戦の開催、海外の大学との交流戦、海外の試合への派遣などを行っていく所存です。既に海外大学参加のパンパシフィック大会を国内で継続開催しており、今後も国際化にも注力していく方針です」とある。今年の9月にも、静岡・グランフィールズで開催予定。
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――社会人理事たちにとって、スーパーリーグは本当に受け入れがたい存在だったようですね。わざわざ「学連とは無関係」とHPで発表したりして。その後、Bさんが標的にされるんですね?
Bさん 自分が一番問題にされたのが、4月の頭にリーグ戦の運営でコース交渉に行った際のこと(※2)です。その時に自分にも非はあったと思うんですけど「ここまでするかな」と感じました。そこから大人たちの一部の人たちからは本当に迫害されるみたいな感じで白い目をよけい向けられるようになりましたし、自分も連盟にいづらい感じになってしまいましたね。
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※2=【事実関係】(Bさんの証言による)
1)2024年4月某日にAさんとほか2名がブロックリーグ戦の試合当日の運営スケジュールやヤーデージ(各ホールの長さ)を決めるなどのコース交渉をするため、Bカントリークラブを訪問。本当はAさんと別の大学の学生が行く予定であったが、都合が合わなくなったため、チームメイト2人に同行してもらった。
2)フォアキャディーの有無やバンカーの砂の量、防球ネットの排除など実際にコースに出てみないと分からない部分があったため、午前中は3人で実際にラウンドして午後からコースと大会開催のための交渉を行った。
3)交渉が終わって帰る際にフロントでプレー代の精算の要求をされたため、リーグ戦の請求書とまとめて学連に請求してほしいと言って帰宅した。
4)後日、Aさんともう1名の交通費や手土産代を学連事務局に請求し、請求額を各々の口座に振り込んでもらったが、Bカントリークラブから請求書が来た際に、Aさんたちの請求のプレー代と食事代が社会人理事から「不正だ」と指摘を受けたため、全額返金した。
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――それ自体がパワハラな気がする。
Bさん 結局、リーグ戦の交渉で行ったお金は連盟にお返しするという形を、弁明の機会すら与えてもらえずに決定されたのが、自分の中ではまだ納得いっていないんです。
――弁明の機会も与えない、というのは問題ですね。その後はどうしたのですか?
Bさん その後も運営とかには参加せずに息をひそめるといいますか、あんまり存在感を出さずにその後過ごしていって、また10月ぐらいですかね。当時の社会人理事の会計担当をしていた方に「前委員長のパワハラ問題の弁護士費用の150万円分、これがどうなっているのか教えていただけないでしょうか」ってメールで聞いて、説明会みたいなのを開催したんです。「その時に(社会人理事も)いるから話しよう」と言われていたんですけど、話し相手にもなってもらえず、実際、小川さんも現場にいたと思うんですけど、ひどい言葉を浴びせて、そのまま帰られたんです。
――あの時の「横領だ」とパワハラ(発言)された一件は、そういう流れだったんですね。
Bさん はい。延々とやってきたところで「横領だ」と言われているんです。
――その下見をしたのが4月ですか。
Bさん そうです。
――その話が10月までずるずると、半年も続いたあげくにパワハラですか。
Bさん そうですね。コースでかかったプレー代と食事代を7月にお支払いして、そこで一旦話は終わりだと思ったんですけど、10月にまたそれで150万円の件を聞いた時にまたその件を蒸し返されました。
――社会人理事の門馬光直氏が会議に来ていた人たちの面前でBさんにパワハラをし、居合わせた大学ゴルフ部の監督から制止された一件ですね? しかし、コースの下見には、もちろん報告してから行ってるわけですよね。
Bさん そうです。問題になったのは、試合に出場する選手が実際下見に行っていることで、選手の情報のアドバンテージに差があるということなんですけども、これは過去から何回も試合に出場する選手が実際にコースを行ったりしていて、おとがめなしだったので問題ないという判断で行ったんです。学生連盟って大学からゴルフを始めた人ばっかりで、あんまりゴルフに対して知見がない方が多いので、その人たちを連れて交渉に行くよりも、ジュニアの頃からちゃんとゴルフの知識とか経験がある人たちを連れていって、的確なアドバイスいただける人の方がいいかなと思って、その人たちを連れてったら、こういうことになってしまったという形です。
――2人が3人になってたとか、1人多かったとか、そういうことも言っていたんですね。
Bさん そういうことも言っていましたけど、それも問題でもないんですね。お金はちゃんとお支払いしましたから。自分も、反省すべき部分はあると思うんですけれども、一方的に結論付けられてしまって、納得いかないです。
「大人たちの面倒くさい争いに早く終止符を打ちたい」
――それで7月ですか。JGAの山中博史専務執行役のところに、学生理事が行ったんですよね。その相談に行ったっていう人たちの気持ちは?
Bさん そうですね。一言で言うなら「大人たちの面倒くさい争いに、早く終止符を打ちたい」という思いからです。こういう別のお金の問題とかいろんなものに付き合わされて、正直、疲労感もありました。余計な仕事量とかも出てきましたし、自分たちのイメージしていた連盟ではないっていうところが、相談に行った一番の理由です。
――学生理事たちはBさんが社会人理事たちから白い目で見られているという状況を知っていたわけですよね。
Bさん そうですね。実際に指摘されたのは4月ではなくて6月半ばだったんですけど、7月に集まる機会がありますから。その時に総会の開催をお願いしても、開催してくれない状況でした。
――BさんはAさんの1級下ですが、Aさんが北口博会長代行(当時)からパワハラに遭ったりしていたことは、知っていましたか?
Bさん はい。シンプルに大人たちに対して「ひどいな」という怒りも少し覚えました。特にAさんに対して「(この行動が)就職活動に影響するよ」みたいな発言もあったと聞いて、これから学生たちも大人に対して意見を言いづらくなると思いました。連盟よりは自分たちの将来の方が大切になってくるので、そういった発言をされると自分たちもこれから大人に対して強く言えなくなる。
――北口さんからのメールは私も確認しています。これもまた深刻な問題だと思いますね。そのあと今度はBさんがパワハラを受けてしまうわけですが、8カ月が経過した今も思いは変わりませんか? Bさん自身、任期が終わった時に、同期の仲間に向けて社会人理事への忸怩たる思いを吐露されていましたが。
Bさん そうですね。今も気持ちは変わっていないです。最後は自分たち学生理事は内部崩壊みたいな感じで終わってしまった感じなので、悔しさも残りました。
――結局12月22日の総会も潰された感じでしたもんね。Aさんに続いてBさんもまた、大きな悔いを残して卒業されたわけですね。楽しいはずの部活動が、こんな形になるとは残念でなりません。次回は最終回。騒動の泥沼化を今も体験している日本学連の前委員長・Cさんが騒動の真相を暴露します。
(第3回につづく)
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