人生の選択肢に正解なんてない。選んだ道を正解にしていくプロセスが人生だ。
パパだけど学生。でも、父親として胸を張って子育てを楽しみたい!
今となっては「過去」の話ですが、ほんの2年と少し前、
僕は学生パパでした。つまり、父親でありながら、大学生でした。
高校時代から付き合っていた妻と入籍したのは、大学一年の時でした。
長男が生まれて「父親」となったのは大学二年の時でした。
学生でありながら、パパである。
日本全国見渡しても、そう何人もいない「学生パパ」でした。
言わずもがな、いわゆる「でき婚」でした。
もちろん、お互いにとって完全なるサプライズでした。
慌てました。驚きました。焦りました。
それにも関わらず、お互いにとって子どもを授かったことは、
「できちゃった」=「アクシデント」ではなく、
「授かりもの」=「プレゼント」でした。とても不思議なことに。
彼女はせっかくの思いで入学した大学を直ちに辞めました。
僕自身も、子どもを産みたい気持ちが強かったので、
「大学を辞めて、働いてお金を稼ぐ。だから産ませてほしい。結婚させてほしい。」
そう彼女の両親に懇願していました。
そんな僕のがむしゃらな姿に覚悟を見てくださったのか、
ご両親は結婚を許してくれました。
そして極めてささやかな式を挙げて結婚し、僕は父親になりました。
あれから、早くも5年が経ちました。
長男は5歳になりました。
めちゃくちゃ生意気です。
アタマがデカいです。
社会人一年目で産まれた次男のことを、
とてもよくかわいがってくれています。
長男と次男が楽しそうに遊んでいる姿を見ると、とても幸せな気持ちになります。
いま思えば、あのとき僕も彼女もお互いにとても思いきった決断をしたのだなと思います。
自分の人生の中でも最も大きな選択の一つである結婚を19歳にして決意して、
パートナーと、わが子の人生を背負う決断をしたのですから。
決断とは、「決めて、断つこと」。
結婚・出産を決意したことで、
「自由に溢れた気ままな学生生活」という道は断たざるを得ないわけです。
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それでもなお。
それでもなお、僕はあの時、あの決断をして心から良かったなと思っています。
いろんな方のアドバイス、いろんな方の支援があって、
いま、僕はとても充実した日々を過ごしています。
あのときした決断が「正解」だったかどうかなんて、正直今でも分かりません。
ただ間違いなく言えることは、あの決断がなければ、今の僕は存在し得なかったということ。
人生における選択肢についtて、「模範解答」なんか存在しない。
正解なんて、ない。
できるとするならば、自らが選んだ選択肢を成功に導くように努力するのみ。
僕も妻もいつも、「生まれてきてくれて、ありがとう。」と息子に伝えています。
彼はさっぱり、頓珍漢な表情をしていましたが、
こう返事をしてくれるのです。
「生んでくれて、ありがとう。」
まだまだ、仕事人としても家庭人としても未熟な僕ですが、
子どもの成長曲線に負けない圧倒的なレベルで成長していきたい、と、
改めて思いました。
結婚、就職、転職、起業。などなど。
人生においては「選択」を迫られる局面が無数にありますが、
大切なのは正解を選ぼうとすることではなく、
直感的にワクワクすることを選び、選んだ選択肢を正解に近づける努力を、
ひたすら続けることが大切なんだとうなーと。
ちょうど、大事な決断をされた方が周囲にたくさんいたので、
僕自身の「決断」について振り返ってみました。
あと2年で長男は小学生。
あっという間すぎてビビりますが、これからも頑張っていきたいです。
*今日は徒然なるままに書き連ねてしまいましたが、ご容赦下さいませ。