「ドチビ、自分ベル・クラネルと何処で出会ったんや?」
「僕の住んでる廃教会だよ、今の【ヘスティア・ファミリア】の
「・・・・・・」
「いきなりなんなんだいロキ?」
「もしかしたら、ベル・クラネルは
『!?』
ロキの一言に神達が驚愕する。
「どういう事だい?」
ロキの言葉に質問するヘスティア。
「ベル・クラネルはドチビの眷族になるから
「うん、そうだよ」
「なら、なんで
「そうか、ベル君は変えられた後
「よっしゃ、これから
ロキの言葉で事態は動き出す。
ヘスティアが
「ちょ、君達何してるんだい!?」
『ヘスティア様、お帰りなさい』
「うん、ただいま。それで皆でこのエルフくんを囲っているのは何事だい!?」
ヘスティア様は全員から帰宅の挨拶をされ返事をした後、この状況の説明を求める。
「あぁ、彼女は僕達とは違う
「なんだって・・・」
ヘスティア様も驚愕の表情を浮かべる。
それはそうだ、僕達も驚いている。
別な形とは言え自分達と同じ
だからこそ・・・知る必要がある。
敵か、味方かを・・・。
「質問には素直に答えろ。さもなくば即座にその首を刎ねる」
朔夜が太刀を首に触れるスレスレまで近付ける。
「まずお前の名はなんだ?」
「フィルヴィス・シャリア」
「所属派閥は?」
「【デュオニュソス・ファミリア】」
「お前を
「違う、私をこんな姿にしたのはあの化け物・・・!!」
「化け物とはなんだ?」
「解らない」
「
「ある」
それを言った瞬間、五人がフィルヴィス・シャリアを殺そうと動こうとする。
「待て」
それを僕が一言で静止させた。
「何故、止める団長」
「此奴は我々を化け物に変えた輩共の一助を担う者だぞ」
「そうです、殺さなくては意味がない」
「考えわかんない」
「納得できる答えがあるんだろうなぁ」
静止されたことで気が立っている五人の視線が僕に注がれる。
「まだ殺すのは早計だ、それに彼女もまた被害者でもある。今度は僕の質問に答えてもらう」
「あぁ」
質問するのが僕に変わる。
「
「
「
「あぁ」
「
「デュオニュソス、イシュタル、ニョルズ、デメテル」
「!?」
ヘスティアは驚愕する、何故なら地母神でもあるデメテルが
「それはお前の主神はお前の存在に漬け込まれて協力しているのか?」
「違う」
「イシュタルは?」
「神フレイヤ打倒の為」
「ニョルズは?」
「海を守るため」
「デメテルは?」
「
「お前にはこのまま生きていてもらう、俺達も裁くことはしない」
『!?』
その言葉に全員が驚愕する。
「勘違いはするな。僕達はこんな身体にした
「だから、僕達に付け」
「なん・・・だと・・・」
「
「自分の物語ぐらい自分で築いてみせろ」
そう言いながら手を差し出す僕に対してフィルヴィスは無言のまま手を取ったのだった。