白兎が怪人になるのは間違っているだろうか


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作:白米は正義
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美神と悪神


最初はそう、本当に本当に偶然だった。

 

私はその日はたまたま都市の方に目を向けたの。

 

そしたら見つけたの、無垢な輝きと醜悪な光を宿す魂を持つ子供を・・・。

 

最初は驚きで何も言えなかったわ、何故って相反する形の魂が両立しているんですもの。

 

それから私はあの子のことから目が離せなくなってしまっていた。

 

そして、あの子は異常なほどに成長いえ飛躍といった方が良いかしら?

 

Lv.7から8、8から9へと駆け上がっていった。

 

何か秘密があることは解ってはいたわ、それでも【ステイタス】の詮索は御法度。

 

だから、私は何も言わなかったし行動にも移さなかった。

 

でも、それが白日の下に曝される時が来たわ。

 

緊急の神会(デナトゥス)が開かれた、議会の内容は新しくヘスティアの眷族五人全てがLv.7だったから。

 

そこで私を含めた神々が驚愕の渦に叩き込まれた。

 

それはヘスティアの眷族全員が闇派閥(イヴィルス)の人体実験の犠牲にされた子供達であること。

 

そして、狙われていたのは各派閥の下級冒険者の子供達や都市にやってきた子供達だということ。

 

二つ目に関しては全ての神々にとって怒髪天ものだ、自分の眷族を弄ばれるなど許すものですか!!

 

その事を全て話し終えたヘスティアは神々(わたしたち)に向けてこう言い切った。 

 

『娯楽好きの神共面白半分でボクの眷族に近付いてみろ、弁明は聞かない。問答無用の送還を覚悟しろ』

 

普段のヘスティアからは想像すら出来もしない底冷えした声と共に放たれるのは殺意と狂気を孕んだ神威。

 

その神威が消えてヘスティアが自分の席に座った瞬間、神々(わたしたち)は空気を求めて息をする。

 

()()()()()()、その事実だけが突き付けられる。

 

私はいえ、神々(わたしたち)は戦慄する。

 

炉の処女神(ヘスティア)の本気の憤怒と狂気に・・・。

 

 

 

 

最初、ウチは苛立っとった。

 

それはあのグータラではあるもんの良くも悪くも平等なヘスティアが不正(イカサマ)を仕出かしたことに関して。

 

そんな時、緊急の神会(デナトゥス)が開催されることになった。

 

こっちとしても好都合やった、サシで問い詰めに行くのは危険やと判断したからや。

 

もし、あのドチビが闇派閥(イヴィルス)に手を貸したっちゅうんやったら即送還する、そんな考えながら摩天楼施設(バベル)へと向かった。

 

会場に入ると、ドチビも含めて既に都市中の神共が集まとった。

 

ウチが噛み付くとドチビはいつもと違った反応を見せる。

 

『それについて話しに来たんだ、あの子達が冒険者になれば隠し通せることは出来ないからね。後、今からは君の茶々に付き合う気はないからねロキ』

 

キッパリとした口調で返され、ウチはドチビに違和感を覚える。

 

そして、それは間違いではなかった。

 

怪人(クリーチャー)』『闇派閥(イヴィルス)』『人体実験』などの単語が出てきよった。

 

ドチビの口からそんな言葉がポンポン出てくるとは思わんかった。

 

いや、誰が予想できんねんこんなもん。

 

闇派閥(イヴィルス)のボケ共、七年前に潰れたんと違ったんかい・・・胸糞悪いわ!!

 

すると、ドチビが神々(ウチら)全員にこう言った。

 

『娯楽好きの神共面白半分でボクの眷族に近付いてみろ、弁明は聞かない。問答無用の送還を覚悟しろ』

 

普段のドチビからは想像すら出来もしない底冷えした声と共に放たれるのは殺意と狂気を孕んだ神威。

 

その神威が消えてドチビが自分の席に座った瞬間、神々(ウチら)は空気を求めて息をする。

 

()()()()()()、その事実だけが突き付けられる。

 

それにドチビのあの神威(あつ)はヘタすりゃ女神(ヘラ)よりも・・・。

 

私はいえ、神々(ウチら)は戦慄する。

 

炉の処女神(ヘスティア)の本気の憤怒と狂気に・・・。

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