階層を降りていき辿り着いたのは三十七階層、目的地はもちろん
無限に溢れるモンスター達は感覚のズレを修正するのにうってつけなのだ。
「始めるか」
そう言って
ルーガルーの胴を断ち、スパルトイの頭蓋を砕き、ペルーダの首を飛ばし、バーバリアンの顎を蹴り砕き、リザードマン・エリートを脳天から両断する。
蹂躙、その言葉では収まらないほど惨劇と共に大量の魔石と
「そういえばあのスキル試してみようかな」
そう言うと双剣に纏わせるのは
ベヒーモスの猛毒を宿していたザルドさんの血肉を食べて得たスキル、それを試すなら誰も寄りつかない
そうして猛毒を纏わせモンスターを斬り魔石に変える。
しかし、これは猛毒で死んだというよりかは僕の一撃で死んでいる。
「う~ん、このスキルは扱いが難しいかもな。使うとしても、
モンスターに使った結果、【
その後はいつも通り魔法で
休息を取った後は更に下の階層に降りてきた。
四十四階層にいるフレイムロックから得られる
「これはどういうことだ」
開けた場所までやってきた僕が見たものはフレイムロックの大群だった。
数十体以上はいるフレイムロックに対し僕は違和感を感じる。
「ダンジョンに生み出されたからってあそこまで固まって行動するか?」
そう、モンスターは生み出されはするものの一カ所には留まることなく徘徊している。
なのに、フレイムロックは大群と呼べるまでに集まっている。
「まぁ、あれだけいれば火炎石も沢山採れるだろ」
そう言いながらその場所に飛び降りると、フレイムロック達が一斉に襲いかかってくる。
それを双剣で両断し魔石と
地上に戻る途中、【ガネーシャ・ファミリア】の団員達が檻を運んでいる、しかも中にいるのはモンスター。
「あの、モンスターを何処に運んでいるんですか?」
僕は近くに居た【ガネーシャ・ファミリア】の団員に話しかける。
「あぁ、ここから運び出しているモンスターは全て三日後に開かれる
「
「あぁ、お前さん最近オラリオに来たんだな。なら教えてやるよ」
その後、その団員から聞いた話はオラリオでは年に一度モンスターを
そのためにダンジョンからモンスターを連れ出しているらしい。
「逃げ出したり暴れたりしないですか?」
「そういう事もあるが問題はないよ、万が一の時は倒すし」
「そうですか」
そうして、僕は【ガネーシャ・ファミリア】の団員との話を終え地上へと戻るのだった。