「なんだこれは・・・?」
そして、各派閥の冒険者達と共に柱の中心部に着くとそこにはあり得ない光景が広がっていた。
【ゼウス・ファミリア】"暴喰"のザルド
【ヘラ・ファミリア】"静寂"のアルフィア
すると、死角から
「全冒険者に告ぐ、あの白髪の少年を援護しろ!!
咄嗟に叫んだ指示に対して冒険者達は
本来であるならば
その時、
そう、怒りに満ち満ちていた。
ザルドとアルフィア、第一級冒険者二人を相手に折れること無く戦いを挑み食らいついていく少年のあの姿を見て憧憬を抱いてしまった自分に対してだ!!
「くそっ、くそっ・・・!!」
そんな感情は捨てたはずだろう、あの時に・・・!!
何を今更縋ろうとしているんだ!!
「畜生・・・!!」
激しい戦闘の
「・・・・・・・・・・・・・・・」
滑稽、まず最初に今の俺に対する浮かんだ言葉がそうだった。
雑兵を片付ける中で
まるであの場所に俺の立つ場所は無いと言わんばかりに近くとも遠く感じてしまっている、
ギリッ!!
本来であればゼウスとの因縁を断ち切らねばならないのは俺だ、俺なんだ!!
しかし、運命はそれを許さずあの子供に一任させる。
なんたる脆弱!!なんたる惰弱!!
こんな所で俺は止まるわけにはいかない!!
俺が浴びるは敗北と屈辱の『泥』ばかりだ。
だからこそ俺は浴びてきた『泥』を全て『礎』に変える!!
『超克の礎』に変えてのける!!