「すべて持って行った」イチジク1000個が盗まれる 成熟していない実まで「初なりを取られた」福岡
FBS福岡放送
福岡県久留米市の農園で20日、収穫前のイチジクおよそ1000個が盗まれているのが見つかりました。生産者は怒りをあらわにしています。 ■奥村誠悟記者 「被害に遭ったのは、久留米市田主丸のイチジク農家です。こちらのケースおよそ25個分が盗まれたということです。」 男性は、久留米市でブドウとイチジクを栽培しています。20日朝、たわわに実ったイチジクを収穫するはずでした。 ■男性 「きのう朝に来たら、すべて緑になっていて、すべて持って行った。」 盗まれたイチジクはおよそ1000個で、被害額は時価15万円です。 男性は19日午前6時半ごろにイチジクの状態を確認し、収穫することを決めていました。 ■男性 「成長に合わせて手入れをしていきながら収穫を待つ。一番最初の初なりを取られた。」 今季初めての収穫となるはずだったイチジク。成熟していない実も含めて、根こそぎとられていたことから素人の犯行ではないかと推測しています。 ■男性 「きのうはこういう状態(実が赤くなっていない)のものまで持っていったんです。たぶん、素人やろうと思います。」 1年間、土づくりや枝葉の手入れなど手塩にかけて育てたイチジクを盗まれ、男性は怒りの気持ちでいっぱいだといいます。 ■男性 「人の作ったものを取るという行為が、人としてどうなのか。人間の自覚というか。二度と来ないでほしい。」 今後の対策については。 ■男性 「防犯カメラを付けんといかんかな。予防にはなると思います。」
果物の盗難をめぐっては、7月に、今回の現場から13キロほど離れた、福岡県うきは市浮羽町の農家で、梨が6000個以上盗まれる被害が発生しています。 警察は今回のイチジクの被害との関連も含めて捜査するとともに、付近で不審な車両を見つけたら車種やナンバーなどを知らせてほしいと注意を呼びかけています。