「悪質なデマ」でキャンパス封鎖、米大学で銃撃事件発生の虚偽通報相次ぐ
(CNN) 米ペンシルベニア州で21日、ビラノバ大学の構内で銃撃事件が発生しているという虚偽通報があり、学生らが構内に閉じこもって身を潜める行動を強いられた。現場は警察や消防が詰めかけて捜索を行うなど、一時騒然となった。
同大のピーター・M・ドノヒュー学長から関係者に届いた通知によると、負傷者の報告はなく、武器も見つからなかった。
キャンパスに警報が出されたのは現地時間の午後4時35分ごろ。同大のウェブサイトには「キャンパスで銃撃事件発生中。安全な場所へ移動を。ドアは施錠・封鎖。詳細は追って通知」と記載されていた。
大学や警察によれば、チャールズ・ウィジャー・ロースクールで銃撃事件が発生し、少なくとも1人が負傷したという匿名の通報があった。
通報を受けて警察や消防が現場に急行。CNN提携局WPVIの映像には、武装した警官が屋上に上がるなどして構内を点検し、銃撃犯や被害者を探す様子が映っている。
大学構内を捜索する警官/WPVI
捜索の結果、異常は見つからず、ドノヒュー学長は午後6時過ぎの通知で「安堵しているが、今日の出来事は私たち全員を震撼させた」と述べ、新入生や家族には「皆さんのビラノバ入学がこんな形になることは望んでいなかった」として謝罪した。この日は同大の学生向けオリエンテーションの初日だった。
この数時間前には、テネシー大学チャタヌーガ校でも銃撃事件発生の通報でキャンパスが一時封鎖されていた。警察はその後、安全が脅かされた形跡はないと発表。当局は悪質ないたずらとみて捜査している。