堀江貴文の教育廃止論について
わたしは、かれこれ15冊以上、堀江貴文の本を読んでいます。
その中でも、わたしの実体験と合わせて、とくに印象に残ったのは、堀江貴文の教育論です。
そもそも、堀江貴文の学歴は高い(久留米大学附設中高→東大文学部中退)のですが、堀江貴文は教育廃止論の急先鋒として有名です。
たしかに、堀江貴文自身は起業の時点で、「東大生」という看板を使えるだけ使ったのですが、スマホがある現時点で、中学・高校生になったならば、東大に行くかどうかは疑問であると述べています。
堀江貴文には「すべての教育は洗脳である」というそのものずばりの著書もあるくらいです。
要するに、日本の教育制度は、明治時代以来、国民国家を形成することを目的とした旧態依然としたものであり、個人の資質を柔軟に発達させることに向いていないということです。つまり、教育は優秀な兵隊を作り出す施設に過ぎなかったということです。
そして、堀江貴文は、ほとんどすべての事柄は本とスマホで自学自習できると主張しています。それゆえ、小学・中学・高校・大学・大学院は不要であるとの議論になるわけです。
わたしは個人的には、理系の実験・臨床を必要とする部分は残しても良いのではないかと考えます。しかし、基本的に大学院レベルまで自学自習が可能であるとの論旨には同意です。
とくに、哲学や数学のような、机上の論理のみで成り立っている学問については、すべて大学がなくとも学ぶことができるし、大学が制度的に存在しない時代にも学ばれていました。
また、堀江貴文は、学校の授業はオンラインで十分であると主張しています。コロナウイルスの感染拡大により、オンライン授業への移行が急激に進んでいる現在において、これは予見的な主張でした。
とくに、劇場型の一斉授業が基本的に不必要であることは既に明らかとなりました。
堀江貴文の著作は、時代遅れになった倫理や行動様式を批判し、新しい生き方を提示する点で卓越したものです。
これまで何も読んだことがない人は、何でもいいから一冊を読んでみることをお勧めします。



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