ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ

カンボジア情報

風化させてはいけないカンボジア事件簿:スマホの中身を見せろ!学生を脅迫!キリロム工科大学事件

カンボジアで日本人29人逮捕 ― 特殊詐欺事件の裏に潜む現実

カンボジアで日本人29人が逮捕された特殊詐欺事件が注目を集めています。

しかし、日本の司法が及ばない異国の地では、特殊詐欺に限らず、日本では知られていない事件や未解決の事案、放置されている違法行為が数多く存在します。

その一例として、カンボジア日本人会会長・小市琢磨氏による経歴詐称や未成年女性への不適切な行為、不正受給疑惑、日系企業への業務妨害や信用棄損などが指摘されています。こうした問題も、日本の司法が及ばないために野放しとなっているのが現状です。

「カンボジアIT界の東大」旧キリロム工科大学の訴訟

事務所整理中に、2020年の雑誌『FLASH』の記事を見つけました。そこには「日本人学生が提訴する カンボジアIT界の東大」と題した特集が掲載されていました。

旧キリロム工科大学と学長 猪塚武(現 香川県名誉大使)は、同大学の被害者学生らから集団訴訟を起こされています。

訴えの内容は以下の通りです。

授業を休ませ、大学施設内ホテルの建設工事に従事させる

衛生環境の悪い学生食堂

200人に洗濯機がわずか4台

「ITの東大」と称しながらWi-Fiが使えない

停電が頻発する環境を「電気を使わない実験」と説明

大学内にラブホテル計画

環境改善を求めると脅迫

「スマホの中身を見せろ」と強要、拒否すると強制退学

未成年学生2名に虚偽告訴(総額900万ドル)を提訴し、欠席裁判を仕掛ける

まともな日本人であれば信じ難いような事実が、カンボジアの山奥で2020年に実際に起きていました。

裁判とその後の経過

この大学と学長・猪塚武氏は、2023年10月に神戸地裁で被害者学生と和解に至りました。

しかし、2024年には「被害者学生の名前を公開しないことを求める裁判」を起こし、結果は棄却されています。

さらに2025年、猪塚氏は自身が非公開請求をしたにも関わらず、X(旧Twitter)で被害者学生の名前を投稿し、請求を行うという矛盾した行為に出ています。

一貫して支離滅裂な行為を続ける姿に、被害者学生たちは困惑し、今も事件への不安が残る状況です。

事件は風化させてよいのか?

これらの事件は、日本国内ではあまり大きく報道されていません。しかし、異国で学びを志した若者たちが理不尽な扱いを受け、長年にわたり精神的苦痛を抱えているのは事実です。

「事件は風化させてよいのか?」――いま一度、私たち自身が問い直す必要があるのではないでしょうか。

カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。

読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。

ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です