今週のうまいもん!
番組が独断と偏見で選んだ「うまいもん」を紹介します。
きょうは、夏のスイーツです!
暑いこの時期、水羊かんを食べている人もいると思いますが、
福井県では、水羊かんは冬に食べるものです。
このコーナーでもずいぶん前に、11月から3月の間だけ販売されている
「えがわの水羊かん」をご紹介しました。
その「えがわ」の商品で、夏の時期にも味わえるのが「水かんてん」です。
味は5種類で、「黄金の梅」と「抹茶」、
季節ごとに期間限定で販売される「もも」と「無花果」と「いちご」
その中から「黄金の梅」と
ちょうど明日から販売される「無花果」を取り寄せました。
●黄金の梅


杏や桃に似た芳醇な香りを持つ、福井県産のブランド梅「黄金の梅」と
いよかんを組み合わせたマーマレードを
水羊かん作りで長年培った寒天を使った技術で、美味しい水かんてんに。
凍らせても美味しいですよ!
●無花果


コウノトリが舞う福井市本郷地区の農家さんが
丹精込めて作った完熟いちじくを使った無添加の水かんてんです。
抗酸化作用のあるポリフェノールと、食物繊維がたっぷり含まれています。
「黄金の梅」と「抹茶」は通年販売、「もも」は9月30日まで販売中、
「無花果」は あす17日から11月15日までの期間限定販売。
「黄金の梅」と「無花果」は700円、「抹茶」と「もも」は750円で、
オンラインショップからお取り寄せ出来ます。
「えがわの水羊かん」で検索してください!
「無花果」は原材料の入荷次第で、早期に終了する可能性もありますから、
注文はお早めに!
プレゼントを頂きました!
「えがわ」さんから、「水かんてん」の
「黄金の梅」と「無花果」をセットで5人にプレゼントです!
欲しい!という人は、
「水かんてん」が欲しいとハッキリ書いて、
おところ、お名前、電話番号と、出来れば年齢も書いてご応募ください。
電話番号が抜けている方が多いのでご注意ください。
なお、当選者の方のお名前やご住所、電話番号を、
「えがわ」さんにお渡しして、
直接発送してもらいますから、予めご了承ください。
メールは、hagawa@kbs.kyoto
FAXは、京都075-431-2300
ハガキは、〒602-8588 KBS京都ラジオ
羽川英樹の土曜は旅気分 まで。
来週8月23日の番組内で当選発表をしますから、
間に合うように送ってください!
京都市山科区の「御陵(みささぎ)」と「びわ湖浜大津」を結ぶ京阪京津線。
ほとんどの列車が京都市営地下鉄東西線に乗り入れ
「太秦天神川」まで直通しています。

京津線の起点「御陵」は、その名が示すように
近くには天智天皇山科陵があって、
この駅で六地蔵方面に向かう地下鉄東西線と分岐していきます。
「太秦天神川」から地下鉄東西線を駆け抜けた4両編成の列車は、
このあと初めて地上に姿を現します。


「京阪山科」はJRとの接続駅。
駅の西側は大型商業施設や飲食街が広がる賑やかなエリア、
そして東側は桜の名所・山科疎水や紅葉で有名な毘沙門堂もある
閑静な観光エリアになっています。

そのあと車両基地のある「四宮」、大津市内最初の駅「追分」に停まり、
このあと国道1号と並行しながら、
40パーミルという急な上り勾配に入って逢坂峠を越えていきます。
市街電車が一転して登山電車に早変わりです。

「大谷」は逢坂峠のてっぺん近くにあり、
ホームの傾斜が急で、ベンチの足の長さも左右で8cmも違うんです。
この駅の近くには明治5年創業の鰻の「かねよ」があり、
卵4個使っただし巻きを鰻に添えた名物「きんし丼」が大人気です。


「大谷」を出て逢坂トンネルを抜けると、
ここからがこの路線最大の61パーミルという下り勾配にさしかかります。
国内では大井川鉄道井川線、箱根登山鉄道に次ぐ3番目の急勾配なんです。

その後も幾重のカーブや急坂を通過して、大津赤十字病院の最寄り駅「上栄町」に到着。
ここから先は登山電車から今度は路面電車に早変わり。
鉄道規定では路面電車は2両編成・長さ30mまでと決まっているんですが、
ここは特例で4両編成の電車が堂々と道路上を走り抜けていきます。

浜大津交差点で大きく右に90度カーブして終点「びわ湖浜大津」に到着。
ここで石山坂本線と接続です。

2階の改札を出ると連絡プロムナードで
びわ湖大花火大会の打ち上げ場所でもある大津港に直結。
琵琶湖の大パノラマを楽しむこともできます。

京都~大津間では並行するJR東海道本線に
所要時間・運賃・運転本数などでまったく歯が立たない京津線ですが、
「御陵」~「びわ湖浜大津」のわずか16分間でも
地下鉄・登山電車・路面電車の3つの魅力を存分に味わえる感動路線なんです。
鉄アナ・羽川英樹の出発進行
鉄アナ羽川 #109「改訂版:京阪京津線(御陵~びわ湖浜大津)」~3つの魅力が味わえる人気路線~は
↓からご覧ください。

京都水族館に行ってきました!

2012年に梅小路公園に開業して、
私も5~6年前に行ったことあったのですが
久々に行ってみたら結構変わっているところもあって、びっくりでした!!

展示はまず、京都水族館のウリのひとつである
オオサンショウウオの水槽から。

1mを優に超えるオオサンショウウオたちの水槽はやっぱりすごい!笑
狭くて暗いところが好きなようで、
10匹以上のオオサンショウウオが折り重なるようにたたずむ姿は
なんだかかわいらしかったです。

またオオサンショウウオの生態について、
パネルや映像などでわかりやすく紹介してくれてるのもとてもおもしろかったですよ。
そのまま展示を進んでいくと
オットセイやアザラシ、ペンギンなど
子どもたちに大人気なかわいい生き物たちの水槽コーナー!


かわいい!癒される...

ペンギンはちょっと暑そうやったかな?笑

いちばん大きな水槽である京の海コーナーでは
エイやサメ、タイにフグなど馴染みのある魚たちが。
そしていちばん変わったなあと思ったのは
クラゲコーナー!

クラゲの研究ラボが見学できる!

いろんなクラゲの違いや、
成長の過程など観察できます。
また、ドーナツ型の特殊な水槽も導入されて、
その中に入って360度パノラマ水槽のように
ミズクラゲが泳ぐ姿を見られる水槽もあって楽しかったです。

イルカのパフォーマンスが見られるイルカスタジアムも変わってました!!
前まではまさにイルカショーという感じの、
音楽に合わせてイルカがジャンプやスピンなどの技をするというものだったのですが、
いまは「イルカのがっこう」と題して
イルカのことをみんなで知ろうという内容に変わってました!
たとえば、
イルカは一日どれくらい食事を食べるでしょう?!
とか
イルカの鳴き声はいろいろありますが、
この鳴き声はどんな気分のときでしょうか!?
などなど
イルカちゃんたちにも協力してもらいながら
観客も一緒に学べるという内容になっていて
とても楽しかったです。
そのほか、レストランやショップも充実してますし
いまはクラゲ風鈴が展示されていたり
海にまつわる妖怪の紹介コーナーなどもあったり
一日中いて楽しめますよ!

京都水族館
大人2400円
アクセス JR京都駅からだと西へ徒歩15分ほど
JR山陰本線梅小路京都西駅からだと東へ7分ほど
バスもありますよ!
今日は、京都市伏見区醍醐にある
おばんざいバイキング&バー「ひげ」のマスター・西田基一さんと
羽川さんによる『ザ☆ぼん』の生演奏!
マスターソロ
ディーゼル / 六角精児バンド

ザ⭐︎ぼん
想い出の渚 / ザ・ワイルドワンズ


今週のうまいもん!
番組が独断と偏見で選んだ「うまいもん」を紹介します。
きょうは、鰹のたたきです!
きょう、「よさこい祭り」の前夜祭を迎える高知市で
大正6年創業の名店「土佐料理 司」
昭和40年代から大阪や東京にも出店していますから、
ご存じの方も多いと思いますが、
一本釣り鰹の「たたき」や「刺身」を、本場高知から直送もしています。
「たたき」も、節だけのほか、いろんなセットで販売していますが、
きょうは「鰹食べ比べセット」を取り寄せました!

司では、契約した一本釣り漁船の鰹を 丸ごと一船買いしていて、
釣り上げられた鰹は、船の上で瞬時に急速冷凍して鮮度を保ちます。
それを、一気に1000℃の高温になり、遠赤外線効果で瞬時においしく焼きあげる
オリジナルの炭火焼き製法で「たたき」に。
皮目はパリッと香ばしく、中は極上レアに仕上がったものを、
焼きたてを瞬間冷凍して、食卓まで届けています。
特製ゆずポン酢は、
土佐伝統の宗田節と鰹節に、国産昆布からとったダシに
地物の柚子をふんだんに使って、熟成させた熟練の板前こだわりの逸品。
さらに「室戸海洋深層水塩」と「ごまだれ」がセットで、食べ比べが出来ます。
鰹のたたき食べ比べセットは、鰹のたたき(2節 合計580g)、
特製柚子ポン酢、ごまだれ、室戸海洋深層水塩、
薬味のニンニク・生姜・わさびもセットで5,200円。
オンラインショップからお取り寄せ出来ますから、「土佐料理 司」で検索を!
今ならお得! 来週の火曜日12日までは、よさこい祭りキャンペーンで、
節だけの商品は10%オフで買えますよ!
司のたたきは、大阪や東京のお店でも食べられます!
大阪では、「司 阪急グランドビル店」、「かっぱ横丁 酒と肴 SUIGEI 大阪店」
「ごはん処 司 阪急三番街店」があります。
詳しくはホームページをご覧ください。
プレゼントを頂きました!
「土佐料理 司」さんから、「特製ゆずポン酢」を3人にプレゼントです!
欲しい!という人は、
「特製ゆずポン酢」が欲しいとハッキリ書いて、
おところ、お名前、電話番号と、出来れば年齢も書いてご応募ください。
電話番号が抜けている方が多いのでご注意ください。
メールは、hagawa@kbs.kyoto
FAXは、京都075-431-2300
ハガキは、〒602-8588 KBS京都ラジオ
羽川英樹の土曜は旅気分 まで。
来週8月16日の番組内で当選発表をしますから、
間に合うように送ってください!
*京都丹後鉄道(西舞鶴~天橋立)
京都府の北部を走る第3セクター京都丹後鉄道。
宮津を中心に西舞鶴・豊岡・福知山と3つの路線を伸ばしていますが、
やはり夏のおすすめは西舞鶴から天橋立までの宮舞線です。

JR舞鶴線との共同使用駅「西舞鶴」から1両のデイーゼルカーが出発。
3つ目の駅「丹後神崎」を過ぎると、
この路線 最大のビュースポットに差し掛かります。
「由良川橋梁」は全長551mで水面からの高さ6m。
赤い橋梁が空と海に見事に映える絶好のフォトスポットです。

鉄橋を渡ると「丹後由良」。
駅近くにきれいな海水浴場がひろがり、車窓からも海が見えてきます。
このあたりの奈具海岸は風光明媚な景勝が有名で、
観光列車は撮影用に一旦停車や徐行してくれます。

「宮津」は<海の京都>の中心地で丹鉄のターミナル。
中が畳敷きという「カトリック宮津教会」は
明治29年築と現存する日本で2番目に古い教会。
また漆喰の壁で覆われた「旧三上家住宅」は江戸時代の立派な商家跡。
そして駅前には昭和初期に開業した「富田屋」があり、
おいしい海の幸が安く食べられる大衆食堂として人気を集めています。



日本三景のひとつ「天橋立」は全長3.6kmの砂州に5000本の松林が生い茂る景勝地。
高さ130mの展望台からの「股のぞき」を体験したら、
日本3文殊のひとつの「知恩寺」で智慧を授かりましょう。


丹鉄には水戸岡鋭治氏デザインの3つの観光列車があります。
ウッディなレストラン列車「くろまつ」、カラフルなカフェ列車「あかまつ」、
予約のいらない「あおまつ」があります。
また自社特急車両として「丹後の海」が
特急「はしだて」「まいづる」「丹後リレー号」として運用されています。



美しい自然風景、豊かな海の幸(今は岩がき)、多くのレジャースポットなどをもつ丹後。
ぜひ夏に訪れたい路線です。
*南海加太線(和歌山市~加太 約10km)
日中は30分毎に運行される加太線は、
夏は海水浴やサーフィン、また終点・加太は温泉や観光地としての魅力を備えています。

始発の「和歌山市駅」を出てすぐに、全長627mのこの紀の川橋梁を渡ります。
この鉄橋上りと下りで形がちがうトラス橋なんですね。
和歌山市行は直線的なフォルム、加太・大阪行は女性的な曲線で、
いづれも築100年以上の歴史あるものなんです。
日本製鉄などのコンビナート群を過ぎると、
広い砂浜がひろがってきて海水浴場のある「磯ノ浦」。
ここは関西でも有数のサーフィンの名所としても有名です。

そして和歌山市から25分で終点・加太。
明治44年築という味わいのある駅舎で、古くから港町として栄え、
かつては淡路島や四国への交通の要所でもありました。
夏場はグランピングもできる加太海水浴場が人気。夕日の美しさは格別ですよ。


加太駅を降りると見どころはいっぱい。
淡嶋神社は全国の淡島信仰の総本社。
人形供養の寺として有名で、全国から2万体を超える人形が集まります。
また「大阪屋ひいなの湯」は屋上の舟形露天風呂からの夕陽の眺めは最高なんです。


そして加太港からフェリーに20分乗ると 友が島です。
この島は、戦時中は日本軍の軍用地となっており、
その廃墟や砲台跡などを見ることができます。
ここには2016年から「加太さかな線」として、
7100系を改装した観光列車「めでたい電車」が5編成走っています。
ブルー・ピンク・赤・黒・パステル喉の色に出会えるかも楽しみですね。


今日取り上げた2路線をはじめ、「鉄アナ・羽川英樹の出発進行」の動画は
↓からご覧いただけます!
(リンク:https://www.youtube.com/channel/UCm9ayfj0EO2utdyJ97NFpxQ)

京都丹後鉄道(西舞鶴~天橋立)は「#32」
南海加太線は「#9」です!
京都市京セラ美術館で開催中の
「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」展見てきました!

この展覧会めっちゃいいですヨ...!
アメリカのサンディエゴ美術館の作品と、
国立西洋美術館の作品を合わせた
約60点がずらりと見られます!!
この展覧会、何がすごいって
14世紀頃ルネサンス~19世紀末頃までの印象派まで
600年にわたる西洋美術の歴史をたどることができるのです!
時代ごとに作風がぜんっぜんちがうんですよ、おもしろいですよ~。
まず見られるルネサンス期ですが...
ルネサンスとは14世紀~16世紀まで、ヨーロッパで続いた文化運動でして、
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロなど偉人たちが活躍した時代です。
この時代の美術作品は宗教画が多いんですが、
みなさんが祈りを捧げるために
協会や聖堂の天井や壁などに直接描かれることが多かったようです。

なので、このような作品が多いです。

なかなかにすごい見応え。
その後、16世紀~18世紀には
バロック美術という時代に入ります。
この時代はギリシア神話や聖書を題材にした作品が多いです。


また、王族や貴族などの間で
肖像画がブームになったので、
当時のお金持ちたちの生活が垣間見れます。

↑ルーベンスの作品も見られます。
その後、美術作品はもっと自由に描こう!という流れになり、
ギリシア神話や聖書などの題材から
都市の景観画や日常に根ざした作風へと変わって行きます。

旅行気分にもなりますね。
その後、印象派へと繋がっていきます。

時代ごとに色彩も違いますし、
時代背景と合わせて見てもらうと
さらにおもしろいと思います。
また作品ごとに、
ここに注目したらいいよーというアドバイスもあるので、
美術作品にあまり詳しくない、興味無いという方でも楽しんでいただけると思います!!

写真も撮っておっけー!!
ぜひ行ってみてください!
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「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」
京都市京セラ美術館
10/13(月祝)まで
アクセス 地下鉄東西線 東山駅
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今週のうまいもん!
番組が独断と偏見で選んだ「うまいもん」を紹介します。
きょうは、しゅうまいです。
長崎県佐世保市の九十九島で、
かき小屋を営んでいる「マルモ水産」の「牡蠣しゅうまい」
九十九島の海域は、リアス式海岸で入江が複雑に入り組んでいて、
四方の島々から、ミネラルなどの養分が流れ込みます。
養殖漁業にも適していて、夏は「岩牡蠣」冬は「真牡蠣」が育ちます。
「マルモ水産」では、
かつて手掛けていた真珠養殖で培った技術や経験を活かして、
独自の養殖技術で「九十九島牡蠣」を育てています。
「九十九島牡蠣」は、小ぶりながら、濃厚で癖のない味が人気!
「牡蠣しゅうまい」は、その「九十九島牡蠣」をミンチにして、
たっぷり練りこんでいます。

ふわっと香る磯の香りと、口いっぱいに広がる"濃厚なかきの旨味"が魅力。
新鮮な旬の真がきを使っているから美味しさ抜群!
透けて見える緑色は、「九十九島牡蠣」の色素の色合いなんだとか。
蒸し器を使えばベストですが、電子レンジでも調理OKになっています。
「牡蠣しゅうまい」は、 8個入で2,070円

公式オンラインショップから購入できますから、
「マルモ水産」で検索してください!
もちろん今の時期は、「殻付き岩牡蠣」もありますし、
牡蠣の「笹めし」や「チャウダー」、「オイル漬け」などもありますよ。
プレゼントを頂きました!
「マルモ水産」さんから、「牡蠣しゅうまい」を3人にプレゼントです!
欲しい!という人は、
「牡蠣しゅうまい」が欲しいとハッキリ書いて、
おところ、お名前、電話番号と、出来れば年齢も書いてご応募ください。
電話番号が抜けている方が多いのでご注意ください。
なお、当選者の方のお名前やご住所、電話番号を、
「マルモ水産」さんにお渡しして、
直接発送してもらいますから、予めご了承ください。
メールは、hagawa@kbs.kyoto
FAXは、京都075-431-2300
ハガキは、〒602-8588 KBS京都ラジオ
羽川英樹の土曜は旅気分 まで。
来週8月9日の番組内で当選発表をしますから、
間に合うように送ってください!
大津市の北西・山間部に位置する葛川地域。
堅田から鯖街道に入って車で30~40分ほど。
安曇川沿いの少年自然の家や有名料理宿「比良山荘」が有名です。
かつては限界集落ともいわれた地域。
ところが今では人口180人ほどの半数が移住者。
とくに子育て世代やアート活動に励む造形作家などが
自然に魅せられて多く住んでいます。

アート活動の拠点は古民家を改装したカフェ&ギャラリー ZUTTO。
この場所での展示をはじめ、
葛川のあちこちの廃屋や小屋で空間芸術を開催しています。

ほかにも民泊カフェ・アロマ蒸留所・パン屋さん・農業など多種多様。


飲食では高台にある古民家の中で営業する「きまぐれ食堂」がおすすめ。
1年半前からこの地域への500円弁当配達から始め、
現在は店でも格安でおいしい600円(ハンバーグ)定食が評判。
食後、縁側に腰かけて高台から山々と集落を見渡すのが最高。




神永朱美さんの「ガラス工房」は、
古民家を改装して琵琶湖の水草を使って発色させた色ガラスなどを製作しています。

安曇川沿いの山間部にひろがる葛川地域。
車なら京都大原までも途中越えで40分、堅田までも40分ほど。
買い物も病院も意外と近くて便利な場所なのも魅力のひとつかもしれません。

今回は、大阪市立美術館で開催中の
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」をご紹介します!!

ひまわりなどの作品で有名な
ゴッホに焦点を当てた展覧会で
ゴッホの作品30点以上に加え、ゴッホと交流の深かった画家たちの作品なども見られます。
フィンセント・ファン・ゴッホは1853年に
オランダで生まれた画家なのですが、
画家を目指し始めたのは比較的遅く
27歳のときからだったようです。
そして37歳で亡くなるまでのたった10年間で、
約2000点もの作品を制作したようです。

いまや西洋美術を代表するゴッホですが、
生前はゴッホの作品、あまり人気はなかったようです。
ただ、亡くなってから一気に有名になり、
西洋美術の巨匠へと上り詰めたのですが、
なぜ亡くなってからそんな有名になったかご存知ですか?
じつは今回の展覧会のテーマでもある
"家族"がキーワードで、
ゴッホの家族によって一躍有名になったのです。
一番のキーパーソンはゴッホの弟であるテオ。
テオは美術商として働いていましたが、
兄であるゴッホの絵の才能を誰よりも信じていて、
広く世間に評価されるはずだと兄を応援し続けていました。
ゴッホが自由に画家活動をできるよう、
活動費はもちろん生活費まで払ってあげていたとのこと...!ビックリですよね。

そんなゴッホですが、33歳のときに
制作拠点をパリに移して、
当時美術界で有名だった印象派の作品から影響を受けました。
そこからまた作風もかなり進化していくのですが、
残念ながら精神的な病から
37歳で自ら命を絶ってしまったのでした。
弟のテオは大変ショックを受け、
あとを追うように
半年後にテオも病死してしまいます。
その後、テオの奥さんがテオに代わって
ゴッホを有名にする活動に全力を尽くします。

このテオの奥さんが非常ーーーーーにやり手で、
あれよあれよとゴッホを有名にさせたのでした。
決め手は、ゴッホの「ひまわり」を
ある美術館に売却したこと。
これにより、世界的に注目される画家になったと言われています。
一体どこに売ったのかは、ぜひゴッホ展で確かめてくださいね!!
ゴッホとその家族による愛の絆を
ダイナミックな作品を通してぜひ感じましょう。
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」
大阪市立美術館で8/31(土)まで開催中!
観覧料 大人2200円
各線天王寺駅、阿倍野駅などご利用ください。