【速報】道頓堀のビル火災で消防隊員2人が殉職　大阪市長「本当につらい状況になってしまい言葉もない」「建物崩落があり、避難する過程で命を落としたことになろう」

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午前9時50分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町で起きたビル火災では、近隣店舗にいた20代の女性客1人が搬送されたほか、現場で消火活動中の男性消防隊員5人の、計6人が救急搬送されました。 【アーカイブ動画】黒煙が高く上がる…火災当時の状況を映像で見る 大阪市は、活動中の消防職員2人が殉職したとして、概要を明らかにしました。 市によりますと、一人は大阪市消防局で浪速消防署に勤務する消防司令で森貴志さん（55歳）で午後0時45分に死亡が確認されました。 もう一人は、浪速消防署に勤務する消防士の長友光成さん（22歳）で、午後0時51分に死亡が確認されました。 ふたりは浪速消防署恵比寿出張所の小型タンク小隊の小隊長・隊員として現場で消火活動を実施。活動中に建物内に取り残されて6階で見つかり、ほかの消防隊に救出されたということですが、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。

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大阪市の横山市長は、午後取材に応じ、「2人の職員が命を落とすという本当につらい状況になってしまい言葉もない」と話しました。 そして、「消火活動中に建物の中で崩落があり、避難する過程で命を落としたことになろうかと思われる」との見立てを示し、「日々、火災事案はあるが、悲しい事故や、ケガがないように引き続き全力で取り組んでいきたい」と述べました。