生徒にわいせつ行為で20代中学校教諭を懲戒免職 愛知県教委
愛知県教育委員会は、20代の中学校の教諭が、自分が勤務する学校の女子生徒にわいせつな行為を繰り返していたとして、16日付けで懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは、愛知県尾張地区にある中学校の20代の男性教諭です。
愛知県教育委員会によりますと、男性教諭は去年12月からことし3月にかけて、自分が勤務する学校に通う女子生徒とインターネットカフェなどで繰り返し会い、キスをするなどのわいせつな行為をしたということです。
県教育委員会は教職員の信用を損なう行為だとして、教諭を16日付けで懲戒免職としました。
このほか、県教育委員会では、
▽ことし5月、知人の女性の家を繰り返し訪ねたとしてストーカー規制法違反の疑いで逮捕され、罰金50万円の略式命令を受けた、北名古屋市の鴨田小学校の34歳の男性臨時教諭を停職3か月に、
▽ことし3月、他校の女性教諭に対し、頭や手を触るなどのセクハラ行為をしたとして、尾張旭市の城山小学校の男性の48歳の教頭を3か月の減給10分の1とする懲戒処分も、あわせて発表しています。
愛知県教育委員会は「今回、3件の懲戒処分が発生した事実を重く受け止めている。研修会などの機会を通じて職員の意識の喚起に努めるとともに、不祥事の根絶を図る」と話しています。