深夜の路上で女性に抱きついて転倒させ、わいせつ行為に及んだうえケガをさせたとして、不同意わいせつ致傷の疑いで大阪府泉南市の理学療法士の男(23)が逮捕されました。容疑を認めているということです。
大阪府警が8月21日、不同意わいせつ致傷の疑いで逮捕したのは、泉南市の理学療法士・栗本晃来容疑者(23)です。
府警によりますと栗本容疑者は、7月11日午前1時半ごろに大阪府内の歩道で、自宅に向かって歩いていた30代女性に対し、背後から抱きついて転倒させた上でわいせつ行為に及び、右ひじや左太ものの打撲などのケガをさせた疑いが持たれています。
栗本容疑者と被害女性との間に、面識はありませんでした。
女性が110番通報し、事件が発覚。付近の防犯カメラ映像をたどると、栗本容疑者が直線距離で約4km、約50分間にわたって女性の後をつけていたことが判明したということです。
犯行後に細い路地で身をひそめながら栗本容疑者が逃走しているとみられる姿も、防犯カメラには映っていました。
調べに対し栗本容疑者は「1人で歩いている女性の後ろから近づき、勢いよく抱きついて転倒させ、女性のうなじの匂いを嗅いだことに間違いありません。自分の性欲を満たすためです」と述べ、容疑を認めているということです。
府警は余罪もあるとみて捜査しています。