御津闇慈

すでにギルティギアの世界では貴重な存在となったジャパニーズの青年。小さな鼻眼鏡とムキムキの半裸姿、扇型の神器『絶扇』と頭に巻いた白い布が特徴。

ちなみに半裸の理由は「当たると痛いから死ぬ気で避けるため」である。半裸のせいか、度々他のキャラから「露出狂」呼ばわりされているが本人は気にしていない（もっとも、半裸は闇慈だけじゃないが）。

日本人を保護・管理するコロニーの出身だが脱走し、身分を偽り旅を続けている（ただし、仲間意識はあるらしい）。目的はギアの成り立ち等を確かめるため、知的探求心のために「あの男」を追うのを決意する。

GGXXでは一時的にだが、あの男に就きイノの後始末を任されていた。だがあの男と配下のレイヴンからは完全には信用されておらず、闇慈の方も分岐次第であっさり縁を切っている。

「姐さん」と慕う梅喧を助けたいと真剣に考えており、時には復讐に我を失っている梅喧に対し「自分（闇慈）の首を切れ」と覚悟を決めて迫る場面もある。

参戦キャラクターの中ではジャパニーズに関する知識が一番豊富とされており、日本人のメイ、日本に憧れを抱くチップとも少なからず関連性がある。チップには日本語を(面白可笑しく)教えている場面も。

神器の1つ「絶扇」を所有し、日本に古来から伝わる舞を特技とする。絶扇は大きさを自在に変える事が出来、専ら戦いに用いる。絶扇の入手経路は本人曰く「落ちてたのを拾った」らしい（ギルティギアXTRAでは「持ち出した」事になっている）。

GGXrdの参戦キャラクター人気投票では5位に組み込む健闘を見せ、Rev2の梅喧のエピソードモードで(顔は出なかったが)登場し、梅喧と連絡を取り合っていた。半裸が印象的なキャラであるが、登場時には上着を着ていた。彼の調査で知った「あの男」に関する衝撃の事実を梅喧に伝えかねている。

STRIVEでは、プレイアブルキャラの1人として参戦。Yahoo!トレンドに『闇慈』が入る展開が起きた。

担当声優はこれまで演じてきた五十嵐享氏が辞退を申し出たため、本作から神奈延年氏が担当する。

ストーリーモードではチップを「大将」と呼び、2人でハッピーケイオスの動向を追っている。また、自身のアーケードモードでは彼と共に名残雪と友達になるべく会いに行っており、その際のテンションと会話内容は完全に男子学生のノリである（ちなみに名残雪は若干引いていた）。

一方でシーズンパス1で配信されたアナザーストーリーでは、ある少女を巡って非常に重要な役割を担うようになる。

殺伐とした世界観におけるGGにおいて、少数派に当たる楽天的かつ熱血漢な性格の持ち主。

戦闘中も「腰が入ってねぇ！」とか「チョロチョロしてんじゃねぇ！」とか妙にテンションが高い。

誰に対しても基本的にはため口で、カイに勝った時のセリフである「私の名前は御津闇慈……ってぇ、痒い！　俺様にはこんな言葉遣いは無理だ！」は彼の性格をよく表している。

ただし、普段の言動と裏腹に、本来は打算的な性格をしている。

ガードポイント（GP）と呼ばれる打撃ダメージを無効化しながら攻撃を行う個別のシステムを持ち、この特性を持った技でのぶっ放しや割り込み、飛び道具の疾を絡めた起き攻めが得意。

特に疾はガードされると2段目が派生するのだが、この派生が中段であり、ガード不能連係を仕掛けることが可能。また、テンションゲージを75％消費するが疾＞彩(FRC)＞足払いという連係を組むと彩の最終段で凄まじいダメージ入り、更にそこからコンボが入るため9.5割もの火力を発揮することが可能だった。

STRIVEではガードポイントの攻撃技が無くなった代わりに、ガードポイント……というよりは当身判定を持つ前進技「水月のハコビ」を会得した。また、風神や対空技の紅もボタンホールドで同様の性質を得る。当身が成立すると相手を一時的にロックし、無防備な状態にすることが出来る。さらに、ガードポイント派生技であった花鳥風月が当身技になったため、起き攻めを絡めとり大ダメージを狙うことも可能となった。

ちなみに、疾の2段目は上段に変更されている。

・風雅（GGX - ）

エレキギターの音が特徴的なロック調の曲。ちなみに、XXでは生音が使われている。

英語の曲名ばかりなGGにおいて珍しく日本語だったりする。

・漉祭 -Rock Parade-（STRIVE）

ギルティギア 「あの男」

闇慈（表記揺れ） 闇梅（カップリングタグ）

熱気バサラ：2代目の中の人が演じたキャラクター。毛先の遊ばせ方、メガネを着けた男性キャラクターと外見が似た要素が散見される他、バサラは歌、闇慈は舞踊と（方向性が異なるが）芸能に携わっている。