午後は高里 鈴代さんによる講演会。
高里さんと松井やよりさんとの出会いからこれまでの闘いについてお話を聞きました。
フィリピンやアジアの女性たちとの出会いから貧困や格差、搾取の構造を見つめ、日本人男性らによる買春に反対して行動を続けてきた
松井さんや高里さんのこれまでの闘いをお聴きしながら、今、私たちが変わらない(しかし彼女たちの闘いがなかったらもっともっと酷くなっていただろう!)現状と、先輩女性たちが歩んできた険しい道のり(でもパワフルで明るくて楽しい世界の女たちのつながり)を想い、その闘いを私もこれから繰り返し、続けていくのだと改めて決意しました。
wamで開催中の「松井やより全仕事」展も大変励まされました。ぜひ多くの人に見てほしい!12月までやっています。
wam-peace.org/exhibit/kikaku
松井さんが新聞記者時代、1980年にマニラの600室あるホテルで一晩で日本人男性に買われた343人の女性がいることを目にして、日本人男性に人として扱われていないと話す彼女たちと食事や話をした後、
朝日新聞に日本人男性の買春批記事を書いたら、同僚の男性記者から紙面で批判され、その後も揶揄され孤立を深めたというお話もあり、その男性記者の書いた松井さんに対する批判記事というのがなんと気持ち悪く腹立たしいものか!
でも、それらは今私たちが浴びている言葉そのまま過ぎて、男たちは、男社会は変わっていないのだなと感じました。
警察が女性を守らずむしろ管理して買春男を守ったり業者と繋がっているというルポもあり、その構造も今の日本でも温存されています。
私も18歳の頃フィリピンで、その後タイなどでも日本人男性が買春する様子を見たりネパールで女性の地位の低さを目の当たりにしたり、
アジアと日本の関係(日本による様々な形での支配や搾取、植民地化)について、出会いを続けながら学んだことから、性搾取の問題をなんとかしたいと活動をはじめました。
松井さんの著書を読んでも同じものを見て同じことを考え、変えるために力強く行動を続けてきたことを感じて励まされます。
女たちのアジア
amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E3%8
女たちがつくるアジア
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私は松井やよりさんが代表だった
JFCネットワークとも18歳の頃から繋がって、いろいろなことを教えてもらってきました。
jfcnet.org
フィリピン人女性が貧困や格差の中で騙されたりもしながらエンターテイナーとして日本にやってきて、フィリピンパブなどでひどい扱いを受けながらも働き、日本人男性との間に子どもを出産後、父親が逃げてしまう、そういうケースが10万、20万とあります。
日本とフィリピンを生きる子どもたち
amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9
そういうことが今も繰り返され続けています。
日本人男性が、日本社会が加害を認識し、変わらないといけません。
jfcネットワークの事務局長の伊藤里枝子さんによる「フィリピン、JFCと松井やより」の講演会も10月にあります
wam-peace.org/news/9865