株は後悔する確率が非常に高いゲーム
株式投資は簡単に言うと上がるか下がるかなので、何かしらの銘柄を買って上がるかどうかは50%の確率である。だが、後悔するかどうかで考えると、後悔する確率は50%よりも遥かに高い。
例えば今回の造船バブルと造船バブルの崩壊。まあ崩壊は言い過ぎだが、実際に株価は天井から戻っていない。そして株取引が上手くない私はこの一連の下げでまんまと売ってしまった。
具体的に言うと名村造船(7014)は1000円以下の水準から徐々に上昇し、たまに爆発したりしながら2361円まで上がった。そこからは下がり、また下がったり上がったりを繰り返しながら、決算発表を跨いで1600円を割り込むぐらいに大きく下げた。
そこで下手くそな私は1600円ぐらいで売ってしまったのだった。そこからまた株価は回復基調に乗って徐々に上昇している。でも下がった時には回復するかなんてわかんないわけである。しばらく握っていたのに高値の時に売れず、なぜか派手に下がってしまってから売った私には後悔しかない。名村造船への怒り、理不尽な世の中への怒り、自分自身への怒り、含み益を当てにして焼き肉へ行ってしまった怒り……まあこれは結局自分自身への怒りだが、とにかく怒り心頭なのである。
というわけで株取引で後悔しているわけだが、問題なのは私が名村造船の取引で25000円位は儲かっている点なのである。そう、儲けたのだ。1300円台の時に買っていたので1600円で売ってしまっても儲けてはいるのである。しかし、後悔の気持ちは拭えない。だって2300円の時に売っていたらプラス10万だったのだから。私は100株しか買ってないからまだマシだが、これが仮に1000株や1万株の勝負だったら立ち直れていないかもしれない。
そういうわけで、株は上がるか下がるかなので後悔する確率50%と思いきや、なぜか上がっても後悔するのである。また、今回のケースではないが、株を買って少し上がった際にすぐ売却し、その後で株価が上昇を続けて2倍の金額になった時も激しく後悔した。売るのが早すぎたのである。ちなみに株が買値より下がって負けた場合はどうかというと、そういうときは1円損したとしても大後悔する。そのため、株取引の後悔パターンは以下のようになるわけである。
株が下がって損する……全部のパターンで後悔
株が上がって下がって得する……後悔
株が上がって得する。その後株価がさらに上がる…後悔
株が上がって得する。その後株価が下がる…後悔なし
という構図になる。そのため、株で儲かる確率が単純に考えて50%だとしても、後悔する確率は99%に近いのである。
株取引をする人々は、この後悔の期待値がバカ高い変なゲームを受け入れる度量が必要である。あるいは「利益がプラスだったら問題ないだろ文句あんのかふざけんなバカバカ」という開き直りが必要なのだ。


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