迷宮都市・オラリオに激震が走る。
その
そして、もう一つオラリオを騒がせていることがある。
それは
その冒険者が二大最強派閥【フレイヤ・ファミリア】首領・オッタルと同じLv.7であること
その冒険者は都市外からオラリオにやって来たばかりの十四歳の少年であること
これが今オラリオを騒がせているのだった。
その渦中の主は
いや、正確には
「本当にごめんなさいね、ヘスティア。
ヘファイストス様の口から出た椿と言う名の女性は椿・コルブランドと言い【ヘファイストス・ファミリア】団長でありオラリオ最高の鍛冶師の称号である
「まぁ、突然やってきた事には驚いたけどね…。椿くんらしいと言えば椿くんらしいじゃないか」
「そうなんだけどね…、椿貴女の口からも言う事があるでしょ」
そうヘファイストス様が言うと、極東でいうところの着物の作業着を着こんだ眼帯の女性が口を開く。
「いやぁ、すまなんだな。深層の、ましてや
快活な笑みと共にそう言って来るのが椿・コルブランドその人である。
「いや、いつであろうと『未知』には誰もが興味を抱く。そこに人も、神も関係ない」
「確かにな、はーっはっはっはっはっはっはっはっ!!」
「はぁ…」
「あはは…」
そんな会話も終わり、次の話にへと変わる。
「それでだ、ベル・クラネルその
「あぁ、構わない」
椿の言葉に対して即答で了承し、持ってきていたウダイオスの黒剣を手渡した。
「鍛えるにあたって武器の要望はなにかあるか?」
「長剣とは違う武器が良いな、手数が多いのとより頑丈なものが良い」
「手数で言うのであれば双剣だな、より頑丈なものとなると…
「あぁ、それで頼む」
「よし、任された!!それでは主神様、手前は制作に入る故これにて御免!!」
そう言って椿は部屋を飛び出し、己が工房にへと走って行くのだった。
「全く嵐の様だったね」
「はぁ…、あの子にも困ったものね…」
「鍛冶師としても魅力的な素材だったって事ですよ」
その後も世間話を続いたのだった。