SITION@SITIONjp「新アヘン戦争」の裏側:名古屋拠点と中米ルートの実相 https://bellingcat.com/news/2025/08/07/a-chinese-fentanyl-smuggling-networks-footprints-in-japan/… 欧州の調査機関ベリングキャットが、日経と共同で「中国系フェンタニル密輸ネットワークの日本での足跡」を公開した。 名古屋に登記された「Firsky(日本法人)」が活動拠点として機能し、中国武漢拠点の化学企業「Hubei Amarvel Biotech(AmarvelBio)」と実質一体であることを、ドメイン登録記録・広告・証憑の突合で示している。 米DEAが押収した関連ドメイン群や、暗号フォーラムでの広告、使い回された連絡先・証明書など複数のオープンソース証拠がリンクを裏付けている。 このネットワークを巡っては、AmarvelBioの王慶舟(Qingzhou “Bruce” Wang)氏と陳一一(Yiyi “Chiron” Chen)氏が、米国で前駆体の違法輸入共謀と資金洗浄共謀で有罪評決を受けている(2023年のFBI/DEAおとり捜査に端を発し、25百万回分相当の前駆体が追及対象)。 日本側の焦点は、米裁判文書に「日本のボス」と記された夏峰志(Xia Fengzhi)氏が率いた名古屋法人と、中国側の姉妹企業群が一体運用されていた点。なお名古屋のFirskyは2024年7月に清算と報じられているが、中国側の活動は継続とされる。 いっぽう、日本の加藤勝信財務相は「2019〜2024年の6年間で税関によるフェンタニル押収は記録なし」と説明しており、日本を“原薬や資金の管制拠点”として使うことで検査リスクを回避していた可能性が示唆される(=日本を通過拠点にしなくても、ここで指示・資金決済・配送管理を行う)。 政策面では、今年に入り米中間で前駆体規制や通商圧力を巡る応酬が続き、米国は対中関税で圧力を強め、中国は一部前駆体を規制対象に追加する一方で効果には議論が残る。“新アヘン戦争”という構図で語られる背景には、前駆体→メキシコ経由の最終品という国際サプライチェーンの複層化があり、日本の法人設立ハードルの低さ・検査の盲点が狙われた、というのが今回の示唆。 今回のポイントを3つで 日本法人=実質同一ネットワーク:Firsky(名古屋)とAmarvelBioのドメイン・広告・証憑が相互に連結。 “通過”ではなく“指揮・管理”:日本の押収ゼロと、拠点化の痕跡という一見矛盾する事実は、「日本が司令塔・資金管理の場になっていた」ことで説明できます。 規制×通商の相互作用:米の関税・司法対応、中国の前駆体指定強化という動きの中で、犯罪者側はブランドやドメインを次々と乗り換える“マトリョーシカ型”運用で検挙回避を図る傾向。 名古屋発、“静かなる時限爆弾”の予兆 このニュースは、もし名古屋が今後「経済・安全保障・産業の大地震」になりうる時限爆弾を他にも抱えているとしたら、次に暴露される(暴露はいつも海外報道:大方イギリス)ものがあるとしたら、とんでもないことにおなりかねない予感すらする。 出典:ベリングキャット(2025年8月7日公開、日経と共同)、および財務相会見報道。Translate postA Chinese Fentanyl Smuggling Network’s Footprints in Japan - bellingcatFrom bellingcat.com6:08 PM · Aug 8, 2025·582 Views4