本日、大阪国学院を無事卒業し、神社本庁より、正式に権正階を授与頂きました。

これを以ちまして、私、神職としては禰宜職のみならず、宮司職もご奉仕させて頂く事ができるようになり、階位昇級を果たせました。
 
自身の活動と並行しての、2年に亘る神明奉仕の為の学業や修行は、かなり苦心しましたが、神社本庁所属神職という職分は、累代継承される社家や神社ゆかり等、特別な家筋の者でない以上、一般では取得できぬ立場であり、このような稀少なお役目を賜った事に、自身の置かれた立場につきまして、改めて身の引き締まる思いを致しております。

 

先程、自身の奉仕する神社に於いても、修了奉告祭を執り行い、御祭神と祖神・大楠公大神に感謝と、国家の為に尽くす事をお誓いする祈りをお捧げ致しました処でございます。

 
今年は我が祖・大楠公の真実を著した新著『建武中興と楠木正成の真実』の出版も果たす事ができ、楠木正成公の末裔として、一つの大きなお役目も果たせた節目の年となりました。
只只、神々の御神恩、先祖のお導き、温かいご支援ご理解を賜ります皆様に、感謝の思いでいっぱいでありますのと同時に、まだまだ、私に課せられた使命が多々ある事を感じております。
 
今後も引き続き、神明奉仕はもちろんの事、楠公研究会活動や講演活動に対しても、神社本庁所属の歴たる神職である事を旨として弁え、尚一層の精進に励んで参ります。
皆様に於かれましては、今後共、引き続きましてのご指導ご鞭撻の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
山下弘枝のプロフィール
山下弘枝新著『建武中興と楠木正成の真実』
山下弘枝
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