ジェフ・ベゾスの後悔最小化フレームワーク — Bezos’s Regret Minimization Framework
こんにちは。コロナの影響で図らずもバンコク引きこもり生活続行中のObiです。
Mediumには数年前から記事をちょくちょく投稿したりしていたのですが、noteにはほとんどアップしていなかったなと思い、日本語の文章をこっちで発信していこうと思います。
以前書いたもので普遍的な内容を一部加筆してアップ。今回はAmazon創業者、ジェフベゾス(Jeff Bezos)の創業直前のお話です。
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かのジェフベゾスのアマゾン創業にあたって、彼自身が語っている有名なエピソードとして「後悔最小化のためのフレームワーク / Regret Minimization Framework」があります。
これは、「自分自身が80歳になったときを想像して、そこから振り返った時にやらないと後悔するかどうか」というポイントで思考するというもの。
安定したキャリアを捨てて、インターネットを信じてアマゾンを創業しようとする際、以下のように考えたと話しています。
「上司に相談したんだ。クレイジーなことをやる。本をオンラインで売る会社をやるんだ、って。そしたら散歩しようと言われて、NYのセントラルパークで2時間くらい散歩してさ、彼が結論づけたのは「良いアイデアだと思うけど、君みたいに良い仕事をしていなかったらもっと良いアイデアだよ!」って言ってきたんだよ。ガハハハハ!それで彼から、ひとまず48時間落ち着いて考えてみて、最終的な決断教えてくれよと言われて、僕は人生レベルの決断を考えられるようなフレームワークを模索したんだよ。」
当時ベゾスは金融の中心、NYウォール街のヘッジファンドに在籍し、弱冠30歳で幹部にまでのぼりつめており、相当の報酬をもらっていたと思われます。そんな優秀な部下を、上司はなんとか思いとどまるよう説得したかったんでしょう。
「そこで見つかったのが「後悔最小化フレームワーク」だったんだ。80歳になって自分の人生を振り返ったときを想像する。その時の後悔の数は最小化したいと思ったんだ。今考えている挑戦にトライして失敗したとしても、後悔はしない。後悔するかもしれないと唯一感じたのが、今自分が大きな可能性があると感じているインターネットというものにトライしなかったら?と想像した場合だったんだよ。そうやって考えてみたら、どういう決断をすべきかは簡単なことだった」
自分の人生を超長期スパンで俯瞰して想像してみることで、日常僕たちが囲まれている短期的な誘惑ーーたとえば、今会社を辞めてしまったら今年分のボーナスはもらえなくなってしまうという思考ーーから自分を制し、長期的目線を持って本当にやりたいことを考えられるようになる、と。
その直後、彼は1994年7月にアマゾンを創業し、3年後には会社を上場させ、ご存知の通り日本をはじめ世界中でなくてはならない企業に成長させ、世界で最も資産を築いた人間の1人になったのでした。
↑創業当初のAmazonオフィス。昔から好きな写真
「人間は短期的にはテクノロジーの効用を過大評価し、 長期的には過小評価 する傾向にある」という有名なアマラの法則というものがあります。
それと似て、人間は短期的な誘惑に過大反応し、長期的な夢や願望を過小評価してしまう傾向があると思います。何事においても短期目線と長期目線を常に用意しておくと、より良い判断ができそうだなと思います。
直接動画を見たい方は以下より。ガハハハ!っていう笑い声が好きです。
(初稿2017年11月・一部加筆)
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