ーーーーーーーーーーーーーーーーー
グレイ・ヴァジルファリ
ステータス
Lv. 1→2
力:C689→I0
耐久:B737→I0
器用:A879→I0
敏捷:S905→I0
魔力:H180→I0
《発展アビリティ》魔眼:I
《魔法》
【スレイプニール】疾走魔法
詠唱式ー駆けろ
《スキル》
【
・疾走時、速度に応じて力に補正。
・空中時、速度に応じて力に高補正。
・水中時、速度に応じて力に高補正。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロキの神室にてグレイの
一カ月遅らせたランクアップを今、神の手によって神に一歩近づいた。
ロキが口を開く「魔力えらい伸びたな〜グレイ」最終的な魔力の
そして目を惹かれるのは発展アビリティ『魔眼』
「魔眼なぁーウチも知らん新しいレアアビリティや。でも笑ったわー『狩人』と『魔眼』のどっち選ぶ〜て聞いたら即答やもんなぁ〜可愛い所あるやんけ〜うりうり!」
ロキが更新を終えた背中をくすぐってくるのでいきなり起き上がる。
「うぎゃっ!?グッグレイがウチに乱暴する気や!!エロ同人みたいに!!」
ウネウネと体をくねらせているのを無視し先に更新を終わらせ座って待っていたアイズの方に行く。
「私も発展アビリティ他のが良かった...」
と不満そうに足をバタバタしていた。
「まぁこの辺りは資質に関わるからなぁ。『狩人』悪くは無いだろ?俺の『魔眼』は効果分かんねぇし」
発展アビリティ『狩人』一度戦闘したモンスターに対して
「それじゃ今日も
「今日は二人...?」
アナキティにラウルそしてアリシアは今日、ホームに居ない事の疑問をグレイに聞く。
「ああ。3人はアイテム関連の調達を任せてる。中層域用のアイテムをな...」
「!!」
告げられる中層域進出にアイズは目を輝かせる。「俺達は器の調整と出来るだけ金を稼ぐのが今日の仕事だな」
ゆえの
これが昔、アイズの母親から聞いた’’でーと’’と言うモノだろうか?いやそうに違いない。
「リーダー!早く行こうっ!!」手を引いてくるアイズに連れられる形でホームを出た。
迷宮上層12階層にてグレイは己の成長を感じていた。
「(いつもより早くこの階層に来れた)」アイズと二人でだ...レベル.2はこんなに凄いのか。
ここまで来るのに器のズレは既に調整済みで12階層のモンスターをアイズと共に蹴散らし終え。
あんなに苦労した階層は二人にとっては物足りないモノになっていた。
そしてモンスターが発生するより前にグレイの眼が妖しく光る。
「アイズ!あっちでモンスターが発生する」
「うん分かった、おにいちゃん!」
二人同時にモンスターが発生する場所に最速で向かう。そう俺の発展アビリティ『魔眼』の効果でモンスターの魔石の魔力を感じたのでは無く眼で見たのだ。そして、それは魔力を視認出来ると言う事、これによって俺は視覚範囲内ならモンスターの位置を完璧に捉えられる。
この霧が深い中、上空また地上でも見失なう心配なども無くなり超中衛職としてまた一歩成長していた。
さらに魔法を発動させる文字通り’’疾走’’しながら。
「【駆けろ
「【スレイプニール】!!」
そう並行詠唱を魔道士または魔法剣士なら上位に位置する技術...一カ月の間リヴェリアさんとの地獄の修行と階位昇華で発現した発展アビリティ『魔眼』の効果によって俺は並行詠唱を習得していた。背丈が低いインプの群れをアイズより早く確殺一掃していく。
「
「っ!?」
出遅れたアイズは魔法を発動させるのだが.....眼に映る情報に頭が追いつかない。風を纏うアイズでは無く、その風その者に。
姿形は不規則に揺れて分かりづらいが....。
「(アイズ...?いやアレは’’精霊アリア’’!?』)」
アイズを成長させたような、とんでもない美女の正体についての見当が己には付いた。何故か’’こちらを見ながら’’微笑んで。
◆
幹部室、集まる三首領とロキ。その話題はまたしてもグレイ。
「...なるほどグレイはそう言ったんだねロキ『アイズの大人版』だと」
薄く目を開けロキは頷く「ああ。ウチも確認を取った嘘やない、てか嘘つく理由も無いしな」
リヴェリアは未だ驚愕を隠せていない。
「精霊アリア...まさか本当にアイズの魔法を通じて...」
ガレスもロキに確認を取る「この件...口止めはしとるのか?ロキ」
「しとるで〜あの子らよりウチらの方が混乱しとる」と暗に落ち着けと言う神にフィンも「そうだね」と団長としての顔に戻る。
「グレイとアイズの出会いは偶然だろうけど運命的なモノを感じるよ」
「それで明日じゃろグレイ達の中層攻略は予定通り」
「僕からは許可を出したよ。今回の件は異例だけど緊急性や爆弾にはなり得ない。僕の親指も反応無しさ」
「無事に行くと良いんやけどなぁー」
中層域初の攻略は年長組の勘ではなく実体験で自分達も碌な目にしか合っていない。
◆
またしても上層12階層、本当最近はこの階層にずっと来ている気がする。
だが今回は違う、最新到達階層の更新...中層、
士気は上々最高潮に達している、
最前衛にアイズ、後前衛にラウル、中衛に俺、後中衛にアキ、後衛アリシアの順だ。
俺が一応考えたレベル.2を間に置く陣形は団長も太鼓判を押すほど俺達にマッチしていた。
レベル.2の負担とリスクの分散、陣形は俺を起点に展開されパーティの指揮を空中で取ることで視野制限を可能な限り取り除き不測の事態を事前に察知しパーティ全体に伝え指示を出す。
アイズとの二人探索以上の速度で12階層を突破し今は装備、アイテムの確認をしている。
中層域必須の『サラマンダー・ウール』人数分と俺とアキに魔剣を一本ずつ。
俺も装備を点検する、鞘から刀身を出すと灰色を宿した刀は綺麗に俺の顔を反射させる。
多分、極東出身でも無い俺が刀を武器に選んだのは前世に影響されてなんだろう。
何でもこの刀は業物らしく
青と黒が綺麗に混ざった中軽装備に不備が無いか確認する、杞憂だと言わんばかりに装備は輝く。
「不備は?」「「「「無し!!」」」」即答と共に元気良く声が帰ってくる、ヨシ!
「中層13階層の
ゆっくり前後共に大きく声を張り号令を掛けるパーティのリーダーとして命を預かるのだ声掛けに最終判断も俺の役目だ。その辺りもフィン団長とお勉強をしていた。そしてパーティもそれに応える。
アイズが「うん!」ラウルも「はいっす!!」アキが「ええ任せて!」
最後にアリシア「後衛の務め最善最良を尽くします!」
中層13階層初見攻略の開始!!
初見の感想として中層と上層の違いは分からない。上層と変わない洞窟タイプ。
故に油断すると俺は感じる。視界は確実に階層を進めば薄暗くなり湿気が集中を削ぐ。
まだ体力があるから感じ難いだろうが時間が経てば厄介この上ないな。つくづく日本生まれで良かったよ...。
アイズ達が油断を顕著に表す。
「ここが中層?全然上層と変わらない」
「そっそうっすね!」
「こら!油断しない団長達が言ってたでしょ上層と中層はレベルが違うって!」
「そうですね今、ヘルハウンドとこの狭い通路で相対すれば只ではすみませんよ?」
それにラウルがビクッと反応し「ひっアリシアさん!?怖い事言わないで下さいっすよ!?」
俺もアリシアに続く様にパーティに注意を行う。
「ああ、中層はレベルが違う。特にヘルハウンドは一体でも厄介なのに中層特有の出現スピードで即丸焼き火葬の連続コンボの嵐だぞー」
アキも頷き、耳をピコピコさせ「グレイの言う通りよ、だから中層用の装備に回復薬を調達する為に金策に苦労したんでしょ」
そう特にヘルハウンド特攻装備の精霊の護符『サラマンダー・ウール』値段150,000ヴァリスを5人分合計750,000ヴァリス...これを手に入れる為に苦労した...だが安全に冒険するにはこの精霊の護符が必要不可欠。
原作主人公ことベルくん達のパーティが中層で全滅しなかった理由も『サラマンダー・ウール』のお陰だ。
で中層の特徴として挙げられるのはルームとルームを繋ぐ通路が長い故に俺の魔法もこの多少上層に比べ広い所でも使用を制限される。ただ緊急時は使った方が良いだろうけど。そしてパーティは運良く何事も無くルームに到着した。
俺の眼は向かって来るモンスターを視認する。
鞘から灰月を抜く。
「来るぞッ!!陣形展開」
中層での
「ーー我は
これが俺の陣形内の
敵の数は六匹...流石中層、出現頻度も桁違い。距離が無くなった両者が激突する。
最前衛に居るアイズが魔法を発動させる「
風の鎧を纏い『ヘルハウンド』を二匹ぶった斬るが...もう二匹を陣形内に侵入される。
「ラウル!一匹を頼む」「はいっす!!」凄まじい勢いを付けて空を蹴り加速する。
横から抜け後衛へ目掛け走る『ヘルハウンド』に脳天直撃の刺突を頭に浴びせ灰を撒き散らして消滅する。
ラウルも息を切らすが怪我無く撃破。
だが後衛に控えていた『ヘルハウンド』二匹が『
「アイズ!」
最前衛に向かって放った火炎放射だが...「うん任せてリーダー!」風の気流によって防がれる。
自分達の必殺技を吹き飛ばされ呆けている犬二匹をアイズは綺麗に細切れにした。
◆
「...強かった...フィン達の言った通り」レベルが違うの意味。それは戦闘能力の他に知能が挙げられる。
より狡猾により残忍になって行く
14・15・16と下がれば下がるだけ火の粉は大きくなる。
ただ今回は「アイズ...反省もあるけどさっきのラウルとの連携良かったよ」
落ち込んでいたアイズが顔を上げラウルを見る。
「はいっす!アイズさんが前を守ってくれてたお陰っす!」
陣形を崩さずラウルとの距離を離さなかったアイズは成長しているパーティを通じて。
「うっうん!ラウルもありがとう!」えへへと乳歯が抜けた笑顔を向けた。
アキも思う所があるらしく「うー私の出番無しか〜」と尻尾を下げる。
アリシアも「私の魔法も必要ありませんでした...」妖精特有の長い耳も微妙に下がっている気がする。
「温存は大事だ特に後衛はアキもアリシアも万が一の為に備えていてくれ」
「!ええ分かったわグレイ」
「はい!任せてください!」
うんうんと頷き、のほほんとした空気が漂う中。
故に
白い毛皮に大きな耳、独特な二本脚と一角に赤目を携えた『アルミラージ』だ。
アイズが最初に反応する「かっ可愛い!......だっ駄目っモンスターはコロス」おう....目がマジだ。
先程の六匹と同じ同数が現れ灰色の岩が大斧に変わる...前にアイズの風に吹き飛ばされる。
『キュッ!?』『キュッキュッ!!!!』『ギュッ!?キキュッ!!』こいつマジかよ!って顔で驚き後ろに控えていた『アルミラージ』がそれは卑怯だろ見たいなツッコミを入れる。
まぁ武器が無い可哀想な兎は供物になった。
《耳かきの一幕※キャラ崩壊注意》
カリ....かり...カリ..ぼりっ...こり...ふぅ〜
「あっ❤︎ あっ❤︎ まってください❤︎ ぐっぐれい〜っ❤︎!!!!」
卑猥な声を上げて熱った顔を俺のお腹に埋めて震えるアリシア。
ことの発端はアイズが耳の中がおかしいと言うので俺が耳かきをしていたらアリシアも居合わせアイズが「至高の時間だった...」と感服の表情を浮かべていたのを羨ましく思ったのか「私にも耳かきをお願いします!!」と懇願され今に至ると言うわけだ。
次はロキ。
「なんやエルフは耳かき程度で気絶するってどんだけ敏感やねん〜笑!ほなウチもお願いしよグレイー!」
耳かき程度でそんなになるわけ無いやろ〜と未知への興味は尽きないらしい。自分がどうなるかも知らずに。
カリ....かり...カリ..ぼりっ...こり...ふぅ〜
「ひっ❤︎ ちょ❤︎ ぐっくれいッ堪忍してっ❤︎ああああぁぁ❤︎」
即堕ち2コマだった。
何故か頼まれたリヴェリアさん。
「アイズに私も耳かきをしてやりたいんだ。なら私が身をもって体験しようと思ってな」
はいはい。カリ....かり...カリ..ぼりっ...こり...ふぅ〜
「〜っ❤︎ ふぅっ❤︎ あっ❤︎ なっ❤︎ わっ悪かったグレイだから少しまっ❤︎❤︎❤︎!!?!?」
俺これエルフ達に殺されない?
次はラウル。
「いや〜グレイに耳かきしてもらうの久しぶりっす!」
そういやそうか... カリ....かり...カリ..ぼりっ...こり...ふぅ〜
「ありがとうっす!流石故郷で1番の耳かきチャンピオンっすね!」
んだそれ俺知らないよ?はよ寝な?
またアイズ。
「〜♪」
はぁー全く。
「?おにいちゃんはやく〜」
『?おにいちゃんはやく〜』
!....ああわかった分かった。