ある晴れた冬の朝
川
そこに流れ着いていた凍ったなにか
なにこれ?
よく見るとタグがあり、そこに『PEANUTS』と書いてある。つまり、この黒いなにかはスヌーピーのようだ。
気がついてみればたしかにスヌーピーのようなフォルムをしている。我々が慣れ親しんでいるスヌーピーのカラーリングからは随分とかけ離れているが、たしかにスヌーピーであるらしい。
さすがにこのまま放っておくのもかわいそうな気がしたので、保護します。
洗うぞ!
さて、洗っていきましょう。
まず沸かした熱湯をそそぎます。長いあいだ川に浸かっていたぬいぐるみは本当に何が棲みついていてもおかしくない。すべての生命の可能性を断つための100℃
画面のむこうのみなさんには伝わらないことですが、熱を加えたことでかなり『臭み』そして『ドブみ』が出ています。最悪だ~~~
とりあえず手探りで洗う。きたね~~~
どれだけお湯をそそいでもドブみが消えない。
マコモ湯?
お湯を4回とりかえたあたりで洗剤を投入。
ゴシゴシとふわふわのものを1時間も洗っていると、なんだか本当に犬を洗っているような気持ちになってきます。かなり愛らしい。おーよしよし。こうなってくると汚いのも臭いのも平気になってしまうんだから不思議ですね。
犬を飼ったことがないのでまったく知らないんですが、たぶん本物の犬もこのあご周りをワシワシ洗うのが楽しい気がします。
しかしどれだけ洗っても黒い。いくらなんでも黒すぎる。重油に浸かった鳥の黒さ。
日も暮れてきたので初日は洗えるだけ洗って終了。
<翌日>
粗洗いが済んだため洗面所で洗うことにしました。
水に漬けてみるとまだ全然汚れが出てくる。あと臭い。ひきつづき洗う。
洗う。
すすぐ。
洗う。
すすぐ。
洗う。
すすぐ。
洗う。
すすぐ。
これ、あれだな。
もとから黒いスヌーピーだわ。
もとから黒いスヌーピーかい。
タグから調べてみたところ、この黒いスヌーピーは2024年6月ごろからゲームセンターのプライズとして流通していたものだということが判明。メルカリで500円ぐらいで売ってました。
おまえ、メルカリで500円らしいぞ。
干す。
きれいにしてあらためてじっくり眺めてみると、左目にすこしダメージがあることがわかりました。きっとこっちが下で長いあいだ川に浸かっていたんだと思います。かわいそうに。
あれだけ臭かったにもかかわらず、ボールドとレノアのおかげで無臭になりました。ありがとう、P&G。