「関西圏屈指の飛び込みスポット」と言われる奈良県吉野・宮滝での川遊びについて
こんにちは!
奈良県の𠮷野・宮滝にあるサウナ付きの古民家「ちょうちんの宿」のオーナーです!
この宿がある「宮滝」はかつて「吉野宮」という、飛鳥時代の天皇の離宮があった風光明媚な場所なのですが、清流で知られる吉野川が流れているので夏休み期間は川遊びに来る人達がたくさんいます!
宮滝を流れる吉野川は、綺麗な割にそこまで水温が冷たくなく、また日本遺産に指定されている独特の地形で崖があったり急流があったりと色んな遊び方が出来るので「関西圏屈指の川遊びスポットだ!」と思っているのですが、その一方水難事故の多発地帯としても知られています。
こちらは産経新聞の記事。
そこで今日はこの宮滝で安心・安全に遊んで頂くためにも、川遊びの心構えについて書かせて頂きます!
【アクセス・駐車場について】
交通アクセスですが、電車で来る際には近鉄吉野線「大和上市駅」からコミュニティバスに乗って15分。「宮滝」で下車するとそこから歩いてすぐです。
車で来る場合はこの「宮滝河川交流センター」に駐車しましょう。大阪市内から90分かからないくらいの時間で来れます。
駐車料金は1日1,500円ですが、夏休み期間の土日などは午前中に全て埋まってしまうこともあるのでご注意。また、ここで駐車料金を払う事でBBQゴミなどを引き取って頂けますので、河原でBBQするならぜひ利用しよう。
ちなみにバイクは1日800円、トイレとシャワーもあります。
【遊ぶ場所について】
河川センターを過ぎると、整備された歩道があります。既に絶景!
そしてすぐ、この河原にたどり着くので、BBQをしたい場合はここで行いましょう!この日もたくさんの人でにぎわってますね。
逆に言えば、宮滝でBBQが許可されているのはこの河原のみですので、他の場所でBBQをしたり焚き火をしたりするのは厳禁です!
しかしながらこの河原、実はちょっと遊びづらいんですよね……!
何故かと言うと、
写真中央の白く泡立っているところを境に、左側は浅く、右側は足がつかないくらいに深いんですよ。
しかも、浅い部分も「浅い」とはいえ流れが急なので、足を取られて流されることもあります。そしてその先にあるのが急流と足のつかない深み、っていうのはちょっと怖いですよね。
なので、「浅瀬だから」と油断せずに遊ぶ際には必ずライフジャケットを着用してください!特に子どもはライフジャケット必須です!
そしてこの、「浅瀬か、めちゃ深いか」の2択になってしまうとちょっと遊びづらいので、別の遊びやすいスポットを紹介します!
【違うルート】
先ほどの道を、矢印の方向に折り返すような感じで歩きます。
この道です。ここをまっすぐ行きます。
橋をくぐってそのまま歩くと突き当たります。
ここを頑張って降りてください。ここがちょっと難所です。
降りると目の前が開けているので、ここを矢印の方向に歩いていきます。
ほら!川が見えた!
この写真に写っている、白い滝のようなものは「夢のわだ」と言って万葉集にたくさん出て来る名所です。飛鳥時代の天皇もこの景色を見てたんでしょうね。
そして、この写真の浮き輪で遊んでる集団(私の友達と子どもたち)がいるあたり。深いところはそれなりに水深がありますが、浅いところもあるし流れが緩やかなので子どもから大人まで遊びやすいです。
