先日、病で亡くなった漫画
家の東本昌平氏の作品には、
やたらめったら1960年代
末期の新左翼全学連や全共
闘の学生運動のシーンが出
て来る。サブリミナル的な
描写方法として。
短編作品では、1960年代末
期当時の学生運動家の「現
在」を描いた作品までもが
ある。
なぜ、オートバイ乗りと学
生運動という一見何の繋が
りもない世界が交差リンク
していつも東本氏の作品に
は登場するのか。
それは、果てしない道を前
進して行くオートバイ乗り
と、力及ばずして倒れる事
は辞さないが、力尽くさず
して挫ける事を拒否する、
という信条で自ら傷つきな
がらも闘った1960年代末期
の学生運動の闘士たちが、
一脈通じる世界観を有して
いた事を作者東本氏はよく
知っていたからだろう。
心から東本氏の冥福を祈る。
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