大学教育を取り巻く環境が大きく変化している。少子化による競争激化、生成AIをはじめとする技術の進化、社会で求められるスキルの高度化―。こうした状況に、京都、滋賀の大学トップはどのように対応しようとしているのか。ロングインタビューで戦略に迫る。京都先端科学大の前田正史学長が、ニデック創業者で学校法人の永守重信理事長と二人三脚で築いた国際色豊かな教育環境の狙いや、人口減少で後ろ向きな議論ばかりが先行しがちな高等教育の現状のついての提言を語った。

 日本経済は人口減少に伴って市場規模が縮小し、現在は内需だけでは産業は成り立たず、既にグローバル化している。大学はその社会の縮図として、

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「大学のことは大学で決める」