病みつきトリップおつまみを多数輩出する卫龙のお菓子の数々をいただきます。
何だこのお菓子は
中国からの留学生・金さんが、「好きすぎてわざわざ中国から送ってる」というお菓子をくれました。
それがこちら、
「魔芋爽(モーユーシュアン)」です。
名前に「魔」 が入ってて面食らった上、そもそも材料は何なのかよくわからないまま一口食べてみると、
甘辛い味付けに、クセになるクニュクニュした食感。食べたことない、食べたことない!
金さんは子供のおやつと言っていましたが、味は塩味、酸味、辛味の三位一体で完全に酒盗。珍味も珍味です。
チュルチュルしてるのでイカかな?と思いきや「魔芋」はコンニャクという意味だそう。いってみれば味付けコンニャクです。
使われてるタレは、ラー油ベースに唐辛子やクミンなどの香辛料を配合したものです。日本にはない香りと味わい。しっかり辛いのも病みつきポイントです。
金さんに「超好吃(ごっさうまかった)・・・」と伝えると、「じゃあこの会社の他のお菓子もあげる!」とたくさん譲ってくれました。
こんなにいっぱい!ありがたい!
魔芋爽を生産する「卫龙(ウェイロン)」という企業、クセになる甘辛おつまみを多数世に送り出しているそう。
ホームページを見てみると、
公式HP(https://www.weilongshipin.net.cn/)より引用
しょっぱそうなおつまみがいっぱいです!よっしゃ!
「卫龙のおやつを持って春ピクニック!」という惹句とともに、目の下にクマが出来てるように見え、取り憑かれたように魔芋爽を食べてるような女の子のイラストが。
卫龙の商品、どんな味なのか楽しみ・・・・!
この度、卫龙の宴を開催することと相成りました。
※これからどう考えても体にはあんまり良くない量をいっきに食べますが、宴をやるため毎日野菜中心の献立を立ててコンディションを整えてきたので気にしないで下さい!私は元気です!
宴の準備
これらを皿へと盛り付けていきます。
スパイスとガーリック、ラー油の香ばしい香りが部屋中に広がります。部屋干ししてる洗濯物にも飛来します。
茶色がドミナントカラーすぎますが、これこそ卫龙の宴にふさわしい景色でしょう。
内訳はこんな感じです。(食べたことない人からしたらサッパリの図ですね)
まさに横綱「大面筋(ターミエンチン)」
まずは、一番デカ長くて存在感を放つ「大面筋」を食べます。
人差し指ほどの太さで、人差し指2本分くらいの長さ
パッケージには「生活学习工作压力大(日々の暮らし、勉強、仕事はストレスまみれ) 来包辣条压压惊(これ食べて元気出しなはれ)」と書かれています。
持ってみるとしなる。重量級です。
食べてみると、
歯応えはギュッギュとしており、コシがあるけれど噛み切れる、日本の食べ物では形容できない感触です。見た目ほどは辛くないですが、甘みと塩味がしっかりついており、噛むとじゅっと旨みを含んだ油分が溢れ出します。なんとも甘い罪悪感です。
サラミみたいなものなのかなと思いきや、調べてみると小麦粉に含まれるグルテンを蒸したものだそうです。お麩みたいな作り方ですが、弾力は抜群です。
「これ、日本でも人気でるよなあ・・・」と脳内で輸入話が持ち上がりかけました。
カットが違うだけで!?「小面筋(シャオミエンチン)」
続いてはさっきの大面筋のスモールバージョン、小面筋(シャオミエンチン)です。
小指ほどの長さに細かくカットされてます
味道更经典(さらなる殿堂入り級のおいしさ) 任性就吃卫龙辣条(好きなだけ食べなはれ卫龙の辣条)と書かれています。
「まあ、ミニ大面筋っしょ」とタカを括って口に運ぶと、
とまりません。
小さく切っていることで、先ほどより軽い食感になる上、生地の体積が少ないため味がより強く感じられます。しかも、ちっちゃくていっぱいあるからちょいちょいつまんでしまいます。ビールといっしょにやりたいです。
小面筋は私にとって酒のつまみポテンシャル高めなのですが、パッケージには商品名の下に「童年的回忆!( 子供の頃の思い出の味!)」と書かれています。ほんまに中国の子供これ食べるんや。日本でいうと「蒲焼さん太郎」や「タラタラしてんじゃねーよ」の位置付けになるんでしょうか。
小粒でもガツンと来る「大刀辣条(タータオラーティアオ)」
続いては真四角の大刀辣条(タータオラーティアオ)に挑戦です。
キャンディのように一つづつ小袋に入っています。
3センチ四方ほどの大きさです。
先程の面筋はどちらも細長いものでしたが、これは薄い生地を何枚も重ねて分厚くなっています。(生地は同じく小麦粉)
ポイっと一かけ口に入れて噛んでみると、歯を跳ね返してくるグッとした強い歯応え、汁を吸ったタレを歯で感じると同時にスパイシーな香りが鼻腔に広がります。お菓子の範疇を超えるずっしりとした味わい。
大面筋や小面筋とは異なるタレをつかっているのでしょう、辛味がかなりガツンとくるので、私の舌では飲み物が必要でした。
「あ、これ、白ごはんに合うで・・・!」と急遽冷やご飯をチンしに台所へ走ります。
名前の謎「亲嘴烧(チンツイシャオ)」
止まらぬ箸は「亲嘴烧(チンツイシャオ)」へと移ります。
一応味は違うけど見た目になんの区別もありません。
「亲嘴」とはキスという意味で、チューしてるカップルのイラストもあるし、英訳は「Kiss Burn」になっています。「Kiss Burn」ってなんだか情熱がすぎますね。
上から、赤色の「红烧牛肉味」、黄色の「川香风味」、緑色の「麦辣鸡汁味」となっています。
これは、大刀辣条より平べったいので一口一口かじっていただきます。
おお!食べやすい!歯応えもギュッと締まってほどよく、辛さもありますが甘みが強く出てきます。
赤い袋「红烧牛肉味」がめっちゃ辛いと思いきや、最も甘みがありました。黄色の「川香风味」はペッパー系の香りが独特で、緑の「麦辣鸡汁味」が一番辛かったです。
そうこうしてる内にご飯が温め終わりました。
ジャンクの極み飯です。
亲嘴烧がご飯の湯気でフニャッとなり、また違った食感が楽しめます。
ご飯とともに口に運ぶと、白飯となんの違和感もなくタッグを組みよります。
あとで金さんに聞いてみると、中国では具に大刀辣条を使ってチャーハンを作ることもあるそうです。亲嘴烧ももちろんチャーハンに合いそうです。みんなご飯との相性に気づいてるんですね。
ただ、「亲嘴烧(Kiss Burn)」という商品名ですが、ニンニクをはじめとした香辛料がめちゃくちゃきいているので、キスにとって得になることはひとつもありません。
珍味度高め「魔芋爽 酸辣泡椒」
卫龙ファンになるきっかけとなった魔芋爽をまた味わいます。
表面にヒダヒダがあり、見た目は生き物のようです。
HPの女の子は別の味の魔芋爽を袋から直に食べています。これが本式みたいです。
歯応えはいかっぽいけどプツプツと噛み切れ、まさに珍味風です。他のお菓子と違って酸味があり、あんまり辛くはありませんでした。サラダにかけると合いそうです。
これもこれとて米にのせました。
味が濃いとすぐ白飯の膳立てをしてしまうクセがあり、自分でもちょっと心配なんですが、これはなんのためらいもなく白飯をかきこみました。
塩辛や酢の物と同じ系列なので、ごはんが進む進む。主な材料がコンニャクというのも、タレの味がむちゃくちゃ濃いという罪悪感を減らして、健康意識を麻痺させます。
もはや惣菜「麻辣土豆片(マーラートゥートウピエン)」
最後は、麻辣土豆片(マーラートゥートウピエン)です。
「SPICY POTATO CHIPS」の名の通り、麻辣(マーラー)味のジャガイモです。
揚げてはおらず、薄いジャガイモを茹でてタレに和えています。
めちゃくちゃ薄い。向こうの箸が透けているのがわかるでしょうか。
今までのお菓子の「得体の知れない感」はなく、自分の頭の中のジャガイモ記憶から味を決めてかかってから口に入れると、
知らん食べ物でした。
歯応えは、柔らかくもシャクシャクとしており、ふかし芋や揚げ芋とは異なる食感でした。魔芋爽と似た酸味が効いたタレを使っていますが、こちらはにんにくが強く香ります。名前のとおり麻辣を感じますが、麻(しびれ)はほどほどで良い塩梅です。
ほぼお惣菜でした。納豆に混ぜたらよさそうですし、サンドイッチなどの洋食にも合いそう。チンして加熱してもおいしいかもしれません。
脳が痺れるトリップおつまみ
甘辛塩酸すべてが舌と脳をホールドするおつまみでした。
金さんが、「子供の時、卫龙のお菓子を帰り道や留守番中など親がいないときに隠れて食べていた」と語っていましたが、その言葉はまさに卫龙を象徴しています。
病みつきになる刺激的な味で、親が子供にあんまり大量に食べてほしくないのも何かわかるし、たとえ親に注意されてもコソコソ食べたくなるのもわかります。
大量の卫龙を一気に食べて胃が暴れ気味ですが、至福の時をすごしました。
日本のお店で売っているのは見たことありませんが、Amazonやらなんやらで買えるので食べたい人は試してみてください。私の周囲の人には小面筋を配るので食べて下さい。
コメント
コメント一覧 (6)
この記事・・・唾液が止まらないです
背徳と恍惚しか感じない!!! 最高(笑)
唐沢むぎこ
が
しました
ただ怪しげなビルの2階なので入りづらい…
でも気になるから行くかもしれません〜
唐沢むぎこ
が
しました
あーこれや!と思って買って帰ってきたのにパッケージ見たら違う味でした…魔芋爽は麻辣味、大面筋は冷静、って書いてあり甘しょっぱい&香辛料が油と共に押し寄せる感じで初の食べ物でした。
面白い経験になりました、むぎこさんありがとう〜
唐沢むぎこ
が
しました