今日は学校で授業があり、昼休みにこの記事を書いています。
研究室の人にバレたくないのでコソコソして書いておりますが、やっぱり1番見られたくないのは、この「やったれ!徳島捕物帖」というタイトルです。自分でつけた名前ですが、だんだん恥部と化してきました。
本日は2日目の最後の行程「土柱」の紹介です!
「土柱・・・?地味でおもんなさそ〜〜〜見るのやーめぴ♪」という人もいるかもしれませんが、是非食わず嫌いせずに読んでほしいです。
そもそもこの捕物帖を書こうと思ったきっかけは「土柱に行ったことを伝えたいから」ーそう強く思ったからにほかなりません。
さて、土柱に不利なくらいハードルを上げ切ったところで今日の記事にうつりましょう。
ユートピアふみや
遊覧船で堂々たる岩を堪能したあと、小腹が空いたので軽食を調達することになりました。
入ったのは地元のコンビニ「ユートピアふみや」
お弁当が安くておいしいで有名らしいです。
実際、私が行ったときも山道そいの店なのにお客さんは結構いました。
店の様子を正面から撮影したかったのですが、どんどん車が入ってきて普通に轢かれそうになりました。「ユートピアふみやで死ぬのもアリ?」とよぎりましたが、今考えると何がアリなのかわかりません。
急に「堀内孝雄がききたい!」となっても、ユートピアふみやなら手に入ります。
唐揚げと骨付きチキンと煮しめを購入。唐揚げは家庭的な味で何個でもいけるし、チキンは皮がトゥルットゥルで最高でした。煮しめも甘めの味付けで疲れた体に染みこみます。
ただ、例の如く電光石火で完食してしまい(普通「電光石火」はこんなとき使わない)、残念ながら写真はありません。いやー今後グルメブログはできないですね。
土柱へ
大歩危を後にして、いよいよ向かうのは土柱です。
今更ですが、「どちゅう」と読みます。「つちばしら」ではないようです。
初めて「土柱」と聞いたとき「中国語読みでもトゥーチュー(tǔzhù)やなあ、似てるなあ、傑作やなあ」と思いました。(ちなみに傑作ではありませんでした。)
聞くところによると、徳島にある阿波の土柱は「世界三大土柱」の一つとのこと。
後の二つがひっとつも思い浮かばないし、そもそも土柱が何なのかわかりませんが、とにかく世界的に有名なスポットのようで期待が高まります。
車内BGMは間宮貴子「Love Trip」でした。
今年の2月あたりからシティポップにハマり、そんで買ったCD。
このCDを買うために「腕にめっちゃ熱い電極あてられて、熱さと痛みに耐えるバイト」をやったのですが、バイト代が2000円で、買うには300円足りなかった思い出があります。
阿波PAを降りる
土柱は自然の景勝地ですが、徳島自動車道阿波パーキングエリアから歩いて10分のところにあります。(阿波PA自体が中心地から遠いのだが)
阿波PA。
土柱は一大観光スポットのようで、周りに旅館がいくつかがありました。
土柱ランド。フォントがいい風合い。結婚式場もあるという。ここで土柱ウェディングもやぶさかじゃない。
土柱どんどん。一回聞いたら忘れられないネーミング。
土柱どんどんはビジネスホテルもあります。・・・ビジネスホテル!?
土柱のある山のすそにある土柱観光横丁。とても魅力的な雰囲気。
土柱タクシー。とにかく全部のものに「土柱」が冠されている。
土柱横丁を歩いて2分くらいのところに入口があります。
土柱入り口。土柱を詠んだ詩の石碑が2つあります。
少し進むともう一つ碑が。土柱は創作意欲をめちゃくちゃ刺激するのでしょうか。
なだらかな山道を歩いていきます。
そしてものの五分で、少し開けたところに出ました。
いよいよ土柱とご対面です。
「土柱!!」
写真だとスケールが伝わりにくいですが、でっかい砂岩の柱が何本も立っています。削り取られた岩肌に何年もの浸食作用の力を感じ、「日本というより中国みたい・・・!」と思いました
・・・多分読んでくれてるみなさんは「たしかに土柱やけども・・・」と思ってるのではないでしょうか。
しかし、これより上にある展望台では全く違う体験がありました。
大丈夫かこの展望スポット
先程の場所からさらに上へ向かって歩くと、もう一つの展望スポットがあるとの表示があったので、せっかくやし行こうかということになりました。
ただ、さっきの展望スポットとは違い、結構な時間歩いても着きそうにありません。
周りもすこし暮れてきて、不安になりながらも進むと、やっと到着。
なんとそこは、土柱の真上でした。
本当に真上で、土柱ある崖のふちに立ってるというような感じです。
下を覗き込むと迫力ある土柱が見えるのですが、柵や注意書きゼロ。
一歩踏み違えば土柱まっさかさまなスリル。足場の状況も悪い。
夜は土柱のライトアップがあるらしいのですが、「ここ夜に来るの危なくないか?」と心配になりました。
そしてこの展望スペース、建物がいくつかあったのですが、
ここ、やっているのか・・・?
うっそうと草がしげり、人の気配がありません。今は土柱そばを提供していない様子。
しかし、この建物の屋上に続く階段は封鎖されていませんでした。
のぼってみると、
わ!阿波市一望!
とってもきれいな眺めでした。
ただ、他の方向を向いてみると、
赤く錆びた欄干にバッキバキの看板とランプ。土産屋が営業しているはずありませんね。
そして、
隣にある建物も見えます。壁の板がかなり剥がれおちてしまっています。
窓は割れているのではなく、開いている様子。手前の開いている扉の奥に、顔だけの猫の置物があって「こ、こわあ〜」と思いました。
隣の建物が気になって、階段を降りて近づいてみると、
なんと土柱ランド別館でした。
こっちの窓はバッキバキで、障子も破れ放題。廃墟になっています。
さっき見た土柱ランドは普通に営業していたのに、別館はさびれきっています。別館の方が景色もきれいだし、土柱のすぐそばにあるのに何故でしょうか。
傾いた看板をみるかぎり旅館だったようです。
この建物にも展望台があったみたいです。
あと、下の方に「土柱堂支店ランド別館」と書いてあります。土柱ランドは昔土柱堂という名前だったのでしょうか。
ネットで検索してみると、土柱堂が1960年に『阿波の土柱』という本を出版しているのがヒットしました。土柱に力入れまくりですね。
この展望スペース、土柱を見るところが危ないし、廃墟が2つあるし、「1人で来てたらほんと怖かっただろうな・・・」と思います。
でも、きれいに管理されてる公衆便所はありました。土柱のかたち。
(こういうの見ると、「モノホンが近くにあるから絶対に勝てないのに、わざわざ形を模して作るの面白いなあ」と思います)
下山すると、今度は土柱の真下に展望スポットがありました。
ここもまた、さえぎるものは一つもありません。土柱と一体になれます。
角度によって土柱の表情が変わります。私は下からのアングルがお気に入りです。
土柱は、大自然が作り出す奇怪な景色と、スリル&レトロが楽しめる場所でした。
特に山の上にあった廃墟は、私が廃墟初体験となった山中温泉の緑水園とものすごく似ていました。行き方を示す標識もあるような普通の展望台に行ったら、ゴリゴリの廃墟に出くわすという体験です。
とっても土柱が好きになりました。
真剣に「土柱ランドで挙式もアリやな・・・・」と思っています。
好きです土柱
私にとってこの徳島旅のハイライトはこの土柱でした。
土柱と観光旅館の廃墟の組み合わせは、ゆったりと変化していく大自然と、栄枯盛衰の人間の営みの対比がくっきり浮かびあがります。とってもセンチメンタルになります。
今も「なんとしてでも土柱ランド別館が賑わってた頃の写真を入手したい」と思ってヤフオクを漁ったりしております。
明日はやっと最終日のことを紹介します。多分最終回になると思います。
正直私もびっくりするくらい徳島にはナイススポットが多く、長々と記事を書いてしまいました。
今日はややマニアックでしたが、明日はかわいいカメの写真がいっぱいあるのでぜひ見てくださいね!
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