甲子園で話題…「未来富山高校」ってナンだった?「地元出身者は1人だけ」「監督は元プロ選手の息子」ナゾの通信制高校が"創部8年"で全国出場の秘話
熱戦続く夏の甲子園。中でも注目を集め、SNSなどでも大きな話題となったのが、一風変わった校名が印象に残るある初出場校だ。近年、多くの「旋風」を巻き起こす通信制高校の新鋭は、一体どんなチームだったのだろうか。現地記者のレポートを短縮版で振り返る。 【写真で比較】「た、確かに似てる…!」“全校生徒25人”未来富山を率いる監督と「選手会長も務めた」元プロ野球選手だった父…未来富山の甲子園での練習風景も現地写真で見る 未来富山は、高校野球界ではまだ馴染みの薄い校名である。 創部8年目となる今年の夏に甲子園出場を決めたことで、その実態も少しずつ明らかになってきた。 通信制の高校であり、全校生徒はわずか25人。そのうち23人が野球部に在籍し、残りの2人も卒業のために必要な単位を取るために残っている野球部OBだ。25人全員がアスリートコースで学ぶ。1人を除いて長野や東京のなどの富山県外の出身者だが、全員が魚津市の寮で生活している。 未来富山の1日の主なスケジュールは、以下のようなものだ。 7時に起床と点呼があり、朝食を摂る。8時30分からプリント学習に励み、11時30分の昼食後に寮を出発。13時から練習が始まる。チームに専用グラウンドはなく、地域の球場や施設を借りて汗を流す。17時に練習が終わると寮に戻り、19時の夕食までに洗濯や入浴を済ませる。その後、寮の清掃などをして就寝となる。 それだけを見れば、多くの人が「野球学校だろう」と考えるのも無理からぬことかもしれない。
「勉強をしっかりしないと野球ができない」
「どうしてもそう思われがちですけど、勉強をしっかりしないと野球ができないというのは、他の高校さんと同じです」 夏の甲子園で責任教師を務める岡﨑翔平は、そう言い切る。 母体は愛媛県松山市にある広域通信制の未来高等学校で、同校が全国に学習センターを設けており、未来富山はそのひとつとなる。 「今は高校生の10人に1人が通信制で学んでいると言われる時代なので、生徒によって目的意識はいろいろあると思います」 ニーズに合わせた高校選びという観点で言えば、通信制は全日制よりも選択の幅が広いのかもしれない。未来富山に関して言えば、それが野球部となっているワケだ。 一方で、通信制という一見、自由なスタイルであるようで、実はそうではない現状もあるという。 では、その「自由ではない」実態とは何なのか——その詳細は本編で詳しく描かれている。 <つづく> ◆ この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
(「NumberWeb Topics」NumberWeb編集部 = 文)
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