山形大学など発見 ペルーの「ナスカの地上絵」 保護資金募る

南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」について新たに地上絵を見つけた山形大学の研究者などの団体は、保護するための支援金をクラウドファンディングで募っています。

2004年から「ナスカの地上絵」を調査している山形大学は、ほかの研究所とともにAI=人工知能も活用して最近も新たに地上絵を見つけています。

地上絵を保護するために設立された「ナスカ地上絵協会」によりますと、市街地や農地などの拡大で破壊される問題が続いていて、去年の現地調査では、地上絵が描かれた丘の斜面の裏に鉱山会社が巨大な穴を開けていたことがわかったということです。

そこで協会は、保護するための支援金をクラウドファンディングで来月20日まで募っています。

保護の対象は、ナスカ市街地の周りに山形大学とペルー政府が設けた保護公園にある地上絵です。

目標金額は200万円で、専用のサイト「READYFOR」を通じて1口3000円から200万円まで支援することができます。

協会のアドバイザーを務める山形大学ナスカ研究所の坂井正人副所長は「2010年以降に発見されたのに、すでに消滅してしまった地上絵もあり、危機感を持っている。支援金を使って地上絵を見える形にすることで気づかれないまま破壊されてしまう事態を防ぎたい」と話していました。

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