カープ 被爆80年に合わせOB戦 山本浩二氏などが発表会見

カープ 被爆80年に合わせOB戦 山本浩二氏などが発表会見

プロ野球、カープは、原爆投下から80年、初優勝から50年のことし、野球を通して平和への思いを発信しようと、往年の名選手が集まるOB戦を11月に開催することになりました。

18日はマツダスタジアムで、山本浩二さんと大野豊さんが記者会見し、意気込みを語りました。

カープのOB戦は新型コロナの対応にあたった医療従事者の支援のため行われた2022年以来3年ぶりで、ことし11月29日にマツダスタジアムで開催されます。

会見した2人のほか、外木場義郎さんや江夏豊さん、高橋慶彦さん、黒田博樹さん、それに新井貴浩監督など、そうそうたるメンバーが参加する予定になっています。

当日は各年代で使われた8種類のデザインを復刻したユニフォームを着て紅白戦やホームラン競争などが行われるということで、山本さんと大野さんは懐かしいユニフォーム姿で会見に出席しました。

山本さんは「年は取ったがユニフォームを着ると気合いが入る。現役当時からフォームやしぐさは変わらないと思うので、そこを楽しんでほしい」と話していました。

大野さんは「悲惨な思いを持った広島の市民、県民に元気を与えようとカープができて、今がある。平和への思いを広島の地から世界へ発信したい」と話していました。

OB戦の収益の一部は、核兵器の廃絶や平和の実現に向けて広島市に寄付されるということです。

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