【驚くほど簡単!】ガチ文系でも1発合格できた!建築物環境衛生管理技術者 試験(ビル管理士試験)の計算問題 完全攻略②
①からの続きとなります。
建築物衛生管理者試験(ビル管)の計算問題の解説②
空気環境の測定 容積比濃度
この換気量の問題は【空気環境の測定】の単元で出題される問題です。
与えられた式に代入していき計算をする問題です。
分子式に原子量を当てはめなければいけない問題も出題されます。
数値を代入したら、落ち着いて計算をしていきましょう。
【容積比濃度を求める問題】【ホルムアルデヒドの量を求める問題】の2種類が出題されます。
★容積比濃度を求める問題
換算式↓
条件→Cppm:容積比濃度(ppm)、M:分子量、Cmg/m³:質量濃度(mg/m³)、t:温度(℃)
を使用し、Cppmを【X】とする
問題【2019(令和元年)年56問目】
室温20℃の室内において、ホルムアルデヒドの質量濃度が0.08mg/m³であったとき、ホルムアルデヒドの容積比濃度として、最も近いものは次のうちどれか。ただし、濃度換算には以下の式が用いられ、ホルムアルデヒドの分子量Mは30とする。
Cppm:容積比濃度 (ppm)
M:分子量
Cmg/m³:質量濃度(mg/m³)
t:温度 (℃)
1.0.050ppm 2.0.065ppm 3.0.080ppm 4.0.100ppm 5.0.120ppm
解答のやり方
まずは与えられた数値の整理をする。
【Cppm:容積比濃度 (ppm)】→これを求めるのでXを代入する
【M:分子量】→ホルムアルデヒドの分子量Mは30より、30を代入する
【Cmg/m³:質量濃度(mg/m³)】→ホルムアルデヒドの質量濃度が0.08mg/m³より、0.08を代入する
【t:温度 (℃)】→室温20℃の室内より、20を代入する
以下の通りに数値を代入する
計算の途中式は以下参照
X=0.064となり、一番数値が近い0.065ppmが答えとなる。
★ホルムアルデヒドの量を求める問題
換算式↓
条件→Cppm:容積比濃度(ppm)、M:分子量、Cmg/m³:質量濃度(mg/m³)、t:温度(℃)
を使用する。
問題【2020(令和2年)年57問目】
20℃の室内において、ホルムアルデヒドの容積比濃度が0.04ppmであったとき、空気1m³中に含まれているホルムアルデヒドの量として、最も近い値は次のうちどれか。ただし、濃度換算には以下の式が用いられ、ホルムアルデヒドの分子式はHCHO、炭素、水素、酸素の原子量はそれぞれ12、1、16とする。
ただし、
Cmg/m³:質量濃度(mg/m³)
Cppm:容積比濃度(ppm)
t:温度(℃)
M:分子量
1.0.15mg 2.0.1mg 3.0.08mg 4.0.05mg 5.0.025mg
解答のやり方
まずは与えられた数値の整理をする。
【Cppm:容積比濃度 (ppm)】→ホルムアルデヒドの容積比濃度が0.04ppmより、0.04を代入する
【M:分子量】→ホルムアルデヒドの分子式はHCHO、炭素、水素、酸素の原子量はそれぞれ12、1、16
H=炭素=12、C=水素=1、O=酸素=16なので、HCHOは1+12+1+16=30より、30を代入する
【Cmg/m³:質量濃度(mg/m³)】→これを求めるのでXを代入する
【t:温度 (℃)】→20℃の室内より、20を代入する
以下の通りに数値を代入する
計算の途中式は以下参照
X=0.05022となり、一番近い値の0.05が答えとなる。
空気環境の測定 湿り空気
この湿り空気の問題は【空気環境の測定】の単元で出題される問題です。空気線図が一緒に掲載されていることがありますが、近年の出題傾向では空気線図は掲載されておりません。空気線図が掲載されていても使用せずに解答することが可能です。
解答のやり方は
① 問題文より、2つの空気の混合がどちらに寄っているのか?を導き出す
② 問題文より求める項目の差を計算する
③ ①で寄っている方から+または-の計算をする
問題1【2020(令和2年)年64問目】
乾球温度26.0℃、絶対湿度0.0105kg/kg(DA)の空気1,000kg/hと、乾球温度34.4℃、絶対湿度0.0194kg/kg(DA)の空気500kg/hを混合した場合の空気について、乾球温度と絶対湿度との組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。
乾球温度(℃)絶対湿度(kg/kg(DA))
1.28.8 0.0135
2.28.8 0.0164
3.30.2 0.015
4.31.6 0.0135
5.31.6 0.0164
解答のやり方
まず、空気Aと空気Bの情報を整理する
・乾球温度26.0℃、絶対湿度0.0105kg/kg(DA)の空気1,000kg/h→空気A
・乾球温度34.4℃、絶対湿度0.0194kg/kg(DA)の空気500kg/h→空気B
とする
①2つの空気の混合がどちらに寄っているか?を導き出す
空気A→1000kg/h
空気B→500kg/h
なので、A1000+B500=合計1500【全体】となり
空気A→1000【空気A】/1500【全体】→2/3となる
空気B→500【空気B】/1500【全体】→1/3となる
→よって、混合点はA寄りで+となる
※混合点がB寄りであれば-となる
② 問題文より求める項目の差を計算する
乾球温度を求める
空気A→26.0℃空気B→34.4℃
より、34.4ー26.0=8.4℃が差となる
これを寄ってるときの計算式で使用した分母【3】で割ると
8.4÷3=2.8となる
③ ①で寄っている方から+または-の計算をする
今回はA寄りなので、空気Aに+する
→ということは、26.0+2.8=28.8℃となる
次に、絶対湿度を求める
空気A→0.0105kg/kg(DA)
空気B→0.0194kg/kg(DA)
より、0.0194ー0.0105=0.0089kg/kg(DA)が差となる
これを寄ってるときの計算式で使用した分母【3】で割ると
0.0089÷3=0.0029≒0.0030となる ※計算しやすいように繰り上げてます
③ ①で寄っている方から+または-の計算をする
今回はA寄りなので、空気Aに+する
→ということは、0.0105+0.0030=0.0135kg/kg(DA)となる
以上により、乾球温度(℃):28.8℃ 絶対湿度(kg/kg(DA)):0.0135kg/kg(DA)が答えとなる
問題2【2013(平成25年)年64問目】
湿り空気の混合に関する次の文章の( )内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。
湿り空気線図上で、乾球温度22℃、絶対湿度0.013kg/kg(DA)状態点をA点とし、また、乾球温度34℃・絶対湿度0.025kg/kg(DA)の状態点をB点とする。その場合、A点の空気100kg/hとB点の空気200kg/hを混合した空気は、乾球温度( ア )℃・絶対湿度( イ )kg/kg(DA)である。
ア イ
1.26 0.017
2.26 0.018
3.26 0.019
4.30 0.019
5.30 0.021
解答のやり方
まず、空気Aと空気Bの情報を整理する
・乾球温度22℃、絶対湿度0.013kg/kg(DA)・空気100kg/h→空気A
・乾球温度34℃・絶対湿度0.025kg/kg(DA)・空気200kg/h→空気B
とする
①2つの空気の混合がどちらに寄っているか?を導き出す
空気A→100kg/h
空気B→200kg/h
なので、A100+B200=合計300【全体】となり
空気A→100【空気A】/300【全体】→1/3となる
空気B→200【空気B】/300【全体】→2/3となる
→よって、混合点はB寄りでーとなる
※混合点がA寄りであれば+となる
② 問題文より求める項目の差を計算する
乾球温度を求める
空気A→22℃空気B→34℃
より、34ー22=12℃が差となる
これを寄ってるときの計算式で使用した分母【3】で割ると
12÷3=4となる
③ ①で寄っている方から+または-の計算をする
今回はB寄りなので、空気Bに-する
→ということは、34-4=30℃となる
次に、絶対湿度を求める
空気A→0.013kg/kg(DA)
空気B→0.025kg/kg(DA)
より、0.025ー0.013=0.012kg/kg(DA)が差となる
これを寄ってるときの計算式で使用した分母で割ると
0.012÷3=0.004となる
③ ①で寄っている方から+または-の計算をする
今回はB寄りなので、空気Bに-する
→ということは、0.025-0.004=0.0021kg/kg(DA)となる
以上により、乾球温度(℃):30℃ 絶対湿度(kg/kg(DA)):0.0021kg/kg(DA)が答えとなる
空気環境の測定 ベルヌーイの定理
このベルヌーイの定理の問題は【空気環境の測定】の単元で出題される問題です。流体力学のエネルギーの法則のベルヌーイの定理の公式に与えられた数値を代入していくだけの問題です。公式だけ覚えればあとは簡単に解答することができます。
【動圧を求める問題】【静圧を求める問題】が過去に出題されています。
公式
ρ:密度 U:速度 P:圧力 g:重力加速度 h:高さ
に加えて以下の公式も使用する
全圧=動圧+静圧
★動圧を求める問題
ρ:密度 U:速度 P:圧力 g:重力加速度 h:高さ
上記の公式に与えられた数値を代入していきましょう。
問題1【2018(平成30年)年51問目】
ダクト内気流速度が4.0m/sであったとすると、この気流の動圧(速度圧)の値として、最も適当なものは次のうちどれか。ただし、ダクト内の空気の密度は1.2kg/m³とする。
1.2.4Pa 2.9.6Pa 3.19.2Pa 4.38.4Pa 5.76.8Pa
解答のやり方
ρ:密度 U:速度 P:圧力 g:重力加速度 h:高さ
現在わかっている数値は以下の通りです。
【ダクト内気流速度】→4.0m/s
【ダクト内の空気の密度】→1.2kg/m³
以上、上記【動圧】部分の式にあてはめると
動圧=1/2✖ 1.2✖ 4の2乗
→ということは、0.6✖16=9.6Paとなる
問題2【2012(平成24年)年50問目】
ダクト内気流速度が5.0m/sであったとすると、この気流の動圧の値として最も適当なものは次のうちどれか。
1.3.0Pa 2.6.0Pa 3.13Pa 4.15Pa 5.30Pa
解答のやり方
ρ:密度 U:速度 P:圧力 g:重力加速度 h:高さ
現在わかっている数値は以下の通りです。
【ダクト内気流速度】→5.0m/s
【ダクト内の空気の密度】→1.2kg/m³
※ダクト内の空気の密度は1.2は固定のようです※※
以上、上記【動圧】部分の式にあてはめると
動圧=1/2✖ 1.2✖ 5の2乗
→ということは、0.6✖25=15Paとなる
★静圧を求める問題
ρ:密度 U:速度 P:圧力 g:重力加速度 h:高さ
上記の公式に与えられた数値を代入していきましょう。
今回は静圧を求めるので前問とは異なり、全圧=動圧+静圧の公式知識が必要です。
問題1【2011(平成23年)年53問目】
常温空気が速度5.0m/sで流れているダクト中で、周辺大気圧を基準とした全圧が40Paであったとすると、同じ点の静圧として最も適当なものは次のうちどれか。
1.10Pa 2.15Pa 3.25Pa 4.30Pa 5.55Pa
解答のやり方
ρ:密度 U:速度 P:圧力 g:重力加速度 h:高さ
全圧=動圧+静圧
現在わかっている数値は以下の通りです。
【ダクト内気流速度】→5.0m/s
【ダクト内の空気の密度】→1.2kg/m³
※ダクト内の空気の密度は1.2は固定のようです※※
【全圧】→40Pa
①動圧を求める
動圧=1/2✖ 1.2✖ 5の2乗
→ということは、0.6✖25=15Paとなる
②静圧を求める
全圧=動圧+静圧→40=15+X
→ということは、X=25Paとなる
空気環境の測定 粉塵濃度
この粉塵濃度の問題は【空気環境の測定】の単元で出題される問題です。
解き方
①問題文章より、【測定値】の1分間に対する1カウント数を求める
②問題文章より、【バックグラウンド値】の1分間に対する1カウント数を求める
③【測定値】-【バックグラウンド値】=【求めるべき測定値】が求められる
④【求めるべき測定値】✖【標準粒子に対する感度が1分間1カウント当たりの数値】✖【室内浮遊粉塵に対する較正係数】を計算
の4ステップで答えがでます。
問題1【2021(令和3年)年78問目】
光散乱式の粉じん計を用いて室内の浮遊粉じんの相対濃度を測定したところ、3分間当たり90カウントであった。
この粉じん計のバックグランド値は10分間当たり60カウントで、標準粒子に対する感度が1分間当たり1カウント0.001mg/m³、室内の浮遊粉じんに対する較正係数が1.3であるとすると、室内の浮遊粉じんの量として、最も近い数値は次のうちどれか。
1.0.01mg/m³ 2.0.03mg/m³ 3.0.04mg/m³ 4.0.07mg/m³ 5.0.20mg/m³
解答のやり方
①問題文章より、【測定値】の1分間に対する1カウント数を求める
【相対濃度を測定したところ、3分間当たり90カウント】より
→ということは、90カウント÷3分間=30カウント/1分間あたりとなる
②問題文章より、【バックグラウンド値】の1分間に対する1カウント数を求める
【バックグランド値は10分間当たり60カウント】より
→ということは、60カウント÷10分間=6カウント/1分間あたりとなる
③【測定値】-【バックグラウンド値】=【求めるべき測定値】が求められる
【測定値30カウント】ー【バックグラウンド値6カウント】より
→ということは、【求めべるべき測定値】は24カウントとなる
④【求めるべき測定値】✖【標準粒子に対する感度が1分間1カウント当たりの数値】✖【室内浮遊粉塵に対する較正係数】を計算
【24カウント】✖【標準粒子に対する感度が1分間当たり1カウント0.001mg/m³】✖【室内の浮遊粉じんに対する較正係数が1.3】
→24✖0.001✖1.3
→上記を計算すると、0.0312となり、一番数値が近い0.03mg/m³が答えとなる。
問題2【2017(平成29年)年82問目】
光散乱式の粉じん計を用いて室内の浮遊粉じんの相対濃度を測定したところ、6分間当たり120カウントであった。
この粉じん計のバックグランド値は1分間当たり6カウントで、標準粒子に対する感度が1分間1カウント当たり0.001mg/m³、室内浮遊粉じんに対する較正係数が1.3であるとすると、室内浮遊粉じんの濃度として、最も近いものは次のうちどれか。
1.0.010mg/m³ 2.0.013mg/m³ 3.0.018mg/m³ 4.0.020mg/m³ 5.0.026mg/m³
解答のやり方
①問題文章より、【測定値】の1分間に対する1カウント数を求める
【相対濃度を測定したところ、6分間当たり120カウント】より
→ということは、120カウント÷6分間=20カウント/1分間あたりとなる
②問題文章より、【バックグラウンド値】の1分間に対する1カウント数を求める
【バックグランド値は1分間当たり6カウント】より
→ということは、6カウント/1分間あたりとなる
③【測定値】-【バックグラウンド値】=【求めるべき測定値】が求められる
【測定値20カウント】ー【バックグラウンド値6カウント】より
→ということは、【求めべるべき測定値】は14カウントとなる
④【求めるべき測定値】✖【標準粒子に対する感度が1分間1カウント当たりの数値】✖【室内浮遊粉塵に対する較正係数】を計算
【14カウント】✖【標準粒子に対する感度が1分間当たり1カウント0.001mg/m³】✖【室内の浮遊粉じんに対する較正係数が1.3】
→14✖0.001✖1.3
→上記を計算すると、0.0182となり、一番数値が近い0.018mg/m³が答えとなる。
空気環境の測定 騒音
この騒音の問題は【空気環境の測定】の単元で出題される問題です。
赤本の解答を読むと長々logの計算式が記載されており、文系の皆さんは忌避感を覚え、理解が難しい問題と感じると思います。ですが、この問題をただ解答するということを目的とするならば、赤本記載の計算は一切使いません。
下記記載の表に当てはめて考えていけばすぐに解答を導き出すことができます。ぜひこちらの考え方で問題を解いてください。時間の節約にもなります。
同じ騒音レベルの機械を2台稼働させたら+3dB
同じ騒音レベルの機械を4台稼働させたら+6dB
同じ騒音レベルの機械を6台稼働させたら+8dB
同じ騒音レベルの機械を8台稼働させたら+9dB
同じ騒音レベルの機械を10台稼働させたら+10dB
これを下記の表に直して覚えましょう。
問題は【●台同時に稼働させた場合の騒音レベルを求める問題】【騒音レベル●dBと●dBの騒音を合成した場合の騒音レベルを求める問題】の2種類です。上記の表は2種類とも解答するのに使用できます。
★●台同時に稼働させた場合の騒音レベルを求める
上記表を使って、台数に対応するdBを足すだけで答えがでます。
問題1【2020(令和2年)年84問目】
1台73dB(A)の騒音を発する機械を、測定点から等距離に6台同時に稼働させた場合の騒音レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。
ただし、log10²=0.3010、log10³=0.4771とする。
1.76dB(A) 2.78dB(A) 3.81dB(A) 4.438dB(A) 5.568dB(A)
解答のやり方
6台の時は+8dBが対応となるので、
73dB+8dB=81dBが答えとなる
※log10²=0.3010、log10³=0.4771 は使用しません。
問題2【2012(平成24年)年85問目】
1台78dB(A)の騒音を発する機械を、測定点から等距離に6台同時に稼動させた場合の騒音レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。ただし、log10²=0.3010、log10³=0.4771とする。
1.81dB(A) 2.86dB(A) 3.96dB(A) 4.243dB(A) 5.468dB(A)
解答のやり方
6台の時は+8dBが対応となるので、
78dB+8dB=86dBが答えとなる
※log10²=0.3010、log10³=0.4771 は使用しません。
★騒音レベル●dBと●dBの騒音を合成した場合の騒音レベルを求める
①騒音dBが高い方の値を分解していって、騒音dBが低い方の値になるようにそろえる
※同じ騒音レベルの機械を2台稼働させたら+3dBを使う
②表を使ってdBを導き出す
③騒音dBが低い方の値に②ででた値をプラスすれば答えがでる
問題1【2023(令和5年)年85問目】
騒音レベル80dBと86dBの騒音を合成した場合の騒音レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。ただし、log10²=0.3010、log10³=0.4771、log10⁵=0.6990とする。
1.83dB 2.86dB 3.87dB 4.89dB 5.166dB
解答のやり方
①騒音dBが高い方の値を分解していって、騒音dBが低い方の値になるようにそろえる
今回は、騒音レベル80dBと86dBなので、86dBを分解して、80dBに値をそろえます。
86dBは83dBの2台分の騒音ということです
最終的に86dBは80dbの4台分の騒音ということになります。
これに、問題文の80dBの1台分をプラスして、この問題は80dBが5台分の騒音がある、ということになります。
※86dB(80dB4台分騒音)+問題文の80dB1台分=80dB 5台分の騒音
②表を使ってdBを導き出す
今回この表には5台分のdB表示はありませんので、追加しましょう。
同じ騒音レベルの機械を4台稼働させたら+6dB【表より】
この間は【5台稼働させたら+●dB】が入ると予想されます
同じ騒音レベルの機械を6台稼働させたら+8dB【表より】
→ということは、4台で+6dB→5台で+7dB→6台で+8dBとなります。
※4台と6台の間の数は自然に導き出される
③騒音dBが低い方の値に②ででた値をプラスすれば答えがでる
→ということは、80dB+7dB=87dBが答えとなる
※log10²=0.3010、log10³=0.4771、log10⁵=0.6990 は使用しません。
問題2【2015(平成27年)年86問目】
騒音レベル83dBと92dBの騒音を合成した場合の騒音レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。
ただし、log10²=0.3010、log10³=0.4771とする。
1.85.0dB 2.87.5dB 3.90.0dB 4.92.5dB 5.95.0dB
解答のやり方
①騒音dBが高い方の値を分解していって、騒音dBが低い方の値になるようにそろえる
今回は、騒音レベル83dBと92dBなので、92dBを分解して、83dBに値をそろえます。
92dBは89dBの2台分の騒音ということです
最終的に92dBは83dbの8台分の騒音ということになります。
これに、問題文の83dBの1台分をプラスして、この問題は83dBが9台分の騒音がある、ということになります。
※92dB(83dB8台分騒音)+問題文の83dB1台分=83dB 9台分の騒音
②表を使ってdBを導き出す
今回この表には9台分のdB表示はありませんので、追加しましょう。
同じ騒音レベルの機械を8台稼働させたら+9dB【表より】
この間は【9台稼働させたら+●dB】が入ると予想されます
同じ騒音レベルの機械を10台稼働させたら+10dB【表より】
→ということは、8台で+9dB→9台で+9.5dB→10台で
10dBとなります。
※8台と10台の間の数は自然に導き出される
③騒音dBが低い方の値に②ででた値をプラスすれば答えがでる
→ということは、83dB+9.5dB=92.5dBが答えとなる
※log10²=0.3010、log10³=0.4771 は使用しません。
給水及び排水の管理 含水率
この含水率の問題は【給水及び排水の管理】の単元で出題される問題です。【混合したときの含水率を求める】【濃縮後の汚泥容積を求める】の2種類の問題が出題されます。水分と固体がそれぞれどれくらいあるか?を考えながら解くとスムースに理解ができます。
★混合したときの含水率を求める問題
①それぞれ水分と固体分のm³を求める
②2つの重量と水分量をそれぞれ足す
③水分量/全体量✖100(答えが「率」なので百分率を使用する)
の流れで答えを導き出すことができます。
問題【2018(平成30年)年138問目】
含水率98%の汚泥5m³と、含水率96%の汚泥15m³を混合したときの含水率として、最も近い値は次のうちどれか。
1.96.0% 2.96.5% 3.97.0% 4.97.5% 5.98.0%
解答のやり方
①それぞれ水分と固体分のm³を求める
【含水率98%の汚泥5m³】
水分→5✖0.98=4.9m³ ※含水率98%
固体分→5m³-4.9m³=0.1m³
【含水率96%の汚泥15m³】
水分→15✖0.96=14.4m³ ※含水率96%
固体分→15m³-14.4m³=0.6m³
②2つの重量と水分量をそれぞれ足す
・重量→5m³+15m³=20m³
・水分量→4.9m³+14.4m³=19.3m³
③水分量/全体量✖100(答えが「率」なので百分率を使用する
19.3m³/20m³✖100=96.5%
※※小数点に✖100をすると0の分だけ右に小数点が動く※※
→ということは、96.5%となる
★濃縮後の汚泥容積を求める
①最初に提示されたもののを水分と固体分のm³を求める
②条件に示された濃縮後の固体分がどれくらい大きくすれば、100%になるかを求める
の流れで答えを導き出すことができます。
問題【2015(平成27年)年139問目】
水分99.0%の汚泥12m³を水分98.0%に濃縮した場合、濃縮後の汚泥の容積として、最も適当なものは次のうちどれか。
1.2.0m³ 2.3.0m³ 3.4.0m³ 4.6.0m³ 5.8.0m³
解答のやり方
①最初に提示されたものの水分と固体分のm³を求める
【水分99.0%の汚泥12m³】
水分→12✖0.99=11.88m³ ※含水率99%
固体分→12m³-11.88m³=0.12m³
②条件に示された濃縮後の固体分がどれくらい大きくすれば、100%になるかを求める
98%に濃縮後→0.12m³が2%(100%-98%)の重量になるので、
2%を50倍すれば、100%となるので、
→0.12m³✖50倍=6.0m³となる
給水及び排水の管理 BOD除去率
このBOD除去率の問題は【給水及び排水の管理】の単元で出題される問題です。簡単な問題です。引き算をしていけば解答にたどり着けます。処理前の浄化槽の全体の大きさを100として、引き算を一次、二次と順番にしていけば大丈夫です。
問題【2019(令和元年)年139問目】
下図のように、一次処理装置、二次処理装置からなる浄化槽において、一次処理装置のBOD除去率が30%、二次処理装置のBOD除去率が50%であった場合、浄化槽全体のBOD除去率として、最も適当な値は次のうちどれか。
1.35% 2.40% 3.50% 4.65% 5.80%
解答のやり方
まずは、処理前の浄化槽の全体の大きさを100とする
①【一次処理装置のBOD除去率が30%】とあるので、
100%-30%=70%【30%がなくなって70%が残っている状態】
②【二次処理装置のBOD除去率が50%】とあるので、
①で出した70%が残っているので、70%✖50%=35%【70%の半分】
→ということは、文章中に【一次処理装置のBOD除去率が30%】とあり、②の【二次処理装置のBOD除去率が50%=35%】
この2つを合わせると、30%+35%=65%となる
給水及び排水の管理 循環流量
この循環流量の問題は【給水及び排水の管理】の単元で出題される問題です。式が与えられるので、そこに代入して落ち着いて計算すれば答えがでます。【循環流量を求める問題】【循環配管の単位長さ当たりの熱損失の値を求める問題】の2種類があります。
【循環配管からの熱損失】が文章中に与えられます。
これは【配管長(m)】✖【単位長さあたりの熱損失(W/m)】で導き出すことができます。
★循環流量を求める
公式に数値を代入していきましょう。
【循環配管からの熱損失】=【配管長(m)】✖【単位長さあたりの熱損失(W/m)】
問題【2013(平成25年)年116問目】
循環配管の管長が60m、循環配管からの単位長さ当たりの熱損失が40W/mの給湯設備で給湯循環流量を算出した場合、その値として最も近いものは次のうちどれか。
ただし、加熱装置における給湯温度と返湯温度の差を5℃とする。算定式は次式を使う。
Q=0.0143✖HL÷Δt
ここで、
Q:循環流量(L/min)
HL:循環配管からの熱損失(W)
Δt:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差(℃)
1.0.11(L/min) 2.0.17(L/min) 3.6.9(L/min) 4.34(L/min) 5.170(L/min)
解答のやり方
①まずは、HL【熱損失】の値がわかりませんので、
【循環配管からの熱損失】=【配管長(m)】✖【単位長さあたりの熱損失(W/m)】を使って求めます。
→【循環配管からの熱損失(HL)】=【配管長60(m)】✖【単位長さあたりの熱損失40(W/m)】
=2400となります
②与えられた式に数値を代入する
Q=0.0143✖HL÷Δt
=0.0143✖2400÷5
計算の途中式は以下参照
=6.864となる
→ということは、一番数値が近い6.9(L/min)が答えとなる。
★循環配管の単位長さ当たりの熱損失の値を求める
①公式に数値を代入していきましょう。
②導き出された数値を下記の式に代入すれば、単位長さあたりの熱損失(W/m)が導き出される。
【循環配管からの熱損失】=【配管長(m)】✖【単位長さあたりの熱損失(W/m)】
問題【2021(令和3年)年121問目】
循環配管の管長が100mの給湯設備で給湯循環流量を10L/minとした場合、循環配管からの単位長さ当たりの熱損失の値として、最も近いものは次のうちどれか。ただし、加熱装置における給湯温度と返湯温度の差を5℃とする。算定式は次式を使う。
Q=0.0143✖HL÷Δt
ここで、
Q:循環流量(L/min)
HL:循環配管からの熱損失(W)
Δt:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差(℃)
1.0.5W/m 2.7.0W/m 3.35W/m 4.140W/m 5.3500W/m
解答のやり方
①公式に数値を代入していきましょう。
Q:循環流量(L/min)→給湯循環流量を10L/min
HL:循環配管からの熱損失(W)→まだ不明なので、そのままHLとする
Δt:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差(℃)→加熱装置における給湯温度と返湯温度の差を5℃
10=0.0143✖HL÷5
10✖5=0.0143✖HL
10✖5/0.0143=HL
HL=10✖5/0.0143
計算の途中式は以下参照
=3496.5034≒3497
②【循環配管からの熱損失】=【配管長(m)】✖【単位長さあたりの熱損失(W/m)】
3497=100m÷X
3497/100m=X
X=3497/100m
=34.97となる
→ということは、一番数値が近い35W/mが答えとなる。
清掃 算定面積
この算定面積の問題は【清掃】の単元で出題される問題です。
① 床面積(m²)✖廃棄物発生量(kg/(m²・日))を計算する
② ①÷保管容器(kg/個)を計算する
③ ②✖保管容器一個の占有面積(m²)を計算する
④ ③✖保管日数(日)を計算する
と答えが出るのでこの順番を覚えましょう。
問題【2021(令和3年)年164問目】
建築物内の廃棄物保管場所の算定面積として、正しいものは次のうちどれか。ただし、作業場の必要面積及び粗大ごみ・再利用物の管理面積は考えないものとする。
延べ床面積:10,000m²、廃棄物発生量:0.04kg/(m²・日)、保管容器:10kg/個、保管容器1個は0.25m²を占め、保管日数は2日とする。なお、保管容器は平積みとする。
1.10m² 2.20m² 3.80m² 4.200m² 5.500m²
解答のやり方
① 床面積(m²)✖廃棄物発生量(kg/(m²・日))を計算する
→ということは、10,000m²✖0.04kg/(m²・日)=400kg
計算の大前提★★★計算式ではかけたり・割ったりしたら、同じ単位は消されてなくなる★★★
② ①÷保管容器(kg/個)を計算する
→ということは、400kg÷10kg/個=40個
計算の大前提★★★計算式ではかけたり・割ったりしたら、同じ単位は消されてなくなる★★★
③ ②✖保管容器一個の占有面積(m²)を計算する
→ということは、40個✖0.25m²=10m²
④ ③✖保管日数(日)を計算する
→ということは、10m²✖2日=20m²
答えは20m²となる
清掃 容量質量
この容量質量の問題は【清掃】の単元で出題される問題です。
① 単位を合わせる(t→kg)
② ①✖全廃棄物質量の●%を計算する
③ ②÷1日当たり●m²を計算する
と答えが出るのでこの順番を覚えましょう。
問題1【2020(令和2年)年161問目】
事務所建築物から厨芥(ちゅうかい)が1日当たり0.25m³排出されており、その質量は全廃棄物質量の5%を占めている。
いま、全廃棄物質量を1日当たり2.4tとすると、厨芥の単位容積質量値(kg/m³)として、正しいものは次のうちどれか。
1.30kg/m³ 2.120kg/m³ 3.300kg/m³ 4.480kg/m³ 5.600kg/m³
解答のやり方
① 単位を合わせる(t→kg)
→ということは、2.5tは2500kgになる
② ①✖全廃棄物質量の●%を計算する
→ということは、2500kg✖0.05(5%)=120kg
③ ②÷1日当たり●m²を計算する
→ということは、120kg÷0.25m³=480kg/m³
答えは480kg/m³となる
問題2【2018(平成30年)年162問目】
事務所建築物から雑芥(かい)が1日当たり5m³排出されており、その質量は全廃棄物量の50%を占めていた。
いま、全廃棄物量の質量を1日当たり2.0トンとすれば、雑芥の容積質量値(kg/m³)として正しいものは、次のうちどれか。
1.10kg/m³ 2.20kg/m³ 3.100kg/m³ 4.200kg/m³ 5.800kg/m³
解答のやり方
① 単位を合わせる(t→kg)
→ということは、2.0tは2000kgになる
② ①✖全廃棄物質量の●%を計算する
→ということは、2000kg✖0.5(50%)=1000kg
③ ②÷1日当たり●㎥を計算する
→ということは、1000kg÷5m³=200kg/m³
答えは200kg/m³となる
終わりに
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