【速報】日本維新の会『顧問』に馬場前代表、前原前共同代表が就任 遠藤敬氏は国対委員長“再登板”
日本維新の会の馬場伸幸前代表と前原誠司前共同代表が12日付で「顧問」に就任したことが、関係者への取材で分かりました。維新は同日、中司宏衆院議員が幹事長に就任するなどの新たな役員人事を発表していて、馬場前代表ら旧執行部を含めた挙党体制が組まれたことになります。 維新は先月の参院選で当初の目標を上回る7議席を確保したものの、比例の得票数は3年前から約350万票減らすなど厳しい結果となり、共同代表だった前原誠司氏ら幹部4人が辞任する一方、吉村洋文代表はそのまま続投し、馬場前代表のもとで幹事長を務めた藤田文武衆院議員が新たな共同代表に選出されていました。
維新は12日午後1時半から大阪市内の党本部で会見を開き、幹事長に中司宏衆院議員、総務会長に高木佳保里参院議員、政調会長には斎藤アレックス衆院議員が就くことが発表され、国対委員長には遠藤敬氏が再登板することが明かされました。 さらに、関係者によりますと、馬場前代表と前原前共同代表が「顧問」に就くことが決まったということです。 吉村代表は12日の会見で、「公約を実現する政党として、挙党体制、一致団結して、これからさらに挑んでいきたい。とにかく公約を実現して、社会を少しでも変えていく」と決意を語りました。