山下美夢有の快挙で幕を閉じたAIG女子オープン。米女子ツアーの公式サイトに「リーダーボードの裏側 -2025AIG女子オープン」という記事が掲載された。
画像: AIG女子オープンでメジャーVを飾った山下美夢有(写真提供/U-NEXT)

AIG女子オープンでメジャーVを飾った山下美夢有(写真提供/U-NEXT)

2025年のAIG女子オープンといえば、ご存知、山下美夢有選手が自身の米女子ツアー初優勝をメジャー制覇で飾った試合。家族への感謝を口にした勝者の姿は感動的でしたよね。

さて、そんな感動的な山下選手のメジャー制覇の裏側には、さまざまな記録が達成されていたことを記事は伝えています。ひとつひとつ見ていきましょう。

まず、山下選手はAIG女子オープンを36ホール、54ホール、72ホールを首位で終えた13年ぶりの選手だったそうです。それくらい、継続して首位で居続けることが難しい試合ということですね。

ちなみに最後にこの記録を達成したのは日本ツアーでもおなじみの申ジエ選手です。

山下選手が勝利を収めたのは自身の誕生日の翌日でしたが、自身の誕生日の週末にメジャーで優勝したのは2000年のKPMG全米女子プロゴルフ選手権をジュリ・インクスターが制して以来だったそうです。2000年というと、山下選手が生まれる1年前のことでした。

そして、今シーズンの米女子ツアーは、実は2勝を挙げた選手が一人もおらず、毎週異なるチャンピオンが開幕戦から今に至るまで現れ続けています。

山下選手は初優勝なので、この米女子ツアーのちょっと珍しい記録を更新することにもなりました。今週は米女子ツアーのオープンウィークで、山下選手は国内ツアー参戦中ですが、再開後のアメリカで勝利を挙げ、自らこの記録に終止符を打つ……なんてことになったらカッコいいですね。

ところで、AIG女子オープンで2位に入ったのはイングランドのチャーリー・ハルですが、彼女にとってメジャーでの準優勝は実に4度目。メジャーでのキャリア準優勝回数が勝ち星なしでこれを上回っている選手は、過去に一人しかいないそうです。

その選手は……なんと岡本綾子さん。通算6回の準優勝を果たしながら、ついにメジャーの栄冠には手が届きませんでした。山下選手が日本人6人目のメジャー王者となった裏側で、日本のレジェンドの名前までも掘り起こされる。そんなAIG女子オープンだったようです。

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まだまだ暑さが残る今日この頃。夏ラウンドは容赦ない日差しと体力を奪う暑さとの戦い。さらに芝が伸びたラフや、朝露や雨上がりで重くなったグリーンなど、コンディションも難しくなります。そんな厳しい夏ゴルフを乗り切るための実践的なテクニックと、プレー中の熱中症対策までをまとめてご紹介。スコアも体調も守る「夏ゴルフ必勝法」を身につけましょう。

まずは”準備”が大事! 熱中症は回避できる

夏ラフは本当にキツイ!

重いグリーン対策

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ラウンド前にぜひチェックしてみてください。

素材開発から成型まで一貫して管理する世界で唯一のシャフトメーカー三菱ケミカルから、超精密軽量シャフト『VANQUISH™ VV(ヴィヴィ)』が新登場。重量「±1g」、振動数「±1cpm」の精度で作られたこだわりシャフトを永井延宏プロがテスト。

しなやかなしなりはそのままに
誰もが振りやすい中調子に

三菱ケミカルの設計ノウハウと技術力の結集として2022年に生まれた『VANQUISH™』は、高弾性材料を含む数多くの材料の組み合わせを屈指することで、それまで軽量帯シャフトの開発では困難とされていたしなやかなしなりと高強度を両立した革新的なシャフトだ。初代『VANQUISH』は、軽量化によるスピードアップと精密・最適設計による抜群の方向性を兼ね備え、「大きく安定して飛ばせる」と注目を集めた。

3年ぶりの新作となる『VANQUISH™ VV(ヴィヴィ)』は、前作同様、高弾性素材を贅沢に使い、しなやかなしなりと高強度を両立。30g台、40g台、50g台と3つの重量帯があり、50g台では6つのフレックスを揃える充実のラインナップ、重量「±1g」、振動数「±1cpm」のこだわりの超精密設計も健在だ。そして、先調子系だった初代から「中調子」へと生まれ変わり、多くのゴルファーが手にしやすくなっている。

画像: ともに軽量高精度モデルながら『VANQUISH™』(上)は先調子、『VANQUISH™ VV』は中調子

ともに軽量高精度モデルながら『VANQUISH™』(上)は先調子、『VANQUISH™ VV』は中調子

振るほどにスピードが増し
飛距離につながる

『VANQUISH™ VV』を手にした永井は、すぐに素材の良さを感じたようだ。「軽量モデルは、剛性を出そうとするとバット径が太くなることがありますが、『VANQUISH™ VV』は緩やかなテーパーで、素材で強度を出していると感じさせます。数々の名作をリリースしてきた三菱ケミカルのなかでも軽量モデルの『バサラ』を彷彿とさせ、ワクワクしてきました」と話しつつ、高級感のあるグリーンのコスメも「控えめながら、ヘッドとも合わせやすく、所有感を満たしてくれます」と気に入ったようだ。

画像: グリップして軽くワッグルしただけで素材の良さを感じ取った永井プロ

グリップして軽くワッグルしただけで素材の良さを感じ取った永井プロ

試打をはじめると、まずはスピード感に圧倒された。「切り返しからシャフトに負荷をかけていくと、インパクト付近ではしっかりとそれがスピードに変わってくれます。

ヘッドがしっかりとついてきて気持ち良く振れるんです。軽量モデルですが、手元側から中間部の剛性が感じられ、迷いなくフルスウィングできるのも驚きです。強く振れば振るほど、それがスピードに変換される。ミート率が高く、効率良く飛ばせます」。インパクト時のヘッドスピードに対するボール初速の比率を表すスマッシュファクターは「1.48」と何度も高い数値をマークした。

画像: 「強烈な弾きによる飛びとともに中調子によるミートのしやすさも魅力」と永井プロ

「強烈な弾きによる飛びとともに中調子によるミートのしやすさも魅力」と永井プロ

安心して叩いていける
軽量シャフトのイメージが一変!

試打を重ねると、飛距離性能と共に高い方向性も感じたようだ。「先端の剛性感もあって、過度なバックスピンがかからず、また左に行かない感じもあります。やさしくボールをつかまえてくれるお助け感ではなく、振った方向に素直に飛んでいく方向性の高さを感じます。昨今のドライバーヘッドは曲がりにくさをウリにするモデルも増えていますが、曲がらないヘッドに曲がらないシャフトは、コースで狙ったところに飛ばしやすいと感じました」。

画像: 「曲がらない安心感があるシャフト。だから方向性のいいヘッドと組み合わせると最強です」

「曲がらない安心感があるシャフト。だから方向性のいいヘッドと組み合わせると最強です」

ところで、初代『VANQUISH』『VANQUISH™ VV』では、先調子と中調子の違いがあるが、2つのシャフトは永井にはどう映ったのか。「初代『VANQUISH』は、ムチのようにしなってタイミングも取りやすい。シャフトがしっかりと仕事をしながらも、潰れや捻れに強いのでコントロールもしやすいシャフト。一方『VANQUISH™ VV』は、クセがなく多くのスウィングタイプのゴルファーが振りやすさを感じられるモデル。より剛性感があるので、スウィングを安定させる効果も期待できます」。軽量でスピードを追求しながらも、素材と技術の高さで、これまでにない強度を達成した『VANQUISH』シリーズ。どちらを選んでも理想の弾道が描けるだろう。

画像: 『VANQUISH™ VV』は誰にでも振りやすく、飛距離とともにスウィング安定の効果も期待できる

『VANQUISH™ VV』は誰にでも振りやすく、飛距離とともにスウィング安定の効果も期待できる

普段は60g台のシャフトを愛用する永井だが、「軽量シャフトのメリットは振り切れること。軽くなればスピードが上がり飛距離につながります。一方で安定感には不安がありましたが、これだけの剛性があれば使いたくなりますね」と、『VANQUISH™VV』の飛びと安定感に納得。「もっと飛ばしたいと思っているなら、試す価値は大きいと思います」と太鼓判を押した。

画像: 50g台にはR2、R、SR、S、X、TXと6つのフレックスが用意されている

50g台にはR2、R、SR、S、X、TXと6つのフレックスが用意されている

そして重量やフレックス選びは柔軟に考えると結果につながりやすいと付け加える。「軽量モデルは振り切れるのがメリット。自分のスピードを引き出せる重さ、硬さを選びつつも、長く組んだり、ヘッド重量との相性も考えなくてはなりません。今までの固定概念を捨てて、いろいろなスペックを試すと、飛距離アップにつながると思います」。

最高の素材と技術によって実現した軽さ、強さ、振りやすさ。飛距離と方向性を高次元で両立する『VANQUISH™ VV』は、未来形最先端シャフトといえそうだ。

*取材協力/Moon Shot Golf

2025年8月23日、24日の日程で静岡県にある「太平洋クラブ御殿場コース」にて開催される国内シニアツアー「第12回マルハンカップ太平洋クラブシニア」の見どころを紹介する。
画像: 「オーイ! とんぼ」のサイン会も実施する「マルハンカップ太平洋クラブシニア」は8月23日、24日の開催。22日には著名人のプレーが無料で観戦可能!©かわさき健・古沢優/ゴルフダイジェスト社

「オーイ! とんぼ」のサイン会も実施する「マルハンカップ太平洋クラブシニア」は8月23日、24日の開催。22日には著名人のプレーが無料で観戦可能!©かわさき健・古沢優/ゴルフダイジェスト社

日本シニアトーナメントの頂点を目指す「最も華やかな大会」

2014年に始まり、今年で12回目の開催を迎える『マルハンカップ太平洋クラブシニア』は、「最も華やかな大会」を目指している。大会の舞台となる太平洋クラブ御殿場コースは、2018年に世界的ゴルフコース設計家リース・ジョーンズにより全面改修され、世界水準のコースに生まれ変わった。シニアトッププロたちがこの名コースをどう攻略するのか、エキサイティングなプレーが期待される。

2025年7月開催のシニアツアー第5戦で連覇を達成し、賞金ランキング1位(2025年8月15日現在)の宮本勝昌をはじめ、永久シードを持つ倉本昌弘、ディフェンディングチャンピオンの伊澤利光、さらに尾崎健夫、井戸木鴻樹、谷口徹、手嶋多一、深堀圭一郎、田中秀道、横尾要など、往年の名選手が名を連ねる。

本戦にはプロ77名、アマチュア26名、そして著名アスリート21名が参加する珍しいフォーマットを採用しているのも、「最も華やかな大会」を目指した結果だ。

著名人・アスリートも多数参加!「プロアマフェスティバル」

大会本戦に先立ち、2025年8月22日(金)には「プロアマフェスティバル」が開催。このイベントには、五十嵐亮太、今江敏晃、上原浩治、城彰二といった各界の著名人・アスリート総勢30名(予定)が参加し、プロとのチーム戦形式でゴルフを楽しむ。このイベントはギャラリーの入場が無料で、普段見ることができない著名人のプレーを間近で観戦できる貴重な機会だろう。

ギャラリーも楽しめるサービスが満載

『マルハンカップ』では、試合観戦だけでなく、ギャラリーがゴルフの楽しさをより深く体験できるイベントが数多く用意されている。

●漫画『オーイ!とんぼ』原作者サイン会(23日10:00~11:00、11:30~12:30の2回)
「週刊ゴルフダイジェスト」で人気連載中『オーイ!とんぼ』の原作者・かわさき健氏と作画・古沢優氏が来場し、サイン会を実施。会場ではオリジナルグッズも販売される予定で、ファンには見逃せないイベント。
 
●チャリティイベントで豪華賞品をゲット!
出場選手や著名人の愛用品が当たる「チャリティ抽選会」が開催されるほか、「チャリティーワンオンチャレンジ」や「チャリティーパッティングチャレンジ」といったゴルフ体験イベントも開催。腕試しをしながら、豪華な賞品を手に入れるチャンス。
 
●飲食やグッズ販売も充実
常設ショップ「セレクト・ザ・クラブ」ではアウトレット商品も販売。さらに、屋外グランピングテントでのBBQ販売も行われるなど、食事の選択肢も豊富だ。前売券や招待券に添付の食事券引換券を使えば、ギャラリープラザ内の飲食物と引き換えることが可能。
 
●環境に配慮した取り組みや記念撮影会
SDGs体験ブースでは、ワインコルクを使った魚釣りゲームや、コーヒー豆かすを使った消臭剤づくり、エコキャップでのアート製作など、親子で楽しめるイベントを用意。また、来場者にはカーボンゼロプリントで制作したうちわが配布される。太平洋クラブの公式アプリをダウンロードするとペットボトルがもらえるキャンペーンも実施。富士山をバックにした記念撮影スポットも設置され、大会の思い出を写真に残すことができる。

大会詳細

●大会名称 : PGA シニアツアー「第12回マルハンカップ太平洋クラブシニア」
● 開催日 : 2025年8月23日(土)・24日(日)
● 会場 : 太平洋クラブ御殿場コース(静岡県御殿場市板妻941-1)
● 賞金総額 : 5,000万円(優勝賞金1,000万円)
● 入場料 : 前売券 3,000円
● 放送 : CS放送「スカイA」 9月28日(日) 11:00am~12:30pm(予定)

PGAツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」は最終日を迎える。最終戦「ツアー選手権」進出をかけ、リッキー・ファウラーは正念場を迎えている。彼のこの数カ月のコメントを追うと、苦しかった時期を乗り越え、ゴルフに対する純粋な喜びと、未来への確固たる希望を取り戻している様子がうかがえる。
画像: このままの順位で行くと最終戦「ツアー選手権」に出場できないリッキー・ファウラー。先週のように逆転できるか!?(写真は全英オープン、撮影/姉崎正)

このままの順位で行くと最終戦「ツアー選手権」に出場できないリッキー・ファウラー。先週のように逆転できるか!?(写真は全英オープン、撮影/姉崎正)

復活の兆し、好転の理由

ファウラーの今季は、まさに「綱渡り」の連続だった。7月のロケットモーゲージ・クラシックで予選落ちを喫し、フェデックスカップ・ランキングは72位まで後退。プレーオフ圏外に転落する危機に瀕した。しかし、そこから彼は驚異的な粘りを見せる。

翌週のジョンディア・クラシックを18位タイで終えるとランキングを68位まで上げ、再びプレーオフ圏内に復帰。さらに全英オープンでの14位タイで63位とし、70位以内の出場権を確実なものに。そして、レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」を44位タイで終え、ランキングは64位でプレーオフに進出。この時点で、ファウラーはすでに「ここ数カ月、ゲームは正しい方向に向かっている」と語っていた。肉体的な不調に苦しんだ時期があったことを認めつつ、「痛みのない状態でプレーできるようになった」ことが、成績向上の最大の要因だと分析している。

この頃のファウラーは、スコアを追い求めるよりも、まずは「安定したラウンド」を重ねることに重点を置いていたようで、「70台のスコアを68に、もっと頻繁に変えたい」と述べ、自身のプレーに満足感を示しながらも、さらに上を目指す姿勢を明確にしていた。

トップ50入りをかけた戦い

先週の「フェデックス・セントジュード選手権」では、生き残りをかけた切実な思いがにじみ出ていた。

「トップ50に入り、来年のシグネチャーイベント出場権を得る」という目標を掲げ、1日目(「66」でトータル4アンダーの7位タイ)、2日目(「69」でトータル5アンダーの15位タイ)と安定したプレーを見せる。しかし、「もっと多くのパットを決めたい」と語り、決して満足していなかった。

しかし、この厳しい状況は、ファウラーにとってポジティブなものだったようだ。「(フェデックスカップの)順位が、通常よりも少し違う気持ちにさせるか?」という質問に対し、「我々は戦っている。自分たちを良い位置につけ、後半で追い上げるチャンスを得たい」と、一打一打に集中する重要性を語った。

最終日、彼は「フロントナインで良いスタートを切る」ことに焦点を絞り(結果的にフロントナインはイーブンだったが)、3日目の6位タイを最終日も守り、トップ50入りという目標を達成。安堵と達成感を胸に、プレーオフ第2戦へ駒を進めた。

追いかける立場の「心地よさ」

先週の「フェデックス・セントジュード選手権」で、まさに崖っぷちからプレーオフ第2戦への進出を決めたリッキー・ファウラー。彼の戦いは今週の「BMW選手権」で再び「綱渡り」の最終日を迎えることとなる。しかし、ファウラーの心境は、これまでの苦闘を経て、ポジティブな変化を遂げていた。

プレーオフという「背水の陣」の状況が、「良いプレーをしなければならない」というシンプルな思考を促し、かえって彼を「楽な気分」にさせているという。54ホールを終えて通算6アンダー、8位タイという好位置につけ、フェデックスカップ・ランキングも週の初めの48位から暫定32位へと大きく順位を上げた。しかし、最終戦「ツアー選手権」の出場権(30位以内)獲得には、あと一歩届かない位置だ。

この状況を、ファウラーは冷静かつ前向きに分析している。「中にいて順位を守ろうとするよりも、外から見ている方がずっといい」と彼は語る。トップ30圏内の選手たちがプレッシャーを感じるであろう状況を横目に、彼は追いかける立場を心から楽しんでいるようだ。自らの運命は自らの手で掴むという、彼のポジティブな姿勢こそが、今シーズン何度も見られた奇跡の原動力となっている。

最終日を前にした彼の言葉には力が漲っている。「明日、もう少し良いスウィングができればいい。今日はいくつかパットが入ってくれたのは良かった」「明日も良いラウンドを組み立てることができれば大丈夫だ」。具体的な目標として「トップ5に入れば確実に(ツアー選手権に)行ける」ことを意識しつつも、彼は目の前のゴルフに集中する姿勢を崩さない。

数々の苦難を乗り越え、心技体ともに再構築してきたリッキー・ファウラー。苦闘の先に掴んだ「シンプルさ」と「集中力」が、彼を最終戦の舞台へと導くか。ファンはその勇姿を固唾をのんで見守っている。

8月5日に東名カントリークラブで行われた「ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ 小学男子(10~11歳)の部(18ホール)」で、愛媛県出身の藤原諒星さん(小6)が6バーディ1ボギーの67をマークし、5アンダーで初優勝を飾った。
画像: 小学男子の部で優勝した藤原諒星さん

小学男子の部で優勝した藤原諒星さん

「朝から5アンダーの目標を立てて、5アンダー出せて優勝できたのでよかったです」

前半4バーディノーボギーの32。後半も15番でバーディを奪い、5アンダー。「(後半)8番のティショットをバンカーに入れて、左ピンを狙って左に打っちゃって林の中からボギーで上がれて良かったです」と17番のピンチは納得のボギーで収めた。

「前のホールをボギー打ったんだけど、もうひとつ取り返したい」と、18番パー5では2打目を花道まで打ち50センチに寄せてバーディを奪い返して目標の5アンダーを達成してみせた。

画像: ドライバーの飛距離230Yの藤原諒星さん

ドライバーの飛距離230Yの藤原諒星さん

愛媛出身の藤原さんは、小学校に入る前からゴルフを始めた。同郷の松山英樹は身近な存在で21年のマスターズ優勝も見ていた。松山の父が経営する練習場でボールを打つこともよくあるという。

昨年は世界ジュニアに出場して7位。松山のような世界的プレーヤーを夢見ている。

直近の目標は小学生の全国大会。「小学生最後なので勝てなくても自分のゴルフを一生懸命できたらいいです」と今大会のように目標スコアを達成できるようなゴルフを目指している。

画像: 昨年優勝した福井誠ノ介さん

昨年優勝した福井誠ノ介さん

今週行われている男子ツアーの「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント 2025」に出場した13歳の福井誠ノ介さんは今大会の前年優勝者。それから1年後のプロの試合で初日68と4アンダーをマーク。2日目は74でスコアを落とし、予選通過はならなかったが、最年少予選通過を目指すほどに成長していた。

松山のようなプロゴルファーになりたいという藤原さんも、プロの試合で活躍しているかもしれない。

8月5日に静岡県にある東名カントリークラブ行われた「ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ 小学女子(10~11歳)の部(18ホール)」で、神奈川県出身の大井聖菜さん(小6)が7バーディ1ボギーの66をマークし、6アンダーで初優勝を飾った。
画像: フリマアプリでジュニアゴルファーの"お古"を購入。子どものサイズに合わせてクラブが短くカットされているので重宝しているという

フリマアプリでジュニアゴルファーの"お古"を購入。子どものサイズに合わせてクラブが短くカットされているので重宝しているという

1カ月前までのベストスコアは73。大会直前に自己ベストの70を出したばかりで、それまで71と72も出したことがなかったが、今大会ではチップインバーディを2回奪うなど、ベストスコアを4つも更新した。

「ゴルフが楽しくなって、たくさんボールを打てたことで、少しずつ上手くなっていると思います」

近くの練習場でサポートを受けられるようになり、練習量が増えた結果だという。お父さんから「この動画を見てみたら」というのも上達のヒントになった。

「(ネリー・)コルダさんのスウィングと自分のスウィングを比較して、こうやったらいいのかなあって、いろいろ試して、良くなったかもしれません」

世界イチのゴルフを見ながら、ゴルフにどっぷりハマっている。

さらに、苗字が同じ大井とんぼがヒロインのアニメ「おーい! とんぼ」もゴルフのモチベーションになっている。

「たまに友だちに”とんぼちゃん”と同じだねって言われます」

アニメではとんぼのいろんな技が見られるが、「バンカーショットはやったことがあります。2回ぐらい成功しました」と大井さん。

インパクト直前でシャフトよりヘッドを先行させて高い球を打ち出す名シーンにチャレンジしたりと練習場でボールを打つだけでなく、とんぼ流の自由なゴルフを楽しんでいる。

とんぼのように、ゴルフ界で大きく羽ばたいていきそうだ。

25年ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ結果

今春に発売するやショップでもすぐに大評判に。ダイナミックゴールドでお馴染みのトゥルーテンパーが開発したグリップ『ICON』は、正統派のルックスながら大きく進化した機能が特徴だ。これはグリップ界の新たなスタンダードになりそうだぞ。

素材とパターンを追求し理想のグリップが誕生

クラブとゴルファーの唯一の接点グリップ。パワーをボールに伝えるのも、微妙なフェースコントロールを行うのもグリップを通じてだし、ショットの感触をゴルファーにフィードバックしてくれるのも、グリップを通じてだ。さらには濡れても滑らず、インパクトでは当たり負けしない確かな保持力も要求される。グリップは単なるクラブの付属品ではなく、ショットをつかさどる要といっても良いパーツなのだ。

画像: カラーはブラックのみ。サイズ(重さ)は58R(51g)、60R(49g)。ともにバックラインなし

カラーはブラックのみ。サイズ(重さ)は58R(51g)、60R(49g)。ともにバックラインなし

トゥルーテンパーが開発した『ICON』は、グリップに求められるそんないくつもの機能を、極めて高い次元でクリア。握ってみれば世界一のスチールシャフトメーカーの本気度がひしと感じられる。

雨や汗に強くしっかりとしたグリップ力を実現

シャフトメーカーが本気で作ったグリップには、どんな特徴があるのか。数多くのアイテムを取り揃えるヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店の鹿又勝成店長と、フィッティングに定評がありギアに造詣が深いプレミアムゴルフスタジオの吉田智さん、すでに取り扱いを始めている2人に聞いてみた。

画像: ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店の鹿又店長(左)とプレミアムゴルフスタジオの吉田さん(右)

ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店の鹿又店長(左)とプレミアムゴルフスタジオの吉田さん(右)

まず2人が注目したのが、表面のパターンだ。鹿又店長は、「持った瞬間に“溝が深い”とわかるほどで、確かなグリップ力がありますね」と、すぐに違いを感じたよう。吉田さんも「溝が深くて、しっかりしているので、数あるラバーグリップのなかでも滑りにくさはトップクラスでしょう」と高く評価する。

『ICON』の特徴でもある表面のIX状のパターンは、縦方向及び捻り方向への滑り抵抗が最大化され、一般的なラバーグリップよりも手の中での滑りが最大30%改善されている。通常のショットはもちろん、ラフやバンカーでしっかりクラブを握りたい時などに、その恩恵を受けるはずだ。

独自のIXパターンが濡れても滑りにくく常にしっかりとしたグリップ力を生む

独自配合のラバー素材も、グリップ力を強力にしているポイントだ。吉田さんは「ラバーは吸水性に優れているので、汗や雨にも強く、夏場にはお勧めできます。素材と表面のパターンがマッチして、どんなシチュエーションでも抜群のグリップ力を発揮してくれそうです」。鹿又店長も「独自のラバーのフィーリングは硬すぎず軟らかすぎずで、理想的な強さでクラブを握ることをアシストしてくれます」と納得の様子。

「硬すぎず軟らかすぎないラバー素材のフィーリングがいい」と鹿又店長

素材とIXパターンの相乗効果で、表面から湿気を逃してくれるので、濡れても優れたパフォーマンスを発揮する『ICON』。汗っかきな人や雨でも妥協せず、確かなグリップ力を求める人など、これまでとは違ったフィーリングが得られることだろう。

シャフトの動きを敏感に感じ取れる

素材にカラー、ゴルファーのニーズに応えようと、グリップ売り場には多くの商品が並んでいるが、人気の中心となっているのはやはり黒のラバーだ。「クラブメーカーに純正採用されていることも多く、フィーリングやグリップ力を気に入って、新たに交換するときにもリピートする方が多いですね。黒のラバーは長年、支持され続けている大定番モデルです」と鹿又店長。ロゴなしのシンプルデザインにも「カチャカチャ機能でロフトやライを調整するとシャフトが回るので、ロゴなしは使いやすい」とメリットを上げる。

見た目はスタンダード。派手さはないけど機能は大きく進化している『ICON』

そして吉田さんは、「グリップを入れる時に素材がしっかりしていて作業がしやすいんです。でも、しっかりした素材ですが、シャフトの感覚がダイレクトに伝わりやすく、素手で握っているような繊細さがあります。クラブの操作性にも優れていると思います」と話す。

「交換作業がしやすく、シャフトの微妙な動きも感じやすい」と吉田さんは素材の良さを語る

昨今、ゴルフ用品にも価格高騰の波が押し寄せている。そんな中、『ICON』は価格の面でも大きく注目される。「性能の割りに求めやすい価格でコスパは最高。気軽に交換できるグリップですね。まずは1本試してみて、その違いを感じ取って欲しい」と2人は口を揃える。

一度使うとなかなか違うモデルに替えられないのがグリップ。だが、『ICON』はラバーの王道をいくフィーリングや確かなグリップ力を兼ね備え、これまでのモデル以上に劣化しにくいのもポイントだとか。試してみる価値大のモデルの登場だ。

写真/小林 司

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