「#パクパク万博」、日本人の食への情熱に世界から驚きの声 8時間待ちレストランも
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2025年大阪・関西万博では、各パビリオンの展示の他、海外パビリオンで味わえる世界のグルメにも熱い視線が注がれている。来場者はSNSに「#万博グルメ」などのハッシュタグを付けて写真や感想を投稿し、人気のレストランでは8時間並ぶ人もいるほど。貴重な機会を味わいつくそうという日本人の姿勢に、海外パビリオンからは驚きの声も上がる。 【実際の写真】「許せない」「かわいそう」 万博の「ぬいぐるみベンチ」に疑問・批判の声 8月上旬、午前8時55分に会場のゲートが開いてすぐ、11時開店のサウジアラビア館のレストランに列ができ始めた。SNSで話題の入店がひときわ困難なレストランで、この日は開場9分後の9時4分に受け付けが停止された。 一足遅れた来場者は「もう終わり!?」と悔しがり、列に並べた人たちは安堵(あんど)と達成感に満ちた表情。兵庫県西宮市の女性は「評判を聞いて、どうしても食べたくて。全パビリオンを制覇したので、今はグルメを楽しんでいる」と話す。 西ゲートに8時に到着して開門と同時に急いだが、「既に何人もいて、店に入れるのは午後1時くらいと言われた。友人と交代で待ちます」 受け付けの再開を待つ人は近くのベンチで待機しており、待ち時間は8時間にも及ぶことも。だがX(旧ツイッター)には、「並んだかいがあった」「最高」と食後の歓喜のポストが並ぶ。 「#万博グルメ」や「#パクパク万博」のハッシュタグの付いた投稿には、食事の感想だけでなく、ビールやコーヒーが味わえるパビリオンをまとめた独自のマップも。会場にはテークアウトの店も多数あるが、人気商品は売り切れることもある。 「カフェにも長い列ができていることに、驚きと喜びでいっぱい」と話すのは、「ハイジカフェ」を併設するスイス館のコミュニケーション・PRマネージャー、ベアトリス・ブロイレルさん。ルクセンブルク館は大きなグリルソーセージでメディアの注目を集めるが、広報担当者は「『食』を入り口に、最終的にはルクセンブルクへの興味に変わっていく」と歓迎する。 万博のメインは、あくまで「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに沿った展示。あるパビリオンのスタッフは「私たちとしては、展示のほうにもっと注目してほしいのだけれど…」と苦笑いしていた。(藤井沙織)
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