四国のツキノワグマ 少なくとも26頭の生息を確認
絶滅のおそれが高いとされる四国のツキノワグマについて、四国森林管理局などは剣山とその周辺で少なくとも26頭が生息し、親子が4組確認されたという調査結果を発表しました。
四国森林管理局などは山の中に無人のカメラを設置するなどして、ツキノワグマの生息状況を把握する調査を2014年から行っていて、今月、去年の調査結果が公表されました。
それによりますと、去年4月から12月までにカメラを設置している徳島県と高知県の34か所のうち徳島県で12か所高知県で7か所で、少なくとも26頭の生息が確認されたということです。
いずれも今まで分布が確認されている剣山とその周辺で、今回の調査では親子も4組、確認されたということです。
環境省によりますと、クマの分布は全国では拡大傾向にあり、市街地へのクマの出没が課題となっていますが、四国では、剣山と周辺の限られた地域で分布し、絶滅の危険性が高いとされています。
調査結果について、四国森林管理局などは、「絶滅の危険性が高い個体群では繁殖が安定して行われているかが重要な情報となる。今回、複数の親子が確認され、個体数が少ない中でも繁殖が確認できた」としています。