ベルリンの少女像、韓国系市民団体が私有地への移設を拒否

ドイツの首都ベルリンの公有地に設置されている、慰安婦を象徴する少女像。日本政府が求める撤去ではなく、近くの私有地に移設する計画が進んでいる=ベルリン・ミッテ区で2025年7月11日午後0時1分、五十嵐朋子撮影 拡大
ドイツの首都ベルリンの公有地に設置されている、慰安婦を象徴する少女像。日本政府が求める撤去ではなく、近くの私有地に移設する計画が進んでいる=ベルリン・ミッテ区で2025年7月11日午後0時1分、五十嵐朋子撮影

 ドイツのベルリン市ミッテ区は15日、韓国系市民団体が従軍慰安婦を象徴する「少女像」の移設を拒否したと明らかにした。区は公有地から撤去する方針を示していたが、実現するかは不透明になった。

 少女像は2020年9月に「コリア協議会」などが設置し、日本政府が撤去を求めてきた。区によると、協議会は13日付の書簡で移設を拒否すると伝え、「芸術的・政治的効果を発揮するには公共の場に設置されなければならない」と理由を説明した。

 区は入札を経ずに公有地に設置された芸術作品を恒久的に残すことはできないとして、協議会に対し9月末までの撤去を要請。同時に代替地を探し、地元の住宅共同組合が所有地の提供を申し出ていた。

 レムリンガー区長は声明で「非常に遺憾で、理解できない」と批判し、今後は「法的な枠組みの中で手続きを進める」と述べた。【ベルリン五十嵐朋子】

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