銅大

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@bakagane
のんびりこんびり、三割なほら吹きおじさんです。早川文庫JA『天空の防疫要塞』『SF飯』1・2、ノベルゼロ『アンゴルモア異本元寇合戦記』発売中です。艦これノベライズ『とある鎮守府の一日』(スニーカー文庫)、スペオペRPG『エイジ・オブ・ギャラクシー』(ゲームフィールド)『ぞんびさばいばる』(イカロス出版)などもよろしく
Joined December 2009

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『平家物語』は平家滅亡の物語ですが、「驕り高ぶった」平家が報いを受けたというより、平安末期の世にたゆたっていた不平不満が、平家と源氏を見つけ、そこに何もかもを投入していったことで、気がつけば壇ノ浦で平家族滅という、「そこまでする気はなかったが、そうなっちゃった」感があります。
ブラタモリで呉の港で「海から攻めにくい」という説明がされていました。これは本当ですが、実際には空からの攻撃を受けてしまったわけです。 かように、私達の文明の歴史においては、城にせよ要塞にせよ「空から攻撃されることは考えていない」わけです。
RP言及: ロボット「ひとーつ、人の生き血をすすり。ふたーつ、ふらちな悪行三昧」 悪党「まずい、こいつ俺たちを人間の定義から外すことでロボット三原則第一条を無効化するつもりだ!」
石炭、石油、原子力。燃料に関係なく「湯を沸かしてタービンを回して発電」します。これは水という物質が液体から気体になると1700倍に膨れ上がるシンプルながら力強い特性を持っているせいです。 ファンタジー魔法世界も、文明が発達するといずれ魔法で湯を沸かして発電するようになる。
戦争がはじまると、その国の持つ戦闘力が恫喝などの外交用リソースとして使えなくなるので、戦争を終わらせるまでは外交的にはむしろ弱体化し、よその国が好き勝手をはじめても何もできなくなるの、21世紀の戦争のありようとして学びがあります。
アイザック・アシモフがエッセイのネタがないかと理科年表で木星の衛星の距離や公転周期を調べて数字をひねったりもねったりしてたら法則性らしきものを発見し「ややっ」と興奮してよくよくみたらケプラーの第三法則を自分で再発見してて衝撃を受けた話。とても好き。
現代社会、分断が進んでるというよりは、そもそも「人類は、他の人類の99%の、存在そのものがムリ」で「でも、時間と肉体に距離があるので曖昧にして許容できた」のが、通信技術の発達で、どんどんお互いが解像度高く可視化されるようになって「やっぱムリ」をお互いに再確認してるのではと。
ジークアクスのMVPは脳内満場一致でヒゲマンこと緑のおじさんで決まりです。 物語の本筋をマチュ・シュウジ・ニャアンに留めたまま、枝葉にある展開や解説その他をすべて処理してくれました。彼がいなければ、この超速展開は不可能だったでしょう。 罰としてこれからも仮面つけて裏方を続けるように。
ジークアクス。「こちらの覚悟を知ってもらう」だけでエグザべ君を撃とうとするサイド6公安刑事には唖然としましたよ。こんなヤケのやんぱちに頼るほどサイド6の軍警は追い詰められてるのかと。彼らの元に届いてる情報が、よほどに絶望的なの確定じゃないですか。
シュウジの決めセリフが「‥‥とガンダムがいってる」なの。クライマックスでマチュがシュウジをグーで殴って「わたしが! 知りたいのは! シュウジが! どうしたいかなの!」と濁音声で叫ぶシーンのための仕込みだと幻覚混じりで強く主張するものですよ。
人間、心が濁ってきますと、前向きな人が苦しい中でもがんばってるのを見るだけで、 「きれいだなあ‥‥ なんで我は ああじゃない‥‥」と白面の者みたいなことになるので 心が濁ったら、全力で自分を甘やかして濁りを取るのが最優先であろうと思うものです
組織において、忠誠心を失っている部下は、「敵に寝返る」のではなくて、組織が潰れるか、自分が定年などで組織を離れるか、今のボスが失脚するまでに「自分の利益だけを求めて行動し、所属組織にはまともな報告をしなくなる」のです。そしてこれが一番ダメージがデカい。
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平家のやった悪行って、ひとつひとつは、先例もあるし大したことではないのですよ。天皇の外戚になるのも。邪魔な権力者や法皇を排除するのも。イラッときてナスを踏み潰すのも。だから、やらかした側からすると、「なんで?」になっちゃうんです。「なんで私たちだけがこんなに恨まれるの?」と。
ピカソやゴッホら、10人の有名画家が無人島に招待され、次々と殺されていくミステリ小説。 『そしてダリもいなくなった』
英国人の、資産形成をするなら早い時期にという話に、「いったいどのくらいの年代を想定しているのだろう」と聞いてみたら、「17世紀に砂糖プランテーションで先祖が資産形成したので、21世紀の今も夏のバカンスにカリブ海行ってます」という内容で、早い時期ってそっちかっ、という。
「お父さん、怖いよ。魔王がくるよ」 「坊や、その言葉を待っていた」  父親は馬を止め、鞍に置いていたライフルを構えます。 「魔王は、大人の目には見えない。坊や、お前がスポッターだ。魔王の居場所を教えておくれ」 #全米ライフル協会力高い童話
与謝野晶子の英霊はバーサーカー説が流れてきて、「君死にたまふことなかれ」の後に「なぜなら! 私が! 殺す!」で力道山に奇声をあげて飛びかかる場面が浮かぶなど。キェエエエ!
歴史における「毒をもられた」と噂される事件。何割くらいが当時の人には未知の存在であった食物アレルギーとか寄生虫、病原菌が原因であるかは悩ましいところでありましょう。
#光る君へ 父の道長(柄本佑)が友と笑い合う姿に、彰子(見上愛)は「父も人なのだ」ときづき 母のまひろ(吉高由里子)が弟の死で悲しむ姿に、賢子(南沙良)は「母も人なのだ」ときづく ふぉーえばー惟規(高杉真宙)。きみは本当に貴重な癒やし枠だったよ。
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もしも、ファンタジー的な世界で、ある程度の軍勢同士の戦いだと、空からの攻撃が当たり前で、それがもう千年も常識として設計段階で組み込まれている、となると、城にせよ要塞にせよ、どのように発達したかは興味深い思考実験となります。
フランスジョーク集にあった、タレーランがロシア皇帝から賄賂を受け取ったと知ったナポレオンが 「ロシア皇帝に何を売ったのだ?」と聞いた時の 「何も売っておりません。買ったのです」 「買った?」 「はい。ロシア皇帝の信頼を買いました」 という小話、賄賂の持つ性質をよく表しております。
いつもだと、秋というのは「小さい」ので誰かさんが「見つける」必要があるのですが、今年の秋は、ひと味違い、ある日、ドアをあけると、どでん、とデカい秋が玄関先にきていて 「やあやあ、秋です。今年もお世話になりますよ。おーたむー」 と、こっちの返事も聞かずにズカズカ上がってきた印象が
『政府公式発表の14.1億人ではなく、私の推定であった12.8億人よりもさらに少ない可能性がある』人口がリアルにズレてるとはこりゃまたえらいことです >大量流出した個人情報で判明「中国の人口はある時点から急減している」 | 人口学者が詳しく解説 | クーリエ・ジャポン
アポロ11号のころにSNSがあったら、月ロケットを応援する人々に、ベトナムで戦うアメリカ兵が「泥の中で戦う俺らはどうでもいいのか」とリプライを返し、さらにベトコンが噛みつき、大炎上したであろうと思うと、地球文明のすべてを可視化して距離と時間を詰めるネットの難しさを感じます。
“良識的知性”は有限のリソースです。嫌いなヤツには割り振れない。認知戦ではそこが狙われる。 >軍事研究家・小泉悠氏が「人の脳が戦場になる」解説 「信じない人」が狙われる<認知戦インタビュー詳報>:東京新聞 TOKYO Web
RP言及:まさに。我々は「女に養ってもらう売れないバンドマン」にひっかかったマチュとニャアンを心配してましたが、次回から「シュウジの方がマシだった」になるの確定なので。エグザベ君の善意に堕落するニャアン。シャリア天狗の狂気に浸されるマチュ。どちらも思春期の女の子には猛毒ですよ。
#鎌倉殿の13人 小栗旬さん演じる小四郎義時、盟友であるメフィラス演じる平六にすらウソをつかれ(えりもとキュッ)、完全に孤立。 もはや地獄におちるしかないかと思われたそのときに、坂口健太郎さん演じる太郎泰時に 「父上は、わたしが止めてみせる!」と宣戦布告され、生きがいを取り戻す。
秀吉の扱われ方は、世相が反映されやすいもののひとつです。 昭和の高度成長時代は「モーレツ社員」と秀吉を重ね合わせ、立身出世物語としての側面が強くでていました。 平成からは「サイコパス」と秀吉を重ね合わせ、出世のためすべてを犠牲にする化物に描かれるようになりました。
ヒトの遺伝子をいじるの解禁となった場合、倫理的な問題を引き起こしやすい受精卵をいじるのではなく、たとえば花粉症を抑制してアレルギーにならないようにする、インシュリンの分泌などを適正にするみたいな、「それなら私にも処置を‥‥」な方向から攻めてきそうという感じはあります。
ガンダム水星の魔女プロローグ、「学園物ガンダムは、来週からかと思ったら、今日は前日譚か。どれどれ‥‥」 と見てたら、鎌倉殿の13人と同じジャンルでした。 みんな、引き金が軽すぎじゃよー。
>研究グループは、魚やイカ、エビ、貝などを丸のみで食べる海生哺乳類は甘みやうまみを感じる必要がなく、多くが進化の過程で味覚を失うことに注目。 ‥‥なんてこった。こいつらの食事って「歯ごたえ」と「のどごし」と「腹もち」だけなのか‥‥
#鎌倉殿の13人 時政パパ「大事なものが3つある! 伊豆と、母ちゃんと、息子と娘たちだ!」 義時「4つでは」 時政パパ「‥‥‥‥3つだよ!息子と娘はひとつなの!」 ここの、坂東彌十郎さん演じる四郎時政の「‥‥‥‥」部分、たぶん、頭の中で数を勘定して確認してる。かわいい。
#どうする家康 金平糖を軸に、短いシーンを畳み掛けてキャラの演出をする構成が見事でした。 子供夫婦の不仲。 京商人の辣腕。 お市の優しさ。 光秀の腹黒さ。 義昭の愚昧。 金平糖だけで、全部つなげる。
#麒麟がくる 高橋克典さん演じる織田信秀が、東庵先生に薬売りにきた十兵衛らを「捕らえろ。斬れ」で完全に密偵と見抜いてるの、東庵先生の言動が不審だったからというより「美濃のマムシなら、絶対にそうする」という確信に似た思いがあって、あの二人、めっちゃ通じ合ってる。敵だけど。敵だからか。
シャリア・ブル、アルテイシアを表舞台にだす根回しをしたのにエピローグではランバ・ラルのように近衛として付き従うのではなく仮面つけて外から式典を警戒してるの笑うしかない。エグザベ君とコモリ少尉までお供につれて。ふたりが仲良さそうなのに作中で一度も会話してないの、これわざとでは。
見た目も手作り感満載ですが、中身も本当にありあわせのパーツを組み合わせたシロモノで、SFなら「地球と連絡が途絶えた植民惑星」で登場するタイプですよコイツは。 >【0409岡本】キャタピラで走るロシアの全地形対応車「ハムスター」。SF映画や漫画に出てきそう!
桜の下で『ダンジョン飯』(九井諒子)が、現実にプレイヤーが別にいるリプレイっぽくみえるのはなぜだろう、と考えていたのですが、レッドドラゴン戦まで脳内再生しててわかった気がします。あいつら、PCとしては高レベルの有力パーティーなんですよ。でも言動がどこか「甘い」。
温暖化による餓死という表現で「暑すぎて動けなくなったのか。可哀想だな」と読んだら、「代謝が活発になって食べても食べても足りないもちづきさんモード」で食べ物がなくなったとか。あるのが悪い! >アラスカ近海から消えた数十億匹のズワイガニ、温暖化による餓死だった
#光る君へ 平安時代版「いえーい、左大臣さま、見てるー? 君の初恋の子を妻にすることになりましたー。ねえ、どんな気持ち? ねえねえ、どんな気持ち?」の回でした。
中世の経済政策といえば借金をチャラにする徳政令が有名ですが、常に金策に悩んでいた室町幕府は「分一徳政令」という、債務の10%を幕府に支払えば、あなたの借金に徳政令を適用してあげますよというのもあったそうです。室町時代にテレビがあったら、絶対にコマーシャルうってる。まずはお電話まで。
物語での「悪」は奪う、「善」は与える、が描き方の基本であります。「悪」は命を、故郷を、名誉を、金や食い物を、そして未来を奪うのです。「悪」があってこそ「善」が輝く部分はあり、主人公を決めたら「こいつから何が奪えるだろうか?」と考えだす作家の脳みそは、やはり「悪」寄りな気がします
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忠誠心はどういう時に失われるかというと、報酬が少ないとか、自分の意見が聞き入られないなどでも減りますが、現代社会ですと低下率大きいのが「あ、こいつ自分の仕事がわかってねぇ」の時。スキルがないのは許せても、自分が何のためにその椅子に座ってるかわかってないボスに向ける忠誠などない。
現代の詐欺は、『100万ドルを取り返せ』とは真逆の「大量にばらまけば、誰かがひっかかってくれるだろう」的なノリであえて雑な部分を残し「ここに違和感を抱いて警戒するヤツは、詐欺の対象にしたくない」なの、ルールの裏をかく人間の知恵と工夫が詰まってる感があります。
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空からの攻撃となると、まず考えられるのが、「とにかく高いところからものを落とす」です。重力は万能。何も空を飛んだ上で、わざわざ危険な肉弾戦までやる必要はありません。相手の攻撃が絶対に届かないところから、石を落としてやるのです。
#鎌倉殿の13人 木簡をじゃらじゃらさせ、領地の大きさからちまちまと動員兵力を計算する小栗旬さん演じる義時。上の兄姉が夢見がちなせいで実務を押し付けられ続けたことが、意外な才能の芽生えとなっているのが本大河の構成の妙といえます。
スーダンの終わりなき紛争と、フィリピンの国民神話としてのボルテスVを比較してみるに、やはり虚飾であっても、国民神話は国家に必要なのだと思うものですよ。日本人としてのアイデンティティが揺らいだ江戸時代に古事記が蘇ったのも、ゆえなきことではないのです。
理想が嫌われるの、理想そのものが嫌われているのではなく、「私は理想を担当するから、現実はそっちで担当してね」という、押し付けを感じさせるから、というのはあろうですよ。群れの中で弱い立場にいる個体ほど、押し付けから逃げられなかった過去の傷を抱えて生きてる。
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主人公が、たいして奪えそうなものを持ってない場合もあります。ラピュタのパズーとか。ならばまず与えるのです。空から女の子を。ラピュタがあるという希望を。そうすれば、奪うことができます。死亡フラグとか典型的な「まず未来/希望を与えておいて奪う」であります。
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「そうなっちゃった」で平家が滅びる場面としては、たかぎ七彦さんの『アンゴルモア元寇合戦記』の壇ノ浦の描写が見事でした。 安徳天皇視点で、外から兵たちの「流れが変わった」が聞こえてくるのです。潮流?風向き?それとも人? わからぬまま、すべてが押し流されていきます。どんぶらこー。
エピローグのマチュとニャアン、仮面ヒゲオジの手で書類上は「ジオン共和国が地球に保有している物件の管理人」になってるはずです。実態は連邦のニュータイプ部隊やザビ家残党を掣肘するためのスパイ工作を支援する、いろいろな意味で闇バイト。地下ガレージにガンダムもいる。
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特にアレルギーによる死は、それまでの人生で食べたことのない致命的な食べ物(アレルゲン)が出てくるのって、饗宴の時とかで、しかも、もてなし側は地元なのでそれで死ぬヤツは幼少期にすでに死んでる可能性が高く、客の側だけが死ぬ。 「はかったな! はかったなシャア!」になりやすい。
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もしかしたら太陽光発電のように、魔力をぶつけると電気を発生させる、特殊な鉱石‥‥いや、植物の方がカッコいいですね。魔力を注ぐと、電気に変換して傘部分が発光するランタンキノコ。冒険者たちが迷宮探検に便利だからって使っていたのですが、文明の発達によって利用が一気に広がるように。
キシリア暗殺阻止の戦いで素晴らしかったのはソドンの動きです。ラシット中佐もクルーも常に最善手を打ち続けました。戦果はあげられませんでしたが、ムラサメ研の2人の注意と警戒心を引きまくってエグザべ君とシャリア・ブルが来るまで時間を稼いだのはナイスアシストですよ。
荒川弘さん『百姓貴族』の6巻で北海道に住んでいるころは、何をしてても脳の隅っこに「クマ対策モジュール」がいて、CPU(脳)のタスクのいくばくかを常に消費してたのが、東京にきてからクマを気にしなくてよくなりCPU負荷が減って快適になったとあって、なるほどそういうこともあるかと。