桐生 父親に数十か所の傷 逮捕された中学生 強い殺意か
群馬県桐生市の住宅で、中学3年の15歳の男子生徒が父親を包丁で刺して殺害したとして逮捕された事件で、父親は首や腹などを数十か所、刺されるなどしていたことが分かりました。
警察は、強い殺意があったとみて、事件に至るいきさつを詳しく調べています。
群馬県桐生市に住む中学3年の15歳の男子生徒は、今月13日、医師で48歳の父親を自宅で包丁で刺して殺害したとして、殺人の疑いで逮捕され、16日、検察庁に身柄を送られました。
警察のこれまでの調べで、男子生徒は事件があった翌日のおととい夜になって近くの交番に自首し、自宅からは事件に使われたとみられる包丁が押収されたことがわかっています。
警察が詳しく調べたところ、父親は首や腹などを数十か所、刺されたり切りつけられたりして、死亡したとみられることが分かりました。
生徒は両親と妹のあわせて4人で暮らしていましたが、母親と妹は県外に帰省していて当時、父親と2人で自宅にいたということです。
警察は父親に対する強い殺意があったとみて、事件に至るいきさつを詳しく調べています。