「もちろん、おじさんはこの後引き取り人すらなく、フツーに帰れる。だから、これはただのクイズ。つまりね、きみは今正当性が『現場の判断』しかない人間の「保護」を行い、スマホを取り上げ、仕事どころか弁護士への連絡すら遮断しているわけだ、する気とか特にないからあくまでもクイズだよ?そう、この「保護」という名目は、なんのカミにも決済にも支えられていないものになるわけだ。さらにいうと、その正当性も千歳生まれのきみなら勘づいているように、相当に怪しい。じゃあ、きみがどうするべきかっていうと、理屈でいうとおじさんは「録音とかしない、なんならアプリ開けてみたら?」って言ってるんだし、そもそもおじさんの行動を制限する正当性はないわけだ。だからおまわりさんもドアをあけ放って(ここの根拠法わかる?)いる。でも、きみは今が「仕事の電話に出させない」っていうのは、果たしてリスクを上げる行為か、下げる行為か、わかるかな?もちろんきみのだよ。そう、こういう時どうすればいいか、「上司にやれってゆわれた」って言質をしっかりとっておくことだ。ただ、そのためには道具や用意が必要できみにはない。これは日本国憲法まで遡る問題になるし、人権ってものが出てくる。あくまでこれはクイズだよ、おじさんはこのあといいクルマ回してもらって帰っていくことになる、間違いなく。だからこれはただのクイズだよ、根本法規までしっかり手繰って考えなきゃいけない、いつかきみはそういう問題に直面することになる。そう、これはその時のための予行演習なんだ、上司が「そんな指示を出してない」と来ることもありえる。さぁ、考えてみよう…。
ってハナシをしてたら、千歳出身の若手おまわりさんが「情報量が多すぎます!」って声を出せたの、見どころがあると思った。まぁ、「上司の指示です」で固めとくのが基本ではある。ごめんね、いじわるクイズ出しちゃって。