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Jun Saito 斎藤潤一郎
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30歳の頃に勤めていた職場の売店にいた人が、俺がグレープ味の果汁グミばかり買う事を覚えてくれていて、俺が困らない様に欠かさず発注している事を話してくれた事が、自分の人生にとって別段大きな事でもないのに折に触れて思い出す。
10年ぐらい前「ペニス」が口癖になってしまって、流石に職場で仕事中には言わない様に気を付けていたんだけど、倉庫に行った時に誰もいないと思って「ペニス!!」って叫んだら奥から「きゃあっ!!」って悲鳴がした。「誰かいるんですか!」って言ったら影だけがスススッと動いて外に出て行った。
俺は21歳の時、バイトの初日には人を「アンタ」と呼んで一人称が「オイラ」の独特なキャラを演じてみたが、明らかに周りが引いてるのがわかったので昼休み後から素に戻った事がある。
死んだ事に気付いてない霊体の欽ちゃんが目の前の若者たちに自分の存在を必死にアピールするも全く気付かれてない様で怖い t.co/EpbmcEIZwN
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小池栄子の結婚式に呼ばれた村上龍が、席に案内されて「江沢民さん(第3代中国共産党総書記)の横です」って言われて「小池栄子さんって凄いなあ」ってビックリしてたら倖田來未だったって話もいいね。
50〜60年代のインタビュー映像とかの独特な喋り方。あれはなんなんだろう?と思っていたんだけど、最近読んだ宮本常一の本に、地方から東京に移住して来た人が訛りを標準語に寄せるとあの独特な話し方になると書いてあり、目から鱗が出た。
俺の中で『スターウォーズ』は宇宙のどこかで本当に起こってる事なので、多少納得いかない事とかあっても「起こった事なのだからしょうがない」という姿勢で向き合ってる。
KALDIでカシスマスタードっていうのを買ってきたんだけど、肉に合いますね。酸味と甘味が足されて味がグッと深くなる。白身魚のソテーなんかにも合うと思います。
俺は外国人による間違った日本・ごちゃ混ぜの東洋感、好きだよ。そういう勘違いから生まれる新しい価値観を潰して欲しくないな。『ブレードランナー 』も『モータルコンバット』も、ただしく日本やアジアの文化を理解してたら生まれなかった。理解はなくてもリスペクトは伝わる。
30代半ば頃「自分は大人になれなかったな」って思ってたけど、40超えて、たまに若い人と会うと、見た目や喋り方が違うのはもちろんだけど、言ってる事がいちいち「ああ、俺も同じ様な事考えてたなあ。でも今はそう思わないな」ってのが多くて、いつの間にか自分は大人になってたんだなって自覚する。
コンビニで1人夜勤中、スーツ着た男が入って来て「悪いんだけどタクシー呼んでくれる?」「はい?」「聞こえないの?タクシー」「そういうサービスは…」「え?呼んでくれないの?」「申し訳ございません…」「へえ〜…タクシーが来ないコンビニか…驚いたねえ…」ブツブツ言いながら出てった。
『アングスト/不安』(1983)はとにかく女を眺めながらソーセージを素手でムシャムシャと喰らう場面に、その男の凶暴性、もはや人間ではない何かになってしまった哀しみが現れていて、本当に最高なんですよ。
漫画家として人と接すると恐れ多いくらいに尊敬(?)されるけど、コンビニで働いてると「この人いい歳してバイト…?」みたいな哀れみの目で見られる。こういう現実を忘れない為に自分はアルバイトを続けてる。
自分は10代の頃にデイヴィッド・リンチに出会えて本当に良かった。もっと大人になってから観てたら今の自分はない。リンチのおかげで知って影響を受けたアーティストも沢山いる。画家のエドワード・ホッパー、フランシス・ベーコン、ボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビンら。全て自分の血肉に。