クリコンコネクトⅢターゲッター/作戦解説【動画有】
クリコンコネクトⅢの振り返り配信をいくつか拝見しました。その中で「この作戦はどんな効果があったのだろう」「タゲが合っているね」「よく追っているね」「この人よく狙われているね」などのコメントがありました。
チームメンバーにも作戦に関しては「面白いから(意訳)」ということしか説明してなかった気がします。知識として持ち帰ってもらうにはあまりにも情報が足りないので、補足として記事にしました。大会も終わりましたしチームメンバー以外の方にも共有して良いと考え、今回の公開に至ります。
チームリーダーとして、ターゲッターとして、白魔道士として。この3つの考えが詰まっています。自由にご活用ください。
はじめに
動画
以下の解説では軽いタイムスタンプをつけてあります。照らし合わせてご覧ください。
環境
S12からずっとヒラが強い環境です。またシーズンを重ねるごとに黒魔、召喚、ピクトの強化が入っています。キャスが強くなることで、近接が範囲で焼かれやすくなります。
そのためヒラキャスを積む構成が強いと考えていました。
事前準備
ジョブ予想
事前に参加者のジョブプールが公開されている大会なので、他チームの構成の予想は立ててありました。チームリーダーたちはランクマで見ているので、その中で出してくるであろうジョブで予想していました。
結果としては1ジョブ程度のズレはあったものの、概ね予想通りのジョブ構成でしたね。ちなみにタンク3枚構成は想定外だったので面白かったですよ。
作戦
まずは開幕です。パライストラ、ヴォルカニック・ハート、東方絡繰御殿の3MAPだけ普段と違う動き方を頼みました。パライストラでは右側のレーンから敵陣側を取る動きをしましたし、東方絡繰御殿では左扉から行きました。結果は個別に後述します。
そして個人的に大事だと思うことで、DPSには「1タゲを追ってください」と伝えておきました。
無称号の方とご一緒して見かける動きとして、追えば倒せる敵を追わないことが挙げられます。追うことで倒せる敵は必ずいるので、事前にDPSの方にはお伝えしました。ちなみにタンクには「死なないで(安全第一で)」と伝えておきました。
タゲ付け傾向
自覚しているのは「ベタ足への優先的なタゲ付け」「LB持ちへのタゲ付け」です。
今回は全チームに竜騎士がいたので、バーストの起点になる竜騎士を先に狙うことが試合全体で多かったです。
1.戦場のティータイム
構成
ナ竜ヴ白機
vs
ガ竜モ白ピ
ナ>竜ヴ>機白で殴りたいとメモに書いてありました。守っていたかと言われると……うーん……。やはり敗因はそれもあるんじゃないか……?
ナイトがいるならモンクを出して牽制しようと思ったのですが、バーストで押しきったほうが良かった気がします。
解説
東方絡繰御殿。
先に言うと己のタゲで味方をダウンさせた回です。
逆に考えればタゲ追従は良かったので、あとは私が味方をダウンさせないタゲ付けをすれば次は勝てると判断しました。
作戦は左扉に全員で入り、出てきた敵を叩くことです。問題は敵がいなかった場合の当たり方を説明していなかったことです。
左扉を使った場合は敵にクリスタルを25%まで進ませて、固まったところをバーストするのが丸いです。
2:10 こちらが先に顔を出したので、セラフで突っ込んでくるだろうという読みで白魔にタゲを付けています。
これを追った味方が結果としてダウンしているのでだめです。シンプルに火力要員の竜騎士、機工を狙うで良かった気がします。
3:05 竜騎士にタゲを付けています。味方が狙われているので、バーストをして火力を抑える目的です。落とせたらそれはそれで良い。
4:12 竜騎士にタゲをつけたままだったのでそのまま追った味方がダウンしています。追わなくていいタゲは消しましょう。
4:25 ヴァイパーにパゲを撃ちたかったのですが誤操作で機工に飛んでいきました。ヴァイパーは蛇麟をしていましたし、機工は浄化を切ってくれたので良しとします。
4:45 ヴァイパーが入り込んできたのでタゲを鳴らして倒しています。ただしここでガンブレが孤立してダウンしており1-1交換となっているので戦況は変わっていません。ヒールを入れられたら違ったかもなあという具合。
5:50 パゲいらないですね。シャッターが飛んでます。
6:53 ファランクスを使われる前にナイトを落としたかったところです。竜騎士がエリクサーを飲んでいたりピクトがダウンしていたりしたので火力が足りませんでした。あとモーターが置いてありましたね。
常に人数不利でしんどい思いをさせた試合だったと思います。絡繰なのもあり一度押されたらしっかり返せないと苦しい試合展開のままになります。
これ以降は開幕は誰にタゲを振るかを事前に伝えたり、どんな風に攻めてほしいかを伝えてあります。
2.Red Arrows
構成
戦竜忍リ白
vs
ガ竜白黒ピ
竜>あとは流れ……とメモしてありました。
とはいえ近接が多いときはその場のノリでタゲを付けることが多いです。
近接4枚だったので、相手がバーストを仕掛けてくるタイミングでこちらもバーストすれば有利が取れると考えていました。
ただし狙われている人の自衛力が試されますし、それ以外の人達がバーストをする技術も必要です。
解説
レッド・サンズ。
9:45 バーストの起点になる竜騎士を狙います。倒せればそれでいいし、倒せずとも相手の火力が落ちるので狙い得。ホリッドが入ったら素直に諦めます。
私が追ったら味方の竜騎士がダウンしました。やらかしポイント。
ということでこちらの打点がなくなりました。味方の竜騎士が復帰するまで戦況を維持します。ここで「下がります!」を鳴らしており、維持する意図を知らせています。通じたかはさておき、味方の竜騎士が復帰するまでこちらのダウンはありませんでした。
10:20 私が一度狙われますが生き延びています。このタイミングでLBが上がるので、エリクサーを飲まずに前線に戻ります。このとき黒魔が狙われていて、スプリントラインに走ってきています。その先にあるキットは私が使ったので、黒魔をヒールするか敵にバーストをしないと黒魔はダウンするしかありません。
このときリーパーにタゲを付けました。LBを持っていて、黒魔を追ってくる可能性が最も高かったからです。そこにパゲを始めとしたバーストをするようにタゲを鳴らしました。エフェクトとしては天竜点睛、ブラックコメットが確認しやすいですね。
これは近接が多い構成の弱点で、狭い場所で範囲技を使われると全員が被弾します。特にスプリントラインは直線なので、パゲがよく刺さる場所です。
ここは黒魔の自衛力、スプリントラインに逃げてくれたこと、味方のガンブレ、竜騎士、ピクトの3人がタゲを信じてバーストしてくれた賜物ですね。パゲは添えるだけ。
11:15 5vs5の当たり合いです。当たる前にピクトのLBを真っ先に置いてくれたので、こちらは相手のLBを軽減できます。スタープリズムで火力も上がっているので攻めの観点でも有利です。もしLBを温存されても、相手がバーストするタイミングをずらしたという成果になるので使った時点で強い行動です。これで相手の90秒をすべていなしています。LBは基本的に先に使ったほうが強いことの表れです。
軽減/火力バフがあるうちに連続剣&シャッターでリーパーと戦士をダウンさせています。タゲ付け自体は戦士に付けました。怒号は絶対吐いてくると予測して、そこにシャッターを落としてもらう算段でした。
ここでセラフとミゼリ、怒号が私に入ったことと、その後雷獣が飛んできていることから、私自身が狙われていると判断しました。1タゲを殴るのが早いとバースト対象がバレやすいです。
そしてウォールオブファット内で軽減をもらいながらシャッターを受け、ケアルガと快気で頑張っている姿が見られます。ピクトの設置したLB範囲には入りましょう。守りにおいて強いです。
12:05 忍者が天誅を始めたので、警戒の意味で付けました。いつもの。
12:30 私はパゲをもらって死にかけています。とはいえ圧をかけているリーパーはバーストをしてこないこと、忍者が戦闘にいないこと、事前にプロテスを付与していたことが重なって生きます。味方の連続剣で近接はクリスタルに近付きにくいので、私はクリスタルに乗っていました。乗らなくてよかったとは思いますが……。
ここで灼熱波の予兆が出ているので、泉のほうへ逃げてバフを持ち帰っています。エリクサーは飲みません。LBを撃ちに前線へ戻りました。
12:44 白魔(ベタ足)が防御したのでタゲを付けてパゲを撃ちに行きます。灼熱波もありバーストがより痛く感じるのでぜひバーストをしたいところです。
ここでパゲの射角の解説をします。灼熱波が始まったものの敵は泉のバフを持っていないので、バフほしさに泉側へ逃げたいと思うはずです。その通り道で待機していると、敵のバーストをもらいかねません。私はエリクサーを飲まないまま、LBを持ったまま前線に戻ったので、狙われる前にLBを撃ちたいです。ということで、白魔が防御している間に自陣寄りの立ち位置まで走っています。距離自衛です。
LBを使ったあとは砂漠の光を拾ってLBを貯めながら敵を殴ります。
13:35 ここでシャッターを持った竜騎士にタゲを付けています。耐えシャッターにさせて、次に入ってくるリーパーにタゲを切り替える算段でした。VCなしで意図を汲み取ってくれたかは不明なのですが結果としていい感じになったので良いものとします。
14:05 白魔と忍者でタゲが迷っていましたが、戦士が戻ってきたので即座にタゲを変えています。怒号を使われると耐久されて面倒だからです。LB持ちを狙うタゲですね。事前のバーストで白魔を下がらせておりヒールが飛んでこないため、戦士としては苦しいです。
14:17 味方のガンブレのMPがありません。防御も使ったので敵は狙ってきます。ガンブレが防御で下がっているところに近付いてきた敵へパゲを刺しています。防御明け待ちをしている敵は隙ができるので、バーストが刺さりやすいです。
14:37 MPがない竜騎士を狙うか次に入ってくる白魔を狙うかの2択です。ホリッドが入っていたものの、こちらの連続剣が回っていたのでそのままタゲを付けていました。しかし竜騎士は倒せないと判断して白魔に付け替えています。結果として白魔のリソースがなくなりダウンに繋がっています。
14:58 LBを持っている忍者につけています。怒号中の戦士は倒せないと判断したのでLB持ちの忍者につけました。天誅を切ったあとは優先度が下がるので、次にLBが上がるリーパーを狙います。
このあたりの私の立ち位置が言及されていたのですが、単純に次に入ってくる奴を殴るための立ち位置です。あと自陣側に陣取っても敵はそちらの方向には逃げませんから、追いの観点からもこの位置にいたほうが都合がいいです。有利時はこの位置取りが有効です。
15:37 忍者を狙っています。クリ下にいる竜騎士に耐えのシャッターを選択させながら、次に入ってくる忍者のリソースを先に削るタゲです。前述したとおり、私がこの位置にいると次に入ってくる敵へのバーストが容易です。結果として竜騎士は耐えのシャッターをして、次にクリスタルに乗るはずの忍者が乗れない状況にしています。
リソース不利の状況を作って試合は終わっています。
3.盞楽
構成
戦モ竜白赤
vs
ガ竜白黒ピ
タゲ傾向は「竜騎士を先に倒す」「戦士はとりあえず殴っておく」でした。
竜騎士は火力としてバーストの起点となりますし、戦士はスタンを絡めたバーストの起点となり得る存在なので、狙って損にはなりません。
解説
レッド・サンズ。
18:30 最初から竜騎士を狙うことは伝えてありました。ハイジャンプで突っ込んできたのでネイチャーを入れてバーストしています。ここで相手の火力要員がいなくなったので、ほぼ同時に狙われていた味方の黒魔も生きています。
18:50 1番前にいた戦士を殴るタゲです。事前に追うように指示していたので竜騎士、ピクトの2人で追っています。えらい。
このあとどこにパゲ撃とうかな~と思っていたら味方の竜騎士にヒールを差し込まずにダウンさせました。急いでモンクにパゲを撃って1-1交換にしてごまかしました。ごめんね。
ちゃんと説明しますと、メテドラ警戒でパゲを撃ちました。
19:40 相手の赤がクリスタルを止めています。えらい。しかしここで味方のガンブレが連続剣を使ったことで、相手にとってはクリスタル維持しにくい状況になっています。よく見るとフィニッシュトリガーが3人に入っていますね。
タゲは戦士です。LBが臨界で、怒号を使われて返されるおそれがあったからです。その後に味方が追ってくれたので戦士はダウンします。
ここでしれっとメテドラをもらっているので私の立ち位置が悪いです。ガンブレが連続剣で敵全体のリソースを削っていなければ私はダウンしていました。距離自衛も兼ねて泉に逃げたあとは、エリクサーを飲まずに前線に戻っています。飲まなくていいのでね。
20:02 ここでピクトLBが置かれたことでこちらは耐久性があります。そして防御したモンクにタゲをつけています。ここで竜騎士を狙ってもシャッターで耐久されると厄介なクリスタル位置(50%未満)なので、敵にリグループ判断をさせるため、人数を減らすためのタゲとなっています。
モンクがダウンしたあとは竜騎士にシャッターを飛ぶかダウンするかの2択を強要させるタゲを付けています。タゲとしてはかなり遠かったのですが、竜騎士と黒魔が殴ってくれたおかげでダウンに繋がっています。
20:20 ここで私のパゲは不要なので反面教師にしてください。味方がしっかり追っているので要りません。
20:53 とりあえず戦士にタゲを付けたものの、やってこないのでどうしようかなとふらついています。ここで赤の沈黙が飛んできて、かつ防御していたのでバーストを鳴らしています。ここで赤を咎められたのは、ガンブレが連続剣でクリスタル維持をしてくれていたからです。その後、予定通り戦士にバーストしています。
21:44 前提として戦士と灼熱波の相性は悪いです。加えてピクトLBで耐久/火力が上がっているため、ヒラのいない状況だと特に苦しいです。耐えの怒号だったとは思いますし現状の怒号は耐久面でも強いです。ヒラがいたらおそらく倒せていないかと。
4.ルフェ海賊団
構成
ナ暗ガ竜リ
vs
ガ竜白黒ピ
全員近接、T3D2です。
予想にない構成でした。タゲ傾向は「火力要員のDPSを通常のバーストで落とす」「LBでタンクを落とす」でした。これの対策があれば、こちらは苦しかったかなと思います。
解説
パライストラ。
開幕は右側のスプリントラインを走っていきました。移動距離は長いですが敵陣側の壁を使えること、そして何よりも相手のラインを崩せることがメリットです。VCもないので体制を整えるのも難しいですし。
ちなみに動画内のフィールドマーカーは事前に準備したものです。アンブラ側でしか準備できなかったのですが運良く使えました。Happy。
24:06 とりあえず最寄りにいたリーパーにタゲを付けています。あくまでも奇襲なので。とはいえバーストを鳴らすタイミングは早すぎましたね。ここで私は一旦下がり、壁を使いながらナイトのインターヴィーンをもらっています。壁を擦ってあるので浄化は不要です。ここで味方がリーパーを倒すまで追ってくれたのでえらいです。
ここで私はガンブレと竜騎士に殴られていますが、キットが湧くタイミングだったのでキット巡礼してクリ下に帰っています。
24:34 竜騎士にタゲ付け。タンクは硬いのでDPSから順に落としていきます。
残ったタンクはMPが少ない順に狙っていきます。パゲが貯まる前にガーディアンが入ったので、パゲが撃てる頃にはバーストが通しやすくなる状況に持ち込みました。
24:51 次狙うべきはリソースを使い切ったナイトか、エリクサーを飲み終わったものの軽減がない暗黒か、MPがないガンブレかで悩んでいます。
このゲームはリソースが潤沢な敵を落とせば有利になるので、MPはあるが軽減のない暗黒にパゲを撃つことにしました。ナイトは忠義の盾で強めの軽減が入っているのでやめました。結果として暗黒を落とせましたね。
25:00 リーパーにタゲを付けました。敵の連続剣を咎めるのもありでしたが、私がパゲを撃った際にリーパーが浄化を使った様子が見えたのでそちらを優先しました。連続剣は迂闊に近づくとリソース不利になりますからね。
25:33 竜騎士にタゲを付けています。一時的な人数有利は作れましたが、敵が復帰して5vs5の状態に戻りつつあります。
LBがまた上がるまではDPSを狙っていきます。ここでもバーストの起点になる竜騎士を警戒します。
ここで竜騎士を落としたおかげで相手のバースト力が落ちているので、私はバーストをもらっても生き延びています。ただLBがあったらダウンしていた可能性もあります。
25:55 相手のLBターンです。ここでLBを温存してほしいという指示は出せないのでフリースタイルです。軽減目的でピクトLBは出して良いです。パゲは要らなかった気がします。圧をかけるためと言えば聞こえは良いですが、普通のバーストで十分だったような。
ここで相手はLBを4枚使いました。守りのLBとしてのファランクスとイーブンタイド(おそらく耐久で使ったと思われるので守りに分類)、攻めのLBである連続剣とレムールです。それをピクトLBでいなしています。
加えてクリスタルの位置はこちらが有利です。相手に少し押させた進行度約25%――キットのある階段下はこちら側が壁を使えるので、クリスタル維持がしやすいです。
ピクトのスタープリズムで火力が上がっているので、ここではガンブレを狙っています。
その後はLBターンで先にリソースを使っていた暗黒にタゲを付けています。このとき連続剣のデバフがスタックしているのはナイトと暗黒です。ナイトは防御を使って下がっていることに加え、ホーリーシェルトロンの有無が判断できなかったのでタゲ付けは避けました。
26:27 ここでリソースがないナイトにタゲを付けましたが、忠義の盾で軽減が入っていることとシャッターが飛んできたことから諦めます。
ここのシャッターで防御は使わなくて良かったのですが、リーパーが防御とブリンクを使ったことを確認する時間が作れました。もしヘルズゲートを使われても追って倒せると判断しました。ということでリーパーにタゲを付けています。
26:45 竜騎士にタゲを付けています。ソルトアースで吸われたことで味方のガンブレ、竜騎士、私(白魔)は追えませんでしたが、離れていた黒魔とピクトが追いかけてくれました。実はソルトアースで3人吸われた時点で倒せないかなと思ってタゲを外してました。味方がえらかった。ソルトもまたえらいものでした。
27:05 パゲがあるのでタンクを狙うターンです。ソルトアースと防御を使い切った暗黒を狙っています。
ここでパゲの説明をします。スプリントラインの外側に体を擦り付けて、暗黒と距離を取って撃ちます。すると射線上に他の誰かが居ることがあります。複数人をパゲに巻き込みたいときはメインターゲットから距離を置くと他の敵を巻き込みやすいです。ということでクリ下の暗黒と、クリスタルから少し離れていたナイトとガンブレの3人にパゲが入りました。
パゲのあとにピクトのマディーン(実質パゲ)が入っているので火力漬け、スタン漬けになっています。
27:36 5vs5の当たり合いです。相手はLBが2枚あります。フリーでLBを使われると厄介なリーパーにタゲをつけています。
ソルトで吸われたので自衛に意識を割いたら味方のガンブレにヒールを入れ損ねました。己が愚か。
流れで私は狙われていますが、味方に入れ損ねたヒールを自分に使って耐えています。ここでパゲが上がりそうなのとMPが5000もあるのでエリクサーは飲みません。
28:05 パゲをクリ下に撃ちます。このときガンブレへ先にネイチャーを入れてしまったので浄化と防御をされましたが、クリ下を通過するようにパゲを撃ったので暗黒が巻き込まれました。
その後ファランクスで耐久されたのでとりあえずDPSを小突いています。
ここでしれっとシャッターを顔面受けした白魔道士とかいうジョブがいます。被ダメを盛っただけです。お詫びにエリクサーを飲まずに戦闘に参加しています。真面目な話をすると人数差ができたことで相手の火力がないので、MPは自然回復で賄えると判断しています。MPがないからかたまにガンブレに小突かれていますが、戦闘に関与し続けます。
29:05 パゲの時間です。OTに入ったので「次にクリスタルに乗ってくる敵にバーストする」ことが刺さりやすくなります。
ここでは次にクリスタルに入ってきそうな竜騎士にタゲをつけています。前述したとおり、パゲはスプリントラインの外側から撃ちます。直線範囲の技すべてに通ずることなので覚えると◎。
クリ下に入ったタイミングでパゲを撃ったので、ガンブレがパゲに巻き込まれています。そのままシャッターが落ちてきている具合です。
余談ですがこの回は味方の中で被ダメ1位です。シャッター顔面受けしたから……。
おわりに
以上が「ウールオド」全試合の解説になります。
おそらく私のタゲ付けの傾向が見えてくると思います。こんな風に戦況を見ているよ、という一例です。
クリコンのタゲ付けとしては「火力の出るジョブを狙う」「LB持ちを狙う」「リソースのない敵を狙う」「敵の動きを予測してバーストする」あたりが基本になると思います。立ち位置が甘いとかは一旦置いておいて。
このことから「LBがあるから狙われる」「リソースがないから前に出たら危ないかも」「クリスタルに乗りたいけどそこを狙われる可能性がある」という意識を持つことができるとも言えます。
PvPである以上、まったく同じ状況が再現されることはないです。それでも可能性を考慮できることで拾える勝利があります。
今後タゲ付けをするときの参考になれば良いですし、己が対面のターゲッターにどう見られているかを考える機会になれば幸いです。
改めまして、大会お疲れ様でした。大会に参加された方々の今後の活躍を期待しております。
ちなみにスーパースプリントが付与されるあのエリアのことをスプリントレーンだと思っていたのですが、正式には「スプリントライン」だそうです。この記事を書いている間に知りました。知識としてお持ち帰りください。


コメント