鹿児島県の錦江町社会福祉協議会は15日、元職員の男性が在職中に計約3470万円を横領していたと明らかにした。男性は「金融投資に使った」と話しているという。
協議会によると、会計業務を担当していた男性は、協議会に金融機関の口座の管理を任せていた人の口座から約270万円を引き出し横領したとして、令和6年3月に懲戒解雇された。その後の調査で、協議会の口座からも複数回にわたり計約3200万円を横領していたことが分かった。
男性は既に約1千万円を返済している。協議会は、9年3月までに完済されなければ刑事告訴する方針。