この夏、最強CM説?シーフードヌードル新CMで、吉田沙保里がイカ風船割りに挑む

日清食品は、7月9日にカップヌードルの新CM「夏夏SEAFOOD篇」のオンエアを開始、公式YouTubeで公開した。

夏の海辺で、イカの風船割りに挑むアイドルグループCANDY TUNEのメンバー。しかし、叩いても叩いても、イカはその手を跳ね返す。そこに現れたのが、女子レスリング金メダリストの吉田沙保里さん。彼女たちを押しのけて、イカ風船をものすごいスピードで次々と割っていく。そして最後に一言、「カップヌードル大好き!」。

「夏夏SEAFOOD篇」

公開直後から、SNSでは「このCM好き」「吉田沙保里さん、最高」など、賞賛の声が挙がっている本CM、「『夏はシーフード』というイメージの認知をさらに上げるべく、『夏こそうまい!シーフード』をストレートに伝えるCMを作りたいというオリエンでした」と、企画を手がけた森昭太氏は話す。

「CMを見た人が夏を感じてシーフードを食べたくなる『夏らしい爽快なCM』にしようと考えました。そこでまず見ているだけで爽快な映像はないかを探し、自身が昔から好きだった『吉田沙保里さんのスイカ割り』の映像が思い浮かびました。『スイカ』という言葉の中に『イカ』も入っていますし」

「その映像にどんな音楽をかけ算しようかと探していたところ、日清食品ホールディングス宣伝部の方からCANDY TUNEさんの『倍倍FIGHT』はどうかとアイデアをいただきまして、その2つを合わせてみたところ、見ても爽快、聞いても爽快な夏にぴったりな映像になりました」

当初は、吉田さんだけの出演を想定していたが、吉田さんの動きのキレを最大限引き出すには比較となる女性がいた方がいいのではと考え、CANDY TUNEに出演を打診したという。

CM内で吉田さんやCANDY TUNEのメンバーが割ろうとしているイカの風船は、実はCGでできている。

「あのイカ風船のデザインはかなりこだわりました。あまりシュッとしすぎていると風船に見えないのでフォルムを少し丸くしていたり、目の大きさや形、足の形状も何十タイプもデザインを作って検証し、かわいくなりすぎず、気持ち悪く見えないデザインを目指しました。ちなみに割れた瞬間にイカの目のパーツだけ飛んでいくのは監督のアイデアです」

公開から2日で、Xでは公式・転載含めると25万以上のいいねを記録、「吉田沙保里」やCANDY TUNEのメンバーの名前もトレンド入りした。「めちゃくちゃおもしろい」「CMを見て食べたくなった」というCMに関するコメントだけではなく、「吉田沙保里さんが来た時の安心感ヤバい」という吉田さんへのコメントや「吉田沙保里にタックルされても無傷だと。何者だ。」というCANDY TUNEの立花琴未さんへのコメントも多数投稿されていた。

「吉田さんは一定の速度でブレずに風船割り続けていて、さすが吉田さん!という感じでした。そして、個人的にはいつも結構時間をかけて書いている公式YouTubeの概要欄が、今回プチバズしていて嬉しかったです」と、森氏。

吉田さんのSNSにもCM出演について投稿があり、Xでは8.1万のインプレッション数を得ている。

スタッフリスト

企画制作 電通Creative KANSAI、ソーダコミュニケーションズ
CD、企画、C 森昭太
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企画、C 福田晴久
AD、企画 小路翼
CPr 福島隆雄
Pr 橘慎哉
PM 佐藤里映
演出 渋江修平
撮影 田嶌誠
証明 前島祐樹
美術 松永桂子
造形 小松義夫
クッキング 荷見綾
ST 平野真智子(吉田沙保里)、吉田梨恵(CANDY TUNE)
HM 高梨祐子(吉田沙保里)、小野紗友美(CANDY TUNE)
編集 市原賢治(オフライン)、須藤公平(オンライン)
ミキサー 加藤宇騎
CG 貞原能文
音楽 内山雄介
AE 小林大、傍島篤夫、卯木剛、押田竜馬
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