鉄道の博物館で夏休みの子どもたちが学芸員の仕事を体験 東京

夏休みの子どもたちが鉄道の博物館で学芸員の仕事を体験する催しが東京 墨田区で開かれました。

これは夏休みの小学生の自由研究に役立ててもらおうと、実物の鉄道の車両などを展示している、墨田区の東武鉄道の博物館で初めて開かれ、小学生20人余りが参加しました。

はじめに学芸員から昭和を中心にかつて活躍した特急列車のヘッドマークのほか、80年余り前に使われていた古い切符など貴重な資料が紹介され、子どもたちはヘッドマークを持ち上げたり虫眼鏡で観察したりしていました。

また、ふだん学芸員が行っている博物館だよりの記事の制作にも挑戦しました。

子どもたちは展示されている蒸気機関車や昔の車両などを写真に収めたあと、博物館の見どころを伝える文章を考えたり、表紙に写真を貼り付けたりしていました。

完成した博物館だよりは来月から、この博物館で展示されるということです。

東京 文京区の小学5年生の女の子は「今の電車と違うレトロな感じがおもしろいと思い、昔の電車を撮影しました。学芸員の人が私たちが楽しめるよう努力していることがわかり、うれしかったです」と話していました。

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