goo blog サービス終了のお知らせ 

ベンガルのうた・内山眞理子 

内山眞理子の「ベンガルのうた」にようこそ。ここはエクタラ(歌びとバウルの一弦楽器)のひびく庭。どうぞ遊びにきてください。

コルチャック先生とタゴールの戯曲『郵便局』

2018-06-06 | Weblog

 

 

コルチャック先生とタゴール『郵便局』


コルチャック先生ことヤヌシュ・コルチャック(1878-1942)は、ポーランドのユダヤ人、医者で教育者として知られます。

ワルシャワに、戦争孤児たちを受け入れる寄宿学校をつくりました。

コルチャックがその生涯をつうじて、子供たちをどう愛したのか・・・

それを知るてがかりの一つとして、タゴールの戯曲『郵便局』があると思います。

1942年7月18日に、寄宿学校の子供たちが『郵便局』を上演しました。

当時、タゴールの作品はナチスの検閲で禁じられていましたが、コルチャックは敢えてそれをえらびました。

これは、コルチャック先生の子供たちへの贈り物だったのです。

 

では、岩波ジュニア新書『コルチャック先生』から引用させていただきます。

 

岩波ジュニア新書

『コルチャック先生』

近藤康子著

 

一時間の美しい物語を上演します。

一人の思想家、詩人がきっと崇高な魂の

感動を与えてくれるでしょう。

ご参加をお待ちいたします。

開演 1942年7月18日、土曜日

午後4時30分

孤児院長 ゴールドシュミット

J. コルチャック


これが、このときの招待状です。

「一人の思想家、詩人」とは、もちろんタゴールのことですね。

 

同書「第6章ワルシャワ・ゲットー」にはコルチャックの最後の日記があります。

日記最後の日付は8月4日。8月5日か6日に、コルチャックは子供たちとともに

死の収容所トレブリンカへ移送されました。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
« いのちのつとめは タゴール | トップ | ワイダ監督の映画『コルチャ... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事