プロ野球ヤクルトの古田敦也氏が選手兼任監督時代に「代打、オレ」と審判に告げて打席に立っていたことを思い出した。その半世紀前にミスタータイガースと呼ばれた藤村富美男選手兼任監督が「代打、ワシや」と登場し、逆転サヨナラ満塁本塁打を打ったことを知った。
石破茂首相の「続投」方針に対して「スリーアウト、チェンジ」という批判や交代論は定着しているが、事態は長引いている。「次は自分だ」と名乗りを上げる人物が登場しないこともその一因である。
大型選挙3連敗を考えれば、石破首相の退陣は常識的なことなのに、世論調査では「退陣すべきだ」と「退陣しなくてもよい」が拮抗(きっこう)する数字が出たりもしている。同情論も一部あるだろうが、それに加え、退陣で問題が解決するわけではあるまいと、静観する向きが少なくないことも影響していよう。