甲子園出場辞退の広陵、PL学園の教訓生かせず 不祥事の代償大きく
1月の部内暴力への批判が高まり、全国高校野球選手権大会に出場していた広陵(広島)が2回戦から出場を辞退した。同校は当該事案を日本高野連に報告し、3月に厳重注意を受けていた。にもかかわらず出場辞退に至ったのは、スポーツ界から根絶されない暴力やいじめに対する社会の目が厳しくなっていることを物語っている。
今回の事案がSNSで拡散した最大の要因は、学校が日本高野連に報告した暴力行為の内容と、被害者側が...
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(更新)- 為末大元陸上選手/Deportare Partners代表ひとこと解説
日本の部活は、学校とスポーツクラブが同じであるために、例えばこの野球部の文化に合わないので別の野球部に行きたいと言った場合、転校しなければならなくなります。競技によっては出場停止期間も課されるので実際にはできません。また、少子化で学校が知名度を高めるために部活の依存度が大きくなっており、強い部活動に口を出しにくくなっています。さらに大学のスポーツ推薦での進学が部活動の成績に影響され、レギュラーになれるかどうかは監督の権限なので、強い統治体制が生まれます。かつ他の部員も推薦があるので出場停止は避けたい。結果として、生徒が逃げられず、事実を隠蔽するインセンティブが働きます。
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(更新) - 中空麻奈BNPパリバ証券 グローバルマーケット統括本部 副会長ひとこと解説
長年クレジットリサーチをしてきた。そもそも起こさないべきだが、それでも生じるクレジットイベントに、一番気をつけなければならないのは初動である。事実把握をできるだけ早く正確に行い、どう対応するべきかの程度を間違いなきように判断する。例えば事故で人が死んだりすれば最上級の対応が必要となるなど、全体のレベル感をどう把握するかが大事だ。それを見誤り、都度都度の対応に終わるのが一番ダメで、却って風評被害を大きくしてしまう。後から次々事実が明るみに出ると印象が悪すぎるし、更にSNSなどが助長してしまう。今回も同じ。初動を間違えたことが、沢山の若者達に傷跡を残す結果を招いたことは大人が反省すべき点である。
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