「キリ新」電子版 2025年3月11日付(メルマガ 第237号)
14年目の「3.11」を迎えました。阪神・淡路大震災からは30年の節目です。能登半島の復旧もままならない中、岩手県大船渡市では大規模な森林火災も発生し、甚大な被害をもたらしています。予測のつかない天災から暮らしを守り、二次的な人災を防ぐための政治が求められています。今回も最後までお付き合いください。
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■ 最新号の紙面から
▼問題提起から7年 小柳敦史氏に聞く〝中途半端な幕引き〟
深井智朗氏研究不正問題
https://www.kirishin.com/2025/03/07/71850/
▼ロシアのウクライナ侵攻3年
諸教派が改めて停戦を呼び掛け
https://www.kirishin.com/2025/03/06/71810/
▼【訃報】マーティン・E・マーティーさん
(米神学者、宗教史家)
https://www.kirishin.com/2025/02/28/71744/
▼米福音派の名門ウィートン大学で物議
卒業生ラッセル・ボート氏の予算局長就任めぐり
https://www.kirishin.com/2025/02/25/71674/
▼性暴力被害者の尊厳回復願い
日基教団西中国教区が声明
https://www.kirishin.com/2025/03/06/71795/
▼【映画評】重力に逆らうマイノリティ
『ウィキッド ふたりの魔女』
https://www.kirishin.com/2025/02/26/71721/
▼【宗教リテラシー向上委員会】
「自分を語って、仏教を伝える」向井真人
https://www.kirishin.com/2025/03/06/71802/
■ web速報
▼アメリカン・ボード諸学校の歴史と特質
9校について研究者が語り合う
https://www.kirishin.com/2025/03/04/71785/
アメリカン・ボードやその関係者らにより明治期に創設された九つの学校の歴史と特質を振り返る講演会「アメリカン・ボードと日本のキリスト教主義学校――神戸女学院・同志社創立150周年を記念して」が2月18日、同志社礼拝堂(京都市上京区)を会場に開催され、会場とオンライン配信あわせて約190人が参加した。
▼【書評】『言問橋の星の下で 北原怜子と蟻の街』澤田愛子
https://www.kirishin.com/book/71680/
2015年、ローマ教皇庁(バチカン)列聖省により「尊者」として認定された北原怜子(さとこ)の生涯を詳らかに描いた評伝が刊行された。著者は、生命倫理やホロコースト、終末期ケアなどを研究、教授してきた学術研究者。綿密に資料を検証し、可能な限り正確に記述しながらも、彼女の内面や信仰にも重点が置かれている。
■ 告知情報
▼【新刊】『生涯現役が贈る人生の道標』島田 恒
https://www.kirishin.com/book/71871/
明日なにをすべきか――ドラッカーをはじめ歴代の経営者・実業人に学んだ著者が、折々の社会・経済を見据えた幅広い実践をふまえ、後進に託す珠玉のメッセージ。
「目を見張ることができたわけではなく、大金を稼いだ、大事業を起こしたという訳でもなかったが、若いときから人生の意味を問い、『人間とは何か』『人間は――そして私は――どう生きるべきか』『社会とは何か』『社会はどうあるべきか』などの思いを持ち続けてきた。その思いを切らさないようにしつつ、フツウに大学を卒業し、フツウに20年余企業で働いた歩みであった。しかしそれがかえってフツウの方々にも共感いただけることがあるのではないか、そして思い切って転身し研究・教育・実践に舵を切った経験も、少しワクワク感をもって一緒に共有できるのではないかと新著上梓を思い立った」(「はじめに」より)
▼島田 恒(しまだ・ひさし)
1939年兵庫県生まれ。神戸大学経済学部卒業。(株)クラレ入社して営業部長。退社してコンサル業設立。龍谷大学経営学部教授、関西学院大学神学部客員講師として教鞭をとる。経営学博士。日本YMCA 同盟、日本キリスト教海外医療協力会、ホスピス財団などの非営利組織役員を歴任。著書に『日本的経営の再出発』(同友館)『非営利組織研究』(文真堂)、『NPO という生き方』(PHP 新書)、『働き盛りのNPO -ドラッカーに学ぶ真の豊かさ』(東洋経済新報社)ほか多数。共著に『教会のマネジメント』(キリスト新聞社)。
▼【新刊】『二一世紀の友に贈る平和へのメッセージ』深谷松男
https://www.kirishin.com/book/71600/
「戦争を起こさない世界を作れるか」――長年法学研究に取り組み、キリスト教教育に携わってきた著者が、神から信託された人生を振り返り、平和への想いを次世代に託す。
「私たちは、今日のような時代においてこそ、日本国憲法を、心を込めて注意深く読まなければなりません。その一字一句をも見逃さずに丁寧に読み、その根底にある考え方をしっかりと把握していなければなりません。その上で平和を目指す姿勢を国民の間に確立する。そこではじめて憲法改正なども論じ得ると理解すべきものなのです。私たち一人一人の人生が懸かっているのです。自分と自分の家族の平和な生活が懸かっているのです。」(本文より)
▼深谷松男(ふかや・まつお)
1933年、福島県に出生。1953年、日本基督教団福島伊達教会にて受洗。1956年、東北大学法学部卒業。金沢大学教授(1975~1999年)として民法の研究と教育に従事した後、宮城学院長(1999~2009年)としてキリスト教教育に携わる。日本基督教団金沢教会と同仙台広瀬河畔教会で通算60余年、長老を務める。日本基督教団常議員、東京神学大学常務理事等を歴任。現在 金沢大学名誉教授、宮城学院名誉理事。
▼【新刊】関西学院大学神学部ブックレット17
『明日の地域と教会』 関西学院大学神学部 編
https://www.kirishin.com/book/71243/
コロナ禍は、21世紀にますます深刻化する高齢化と少子化、経済格差と貧困、地域コミュニティの崩壊と人々の孤立や不安といった社会の諸問題をよりいっそう浮き彫りにした。これらの問題は、地域により具体的な様相は異なるが、地域の中にある教会が直面している課題でもある。地域と共に歩む中で、教派を問わず、教会間の連携や合同、地域との連携等が模索されているが、本書では、神学的な視点、個々の教会の現場の視点、そしてエキュメニカルな意見交換を通して地域における教会の課題をさまざまな角度から捉え、明日の地域と教会についてともに考える。
【目次】
・神学講演「コリント教会の会食問題と地域社会」(淺野淳博/関西学院大学神学部教授)
・神学講演「明日の地域と教会――現代宣教学の視点から」(橋本祐樹/関西学院大学神学部准教授)
・招待講演「明日の地域と教会――多摩地域の事例から」(大石周平/日本キリスト教会多摩地域教会牧師)
▼統合ではなく対等な合併という第三の道 大石周平(日本キリスト教会多摩地域教会牧師)
https://youtu.be/mHacY7IOb8U?si=4yHNdSeHbjOT4hDO
▼モデルなんてない? 地域の特性生かした連携 大石周平(日本キリスト教会多摩地域教会牧師)
https://youtu.be/2Ab0SDaNlHY?si=cxAsUVI0U7zHzwDg
・パネルディスカッション
現場報告「大阪城北協会の現場から」(東島美穂/日本基督教団大阪城北教会牧師)
「広島流川教会の現場から」(向井希夫/日本基督教団広島流川教会牧師)
「香櫨園教会の現場から」(宮本幸男/日本基督教団香櫨園教会牧師)
・ディスカッション(東島美穂、向井希夫、宮本幸男、小田部進一/関西学院大学神学部教授、橋本祐樹、森本典子/関西学院大学神学部専任講師)
▼「東方の3おじさんラジオ」として音声配信をスタート
https://voicy.jp/channel/820833
音声メディア「Voicy」での配信を「東方の3おじさん」として始めることになりました。当面は特に配信頻度を決めずにアップしていく予定です。YouTubeチャンネルと合わせてよろしくお願いいたします。
作家の清涼院流水さん(カトリック)と上馬キリスト教会Twitter部「まじめ担当」のMAROさん(プロテスタント・福音派)、キリスト教の業界紙「キリスト新聞」の編集長である松谷信司(プロテスタント・リベラル派)の3人で立ち上げたYouTubeチャンネル「東方の3おじさん」のラジオ版。キリスト教の信者数1%未満ながら、ドラクエ、エヴァ、聖☆おにいさん、パズドラなど、あらゆるサブカルコンテンツの中にさまざまな形で神々や宗教が浸透している日本において、より「ゆるく」「親しみやすく」「わかりやすく」解説する内容をお届けしたいと思います。
▼【カトおじ×リベおじ】
㊗ 登録者300達成記念コラボ配信
https://voicy.jp/channel/820833/6508474
▼「カトリック新聞」休刊で4月からどうなる?
https://voicy.jp/channel/820833/6492649
▼牧師の育休はアリですか?
https://voicy.jp/channel/820833/6487037
▼芥川賞受賞『ゲーテはすべてを言った』鈴木結生さんに取材
https://voicy.jp/channel/820833/6449752
▼「賀川豊彦オンライン資料集」申込受付中
https://kagawa-doc.net/
キリスト新聞社は賀川豊彦記念松沢資料館の協力により、賀川豊彦が執筆した書籍、コラム、その他関連資料を網羅した「賀川豊彦オンライン資料集」を共同開発し、公開中。賀川が実践していた社会事業などに関する学術研究の進展へ貢献すること、また多くの方々に賀川豊彦の業績への理解を深めていただくことを目的としています。
▼利用方法と利用額
① 下記フォームからお申込みください。お振込み先情報など詳細をメールでお知らせします。
https://kagawa-doc.net/#form
② 指定口座への振込を確認後、IDとパスワードを発行し、URLと共にお知らせします。
③ URLにアクセスし、ログインのうえ、10月3日からご利用いただけます。
法人/団体(大学図書館、研究機関等) 年額50,000円(税別) ※同時アクセス制限:3
個人 年額10,000円(税別) ※同時アクセス制限:1
▼松谷編集長の出演情報・講演実績をまとめました。講演のご依頼は shinkichi1109@gmail.com まで。
http://www.kirishin.com/2019/09/18/29392/
▼講演後の質疑応答まとめ
https://youtube.com/playlist?list=PLIu-pTftRZuaz1CdKexSFfpd97RqF5ffm&si=CO0xCybbimMn99O_
▼いのちのことば社「ぶんでんチャンネル」による密着取材
https://youtu.be/-mdSXe9XMSg
▼「ざっくり読み解くキリスト教」連続公開ゼミ
https://youtube.com/playlist?list=PLIu-pTftRZuZJt3nHIFM1uryyhg3WRwaA&si=fZ6_E9kRilsh5ScN
▼その他のメディア掲載記事については以下↓
共同通信「ときを結ぶ」 紙面刷新も精神は生きる https://bit.ly/38HEGrE
朝日新聞 銃撃2年、寝た子を起こしたくない宗教界 キリスト新聞編集長の懸念 https://bit.ly/4cM3n6I
弁護士ドットコム カルトではない「宗教2世」が抱える困難と思い https://www.bengo4.com/c_18/n_16456/
withnews 宗教っているの?自分探し中の僧侶と、サブカルなキリスト教徒が激論 https://bit.ly/2UnoyHh
BLOGOS 隠れオタクに届け…、元マンガ家志望の社長が語るアツい思い https://bit.ly/3E6fugw
Youtube 「What Being a Christian Is Like In Japan」 https://youtu.be/PLvWDYb2ORI
日刊サイゾー 「プリキュアにはかなわない」という現実を超えて https://bit.ly/3EbxJ4t
編集長ブログ(旧Twitterまとめ) http://macchan1109.livedoor.blog/
■「論壇2.0」/編集後記
▼「論壇2.0」 齋藤麻実(日本基督教団牧師)
一方的ではない「関係性」
私の所属する日本基督教団旭川星光伝道所では、9月から12月にかけて大規模な改修工事を行った。工事を担ってくださった業者のみなさんの「クリスマスは教会で礼拝できるように……」というご配慮によって、予定よりも早く12月19日に無事に引き渡しとなった。21日の夕方にはキャンドル礼拝が予定されており、それまでに旧牧師館に入れていた荷物を礼拝堂に戻し、何とか礼拝ができる状態にしなければならない。16人とはいえ、その大半が高齢者である。さて、どうやって物を運ぶのか。頭を悩ませていた時、いつも遊びに来ている中学生から「いつから教会で遊べるのか?」と連絡があった。「21日に礼拝できるように物を運ばなければいけないので、その後しか遊べない」と返信したところ、「教会のじいちゃん、ばあちゃんたちで物運べないっしょ! 手伝うわ!」と連絡があった。
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