日中韓農相、コロナ禍を挟んで7年ぶり会合 小泉進次郎農水相、個別会談も

韓国のコメ農家を視察後、記者団の取材に応じる小泉進次郎農林水産相=10日午後、韓国北部・坡州市(竹之内秀介撮影)
韓国のコメ農家を視察後、記者団の取材に応じる小泉進次郎農林水産相=10日午後、韓国北部・坡州市(竹之内秀介撮影)

日中韓3カ国の農相が11日、ソウル近郊の仁川で会合を開いた。日本からは小泉進次郎農水相が出席。新型コロナウイルス禍を挟んで7年ぶりの開催となり、空白期間が生じた協力関係の再構築を模索。小泉氏は会合に合わせて韓国外相らとも個別に会談し、韓国による日本産水産物の輸入停止措置の解除を求める。

3カ国の農相会合は2018年11月の北京での開催以来で、4回目。気候変動や農村地域の活性化といった共通の課題が議題となった。中国から韓俊農業農村相、韓国は宋美玲農林畜産食品相が出席した。

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